【後編】公園でよそのママにわが子が怒鳴られたけれど、それっておかしくない?そう思う投稿者さんに寄せられたのは同情ではなく……
3歳の息子さんが公園の滑り台で遊んでいるときに、年下の女の子を2回押してしまいました。2回目のときに、その子の親が息子さんを叱っています。その後で息子さんが大泣きをしてしまったこともあって、投稿者さんはそんなにきつく叱らなくてもいいと考えていますが、その親が大声で叱ったのには他の理由がありそうです。
相手のママが大きな声を出した理由
『自分の子が押してるのに気づきもしない親には、大きい声で知らせるしか方法がないと思う』
『優しく言っているのにやめないし、親は子どもを見ていないのだから仕方ないよね。わざと大きな声を出したのは、親に「きちんと注意して」と警告したんだよ』
『そのママさんは息子さんに怒ったんじゃないのよ。あなたに怒ったの』
そのママが大きな声を出したのは、投稿者さんに「子どもが危ないことをしています」と伝えたかったからでは? という声が届きました。近くに親らしい人が見当たらず、ほうっておいてまた危ない行為が繰り返されてしまってはいけないと思い、あえて大きな声を出すことで、「注視して」「やめさせて」と注意喚起を促した可能性はありそうです。
小さい子は、ちゃんと見て注意しないとダメでしょ
『たとえ目の届く範囲にいたって、見てなければ何の意味もない』
『わが子の近くにもいないで、わが子がしたことを叱りもしない。悪いことをしたら叱らないとダメだし、その押した子に謝らないといけないよね。しかも軽くだけれど何度も押しているの見ている時点で注意しないと』
『下の子に目を向けて上の子を放置してしまったのだから、軽く押していたとしても、相手が嫌がっているんだからやめさせないと』
ケガにつながりかねない行為で1度注意を受けているわけですから、その後はやはり投稿者さんが子どもを見ていたほうがよかったのかもしれません。もしかしてまた押してしまわないように、きちんと危機感を持って子どもの近くにいるべきだったと厳しい意見も見られます。
相手のママの気持ちになってみて
滑り台近辺で我が子が他の子に押されている様子を見かけたら、万が一があったら大変と慌ててしまいますよね。筆者の子どもが小さいときに、まさに今回と同じようなことがありました。公園の幼児用の滑り台なので高さはありませんが、上のところで筆者の子どもが「早く降りろよ」と他の子に押されていました。それを見て筆者はとっさに「危ないからやめて!」と言いました。幸い、その子の親が近くにいてきつく叱ってくれましたが、子どもが危険なことをしたら親が叱るのは当然ですし、それがしつけだと思います。
息子さんに改めてやってはいけないと注意しよう
『息子さんがやったことに関しては、投稿者さんはちゃんと息子に注意したの? なんで怒られたのか話したの? この先の息子さんにとってすごく大事なことだよ』
息子さんがしたことは、下手をすれば相手の子に怪我をさせてしまうようなことでした。だからこそ、その子の親もきつく叱ったのでしょう。
今回のことで大切なのは、息子さんに「なぜ叱られてしまったのか」ということを、投稿者さんからきちんと話して聞かせることではないでしょうか。確かに大泣きしているわが子を見たら、可哀想にもなりますし、相手のママに対して「ひどい!」という思いがよぎってしまうかもしれません。でも相手をケガさせてしまったら大ごとです。同じことを繰り返させないことが、投稿者さんが親としてすべきことではないかと筆者は思います。
例えば子どもが火に手を近づけようとしたら厳しく、時には大声で注意をしますよね。それは火傷をさせたくないという親の気持ちがあるからです。今回のこともそれと同じだと思います。怪我をしたほう、させてしまったほう共に悲しい思いをしてしまわないように、投稿者さんこそ心を鬼にして、やってはいけないことをちゃんと伝えていきましょう。
文・こもも 編集・blackcat イラスト・Ponko
関連記事
※【前編】公園でよそのママにわが子が怒鳴られたけれど、それっておかしくない?そう思う投稿者さんに寄せられたのは同情ではなく……- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- よそのお母さんに我が子が怒鳴られた