【前編】自分にママ友がいないことでわが子が仲間外れにされている……。後悔するママに先輩ママさんたちからの助言が届く
ふと自分を顧みて「あのときこうすれば良かった」「この選択は間違っていたのかも」と思うことは誰しもありますよね。他人の良い面ばかりが見えてしまい「自分はどうしてこう生きられなかったのだろう」と落ち込んでしまうことも珍しくないはず。今回の相談者さんも自分の選択に疑問を持つ1人のようですよ。
『子どもを産んでからの人間関係がずっとしんどい。旦那の地元に家を建てました。子どもは2人いますが、子育てしていくなかでの人間関係が上手くいかなさすぎて悩んでいます。子どもが小学校に上がってもママ友がいないわが子はなにかと仲間外れで落ち込み……。家族仲はいいけどこの地から早く出て行きたくて嫌になります。ここでなければもっと楽しく子育てできたのかな、私が無理してでもママ友と群れるべきだったのかな? そもそも家を建てなければ良かったんじゃないかな? いろいろやり直したいなぁ、なんていつも考えていてしんどいです』
いまさら状況を変えることは難しいと分かっていて、自分のこれまでの行動の結果として今があるのだと受け止めざるを得ないのはつらいですね。自分の行動のせいでわが子が寂しい思いをしているとなれば、なおさら落ち込んでしまいそうです。ママ友を作ってこなかったことについて悩む相談者さんにママスタコミュニティのママたちからコメントが集まりました。
子どもが仲間外れにされていると思ったきっかけは?
相談者さんのお子さんはもう小学生とのこと。幼児園児や保育園児なら遊ばせるときにわが子の面倒を見る必要があることから、親子同士での親密な付き合いがありそうなものです。しかしながら小学生ともなると保護者を抜きにして子ども同士で仲良くなりそうにも思えるのですが……。相談者さんはわが子が仲間外れにされている原因がママ友のいない自分にあるとなぜ感じたのでしょうか?
『親同士が仲の良い子たちはお泊まり会をしていて、その話を聞くと心苦しい。自分のことならマイペースでいられても、子どもが寂しそうだといたたまれなくて』
他人の家に泊まらせてもらうには、泊める側・泊まらせてもらう側お互いの家庭間に信頼関係があることが必要ですよね。泊まりに来た子どもの急な体調不良に対応しなくてはいけないかもしれないですし、アレルギーに考慮した食事を用意しなくてはいけないこともあります。それでも「大丈夫だよ、お互い様だし」と言える間柄でないとお泊り会に参加するのは難しそうですね。ママ友と群れることを避けてきた相談者さんは、残念ながら信頼関係を築くチャンスを逃していたのかもしれません。
子どもたちの人間関係はこれからできあがる
しかし大きくなるにつれ子どもたちの人間関係は保護者の知るところではなくなってきますよね。ママスタコミュニティのママたちからは、子どもの人間関係についてのコメントが寄せられました。
『子どもたちが大きくなるにつれて人間関係も変わっていくはずだよ』
『ママにママ友がいないから子どもが仲間外れっておかしくない? 気にしすぎだよ。子ども同士がまず仲良くなって、相手のお母さんから寄ってこないかな』
『私はママ友いないけれども、子どもは友だちがいっぱいいるよ。親の関係と子どもの関係は小学校に入れば別だと思うけれど。ママ友は無理に作らなくていいと思うよ。気楽で良かったって私は思っている』
自分の子どものころを想像してみて、「親同士の仲が良いから」という理由で必ずしも友だちができましたか? 筆者が小学生のころは母のママ友グループの子どもたちと遊んでいました。でもそれは親同士の仲が良くて一緒にいる機会が多かっただけで、中学生にあがってからは交流がありません。そのことからも子どもは成長するにつれ、自分の人間関係を自ら作っていくことになると考えられます。子ども同士の仲が良くても、今はまだ親同士に信頼関係がなければ家には呼んでもらえないかもしれません。ですが、この先子どもたちの人間関係と親とは関係性がなくなっていくはず。相談者さんが自分を責めるのはまだ早いのかもしれません。
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- 子供産んでからの人間関係がずっとしんどい