【後編】入園を前にOKだったはずの“手作り”の手提げ袋がNGに……これって普通のこと!?
プレ幼稚園に通っているときには「手作りOK」と言われていた子どもの手提げ袋。せっかく作ったにもかかわらず、入園を前に先生から「みなさんが手作りできるわけではないので、もう少し簡単なものに変えてほしい」と言われてしまいました。たしかに“郷に入っては郷に従え”という言葉があるとおり、その幼稚園に入りたいのなら従うべきなのかもしれません。しかしモヤモヤした気持ちは残ってしまいますよね。
園の先生にどこまでがOKで、どこまでがNGか確認してみては?
園や学校などは、生徒や保護者の様子にあわせて禁止事項が増えることもあります。今後も相談者さんが手作り品を作りたいと思っているのなら、「手作り自体はOKなのか」「どこまで可能でどこからダメなのか」など、あらかじめきちんと先生に確認をとることをお勧めします。
『それなら弁当だってそうなるよね。キャラ弁禁止、あまりかわいくしたらダメ、みたいなさ。「手提げ、華美な装飾はダメなんですか?」って担任に聞きなよ。納得いかないね(笑)』
『何がダメだったのかを聞いてみたら? あまり派手なものは禁止、アップリケはひとつまでとかルールがあったのかもしれないし』
『先生って園長? そうじゃないなら、園長に規定とデザインを確認する。その先生が変なだけかもよ』
また同じようにモヤモヤしないためにも、せっかく作ったものが使えない事態はなるべく避けたいもの。とりあえずは、“今現在のルール”を細かいところまで把握しておきましょう。そうすることで今後始まる幼稚園生活が、少しでも快適にすごせるのかもしれませんよ。
もしこだわりがあるのなら「自分たちに合った幼稚園選び」をするのも選択のひとつ
『一部の保護者が入れたクレームなんだろうけれど、その要求をおかしいとも思わず相談者さんに伝える園も、母親の手作りにクレーム入れるような保護者がいることも含めて、入園を考え直したくなるね』
『園と合わなそうだね。別の園に行けたらいいけれど。うちの園は厳しかったから、キャラクターを上履きとかに描くのもダメだったよ』
『その幼稚園合わないと思うから変えたほうがいいと思う。今「あれ?」ってことがあると、これから3年間「あれ?」ってことばかりだと思う』
子どもに手作りの物を作ってあげたい、キャラ弁を作ってあげたいという気持ちの強い人が、「既製品のみ、キャラ弁禁止」の幼稚園を選ぶと、理想と現実のあいだで苦悩することになります。反対に仕事が忙しく冷凍食品でお弁当を作りたいと考えている人は、「冷凍食品NG」のルールがある幼稚園に入園してしまうと、非常に苦労する羽目になることもあるでしょう。「せっかくプレ幼稚園に通っているのに」と思うところもあるのかもしれませんが、もし相談者さんにどうしても納得できないところがあるのなら、他の園を探すのもひとつの手です。
幼稚園は子どもに合う合わないで決めることも大切ですが、保護者に合う合わないで考えるのもきっと重要なこと。自分と子どもがストレスなく通えるように、「今の問題」「今後の問題」を整理して、総合的な判断で幼稚園を選んでくださいね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・水戸さゆこ
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