【後編】義父の一周忌で息子が大泣き!「みんなに謝れ!」土下座を要求された私。その場を助けてくれたのは……
義父の一周忌法要のため、親族一同が集まりました。そこでうちの息子が大泣きする出来事が起きてしまったのです。しかし旦那は私たちをかばうどころか、「大事な法要なのにギャーギャー騒ぐなんて」と激怒。「皆に土下座して謝れ」と言い放ちました。
うちの息子が大声で泣いたのは確かに迷惑をかけたと思います。だけど息子にも事情があるんです。皆に土下座しろだなんて、そこまで責められることなの?
頭のなかが混乱して私まで泣きそうになり、何も言い返せません。すると突然、長姉の一番上の高校生の娘が「てゆーかさ」と話に割って入ってきました。
「うちの父ちゃんが悪いんじゃないの? なんでタツヤだけにお祝いを買うわけ? この子はもらってないんでしょ?」
ラジコンをプレゼントしてもらった息子は「お姉ちゃん、ありがとう」と泣き笑いをしています。 私はさすがに高校生にお金を出させるわけにはいかないと思い、後からこっそり払おうとしましたが、「うちの父ちゃんが悪いし!」と受け取ってくれませんでした。今度、買ってくれたラジコンの金額以上のお礼を何か渡せたらと思います。
家に帰ってから旦那は「お前たちのせいで恥をかいた」と顔を真っ赤にして怒っていましたが、なんだかあまり怖くありません。冷静に考えると、言っていることは筋が通っていないし、大きな子どもがかんしゃくを起こしているみたい。今どきの高校生の言葉を借りると「マジ無理」って感じでしょうか?
私や息子のことを虐げる旦那や、その家族たちとのつきあいはマイナスでしかありません。長姉の高校生の娘のおかげで、きっぱりと「意地が悪い人たち」と縁を切る覚悟ができました。彼女との縁まで切れてしまうことは非常に残念ですが、勇気をくれた彼女の言葉をずっと忘れないでいたいです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子