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ママ友関係はトラブルばかり注目されがちだけど……「いてくれてよかった!」エピソード

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子どもを介して知り合い、おつきあいが始まる場合が多い”ママ友”。気が合う人がいれば、そうではない人もいるでしょう。それでも子どものため、なんとかうまくコミュニケーションを取ろうと頑張っているママも多いのではないでしょうか?
「ママ友づきあいでクタクタ」「ママ友との間でトラブルに」などなど、ママスタコミュニティでは”ママ友”についてのネガティブな話題をよく目にします。でも……そればかりではないですよね?

ママ友がいてよかった?それとも面倒くさいだけ?

今回ママスタコミュニティで見つけたのは、ママ友に関するポジティブなトピックでした。

『よく「ママ友なんていらない」と言う人がいるけど、ママ友がいてよかったことも結構あるよ。うちの上の子は高校生になったけど、昔からのママ友とはずっと仲よし。下の子はまだつきあいが始まったばかりだけど、同じ学校の同級生ママと情報が共有できるのはいいよね』

相性のよいママ友を見つけられたのであれば、そう感じる機会は多いでしょうね。

『私もママ友とのよい出会いがあってラッキーだったなと思っているよ。子どもはもう高校生だけど、今でもつきあいが続いている。楽しいよ』

『私は地元を離れているから、ママになってからできた友達が一番身近。楽しいことや助かること、たくさんある。子どもが高校生になっても仲よくしてもらっているし、トラブルなんて一度もない』

賛同するママたちがいる一方で、反対意見も少なからずありました。

『うちは子どもがもう高校生だけど「ママ友がいてよかった」なんて一度も思ったことがないな。煩わしいだけだった』

『子どもが3人いるけど、ママ友づきあいほど鬱陶しいものはなかったよ』

周りの環境や、出会いのよしあしも大きく関係しますよね。

ママ友は同じ悩みを共有できる、大切な存在!

「ママ友がいてよかった」というママたちは、どうしてそんなふうに思うのでしょうか?

ほしい情報がもらえる

『ネットでは得られない、その学校・学年の情報が得られるのはママ友のおかげ。プラスは大きい。ま、なかには出会いたくなかったママ友もいるけどね(笑)』

『すごくよくわかる。必要な書類とか使いやすい通学バッグの大きさとか、中学校入学時にいろいろ教えてもらって本当に助かった』

『情報交換にはもってこいの関係。ただ話していて楽しいくらいならいいけど、ある程度の距離感は絶対に必要。深入りすると痛い目にあう。私は相手の子に”よかれ”と思ってやったことが、余計なお世話だったことがある』

とくに子どもが第一子の場合は、ママにとって初めてのことが多いもの。知りたい情報をもらえるのはありがたいですよね。

育児を手助けしてくれる

『私の体調が悪くダンナが仕事で不在のとき、わが子を預かったり送り迎えしてくれたりした。ドアに食材をかけておいてくれたりも。あれは本当に助かったな』

『平日は朝7時から1時間、うちの子を預かってくれている。私は7時に家を出ないと、仕事に間に合わない。ママ友に感謝だよ』

お互いの育児の何が大変なのか、何をしてほしいのか。察してくれるのは、同じく子育てに奮闘中のママ友同士だからこそかもしれません。

悩みを共有できる

『うちの子が幼稚園のときにできた、2人のママ友。自分がすごく辛かったときに話を聞いてくれたり、ランチや飲みに誘ってくれたり。もちろん逆の場合もあって、向こうが悩んでるときはこちらが話を聞くし、励ますよ。私は中学時代に同級生から嫌がらせをされて以来、相手の人間性をじっくり確認するようになった。この2人のママ友は、本当に信頼できる』

よい巡り会いがあったママは、本当にラッキーです!

ひと言で「ママ友」と言うけれど……それって本当に友達なの?

実は寄せられたコメント全体では「ママ友なんて、いらない」という否定的な意見が目立ちました。トラブルになったり、ママ友グループ内でいじめにあったり……。思い出したくもないような経験をしたママたちも。ただそんなことをしてきた相手は、そもそも本当にママ”友”でしょうか?

『「友達になれてよかった」と思う本当に大好きなママ友と、「早くこの関係を切りたい! 子どもが大きくなったら疎遠になりたい!」と思う”ママ友もどき”がいる』

子どもを介して知り合ったママたちを、一律に「ママ友」と呼ぶのは本来はおかしいことかもしれません。

『「ママ友」って、どの程度のつきあいの相手を指すの? 会えばおしゃべりする顔見知りや、保護者のグループLINEで情報を回している人もいるけど、そういう人たちって「ママ友」ではないよね? 「子どもの友達のお母さん」だと思ってるんだけど』

『私はママ友も、ママになる前からの友達も、同じだと思っている。子どもつながりで知り合っても気が合わなければ仲よくならないし、こういうのは自然なこと。子どもつながりでなんとなく接している間柄なら、「ママ友」ではなく「子どもの友達のお母さん」とか、知り合いのくくり』

キャッチーで使いやすい「ママ友」というワードですが、実際のところは「わが子の友達のママ」である場合が多そうです。

『子どもつながりの知り合いだろうが仕事や趣味を通じて知り合った相手だろうが、きっかけはなんであれ同じだよね。たしかに子どもが絡むとややこしくなる場合もあるけど、それは子ども絡みに限ったことじゃない。呼び方なんて、どうでもいいよ』

『保護者の域を越えて友達になった人を「ママ友」って言うんだよね?』

仲よくなったきっかけが、たまたま子どもだった。そんな友人こそが本来の意味での「ママ友」と言えるのではないでしょうか。ではそれ以外の「子どもの友達のママ」は、なんと呼べばよいのでしょう? ……形式だけでも”友”という呼び名を使うことが、つきあいの表面上を穏やかにしているのかもしれません(笑)。よい呼び名があれば、ぜひ教えてくださいね!

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・マメ美

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
ママ友いてよかったこと結構あるよ。