男の子ママたちに質問!ひな祭りには何かしている?特別なことはしないもの?
3月3日は桃の節句。ひな人形を飾って女の子の成長と幸せを願うご家庭も多いのではないでしょうか。ちらし寿司や甘酒、ひし餅など、ひな祭りらしいメニューをたくさん並べればパーティーもできそうです。しかし子どもに女の子がいない場合、ママたちは3月3日をどう過ごしているのでしょう?
『男の子しかいない家はひな祭り、どうしているんですか?』
男の子だけのご家庭の場合、女の子のための行事は自分たちには関係ない……などと思うものなのでしょうか? ママスタコミュニティに集まった男の子ママさんたちのひな祭り事情をのぞいてみましょう。
特別なことはしない。お菓子を食べるくらい
ひな祭りに思い入れはないので、3月3日は別に特別な日ではないと感じるママたちがいました。「どうしている?」という質問に対し、あっさり「どうもしない」と答えています。
『ただの3月3日。祝祭日でもないし』
『どうもこうも、ただ普通の日が過ぎていくだけです』
『女の子のお祝いなのだから、男の子しかいないわが家には関係ないと』
『女の子がいないからひな祭りなんて意識しないし、毎年気付いたらひな祭りが過ぎてるわ~。どうもしないよ。普通に過ごします』
しかお店に行くと、ひな祭りフェアなどと銘打ってさまざまな食品が売られていますね。美味しいお菓子を食べることで少しだけひな祭り気分を味わうママもいるようです。
『何かするわけない(笑)。桜餅が美味しそうに売ってるから買うくらい』
『ひなあられが、美味しそうだから買って食べる。それだけ!』
『何もしないし、子どもが小さいときも何もしなかった。今は社会人と高校生。でも和菓子好きな息子たちだったから、桜餅くらいは買って食べたかも……』
『桜餅とウグイス餅を食べる』
季節の行事として教えている
特にわが子のためのお祝いではないけれど、ひな祭りを「季節の行事」として教えたいというご家庭もありました。夕食などにちょっとしたごちそうを用意して、普段の食事とは違う特別感を出すそうです。例えば「ちらし寿司」や「はまぐりの潮汁」などの行事食があると、ぐっとひな祭りらしい雰囲気になりそうですね。
『上2人が男の子だけど、季節行事として、小さなひな人形や桃の花を飾ったり、ちらし寿司を作ったり、ケーキを用意したりしてたよ』
『うちは毎年、私のひな人形を飾ってるよ。桜餅を食べたり、ちらし寿司作ったり。ついでに三色のひし餅もつくよ。乾かして、後であられにする』
『うちは姉弟で5歳離れている。弟がまだ産まれていないときにも、子どもの日に鯉のぼりとか意識したご飯を作ってたよ。行事ごとの意識は持っていてほしいから』
『旦那も息子もちらし寿司が好きだから毎年作るよ! 昨年は2つ入りのおひな様のケーキを買って息子と1個ずつ食べた。この時期になると園でひな祭りの歌を歌ったり、ひなあられを食べたりしてるみたいだから、行事を楽しむ意味合いで何となく家でもやる』
ひし餅、ひなあられ、甘酒などの食べ物を教えながら、子どもの健やかな成長を願うママの気持ちを伝えるのも良いでしょう。地域によって伝わる風習や意味などがあれば教えておく良い機会かもしれません。ご家庭や園などで行われるひな祭りパーティーが、男の子にとっても楽しい思い出として残れば何よりです。
ママのためのひな祭りを開催
家のなかで唯一の「女の子」と扱われ、ママがお祝いしてもらうケースもありました。大人の女性は本来はひな祭り行事の対象ではないのかもしれませんが、自分のために何かしてくれようとする家族の気持ちは嬉しいものですね。
『子どもがいないときからなぜか私が祝ってもらっていて、そのまま今も祝ってもらってる。旦那がお祝い好きでお寿司好きだからだと思う。本来の意味なんて関係なくただパーティーしてる』
『子どもたちが「お母さん女の子だからひな祭りしよう」って毎年言ってくる。ひな祭り=ごちそうでそれ目当てだから(笑)』
『子どもが毎年、お小遣いでひなあられを私に買ってきてくれる』
『男の子が5人いる友達は、自分のおひな様を飾ってちらし寿司作ってケーキ買ってきて、おひな祭りしてるらしいよ。女の子が産まれるまで産む! って頑張ったけど、5回出産して全員男の子。だから「うちでは私だけ女の子」って言い張ってる』
『自宅ではやらないけど、義父が「娘と嫁と、2人いるから~」ってコンビニのひな祭りケーキを予約してた』
ママのためにお寿司を用意してくれる旦那さんや、ひなあられを買ってきてくれるお子さんたちとの関係が素敵です。特にお義父さんがひな祭りのケーキを準備していたというコメントには、他のママたちからも「優しいお義父さんだね」「いいお義父さん! 私なら素直に嬉しい」と好意的な声があがっていました。
もし3月3日にちょっぴり淋しく感じる男の子ママがいたら、ひな祭りメニューで気分を盛り上げ、行事に触れあう機会にしてみてはいかがでしょうか。家族にとってお祝いの日でなくても、季節のお菓子を美味しく食べて楽しく過ごせるといいですね。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・藤森スズメ
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