「男の子の育児に疲れた」と悩むママ。子育てに男女の違いはある?
最近では男女分け隔てのない子育てを意識しているママも多いのではないでしょうか。一方、幼少期から男女には性差や体力差があるので、男の子の子育てと女の子の子育てはさまざまな点で違いが出てくるかもしれません。ママスタコミュニティには、息子さんの子育てについて悩むママからこんな投稿が。
『男の子育児、楽しいですか? 私は疲れました。楽しめない、疲れるだけ、嫌になる。異性の育児って難しい』
投稿者さんの息子さんは5歳と0歳で、とても活発で家の中で走り回ったり危険なことをしたりするために目が離せないのだとか。投稿者さんは“男の子”の育て方に漠然と悩んでいる様子です。これに対して、同じように息子を育てる先輩ママからはどのような意見が寄せられたのでしょうか。
「男の子のほうが可愛い!」と感じるママも
『うちは息子たちのほうが単純で楽ちんだよ。娘は拗ねるし、自分の思い通りにならないともう大変』
『男の子って可愛くてたまんない! 「俺」とか言うくせにママがいないとダメダメ。娘は精神的に大変しかなかった。3歳からは口が達者でませてきたから』
『もうすぐ4歳になる男の子がいるけどすごく大変な時期が終わりつつあり、めちゃめちゃ可愛い。8歳の女の子もいるけど、だんだん生意気になりつつあって、今はそちらが大変』
もちろん性別で一括りにすることはよくありませんが、男の子と女の子それぞれを育てているママからは「むしろ男の子のほうが可愛い」という意見もありました。やんちゃで活発だと手はかかるものの、その分母性本能がくすぐられるママは少なくないようです。
子育ての大変さに性別は関係ない
『性別って関係ないよ、その子の気質』
『女の子でも危険なことはするし、走り回るよ。少なくともうちの娘はそう』
『「異性だから大変」というのは、勝手な思い込み』
『男の子しかいないから女の子が楽そうに見えるかも知れないけど、どちらも大変でどちらも楽しいよ』
『男女の双子を育ててるけど娘は戦いごっこが好きで、息子はおままごとやブロックが好きだよ』
その一方で、「男女の違いはない!」ときっぱりと断言するママも少なくありませんでした。一般的に「男の子=やんちゃ、女の子=大人しい」というイメージを抱いてしまいがちですが、その逆のパターンを経験しているママも。男の子だから大変だとネガティブになるのは、単なる先入観では? というアドバイスも寄せられていました。
『3歳の男の子がいるけど、大変でも可愛い。自分自身がサバサバした性格だから合うのかな』
『私が男兄弟の中で育ったので特に抵抗なし。毎日楽しい』
『姉妹で育った人は男の子の生体を知らなくて戸惑っている人が多い印象。私は兄がいたから、そんなもんかな~って感じ』
筆者も第1子が男の子でしたが、自身が三姉妹かつ女子高育ちだったために当初は戸惑いや不安が大きかった記憶があります。投稿者さんが悩む原因もそもそも子どもが男の子か女の子かという問題ではなく、ママと子どもの相性やママ自身が育った環境も影響しているかもしれませんね。
ママの気持ち次第で大変さも変わってくる
『ないものねだりだね』
『育児は大変だけど楽しいこともたくさんある。これは子どもの性別に関係ないし、母親の気持ち次第でも変わってくるよ。他人なら「ヤンチャで嫌な子」で終わるけど、母親なら「ヤンチャだけど優しいところもある」っていいところもたくさん見つけられる』
また、投稿者さんの5歳と0歳のお子さんはどちらも男の子。女の子を育てたことがないために、子育てが辛いと感じた際に「女の子なら楽だったはず」と思い込んでしまっている可能性もあります。子育てはとにかく大変な部分もあります。子育てに疲れたり悩んだりしてしまう理由を子どもの性別が原因だと結論づけるのは、少し早合点かもしれません。投稿者さんも周囲の人やサービスに頼るなどして子育てそのものに余裕を持つことで、性別に関係なく息子さんのいい部分を見つけていけるといいですね。
文・AKI 編集・山内ウェンディ イラスト・193
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