【後編】新年なのに…!「帰省なし」「挨拶なし」自由すぎる義弟の奥さんに物申した!…結果、気づいてしまったこととは…?
ここ数年、まったく義実家に帰省しない義弟の奥さん(Aさん)。
仕事が理由にしても、新年の挨拶さえしないことに腹が立った私は直接Aさんに連絡をしました。
シンプルなメッセージを送ったつもりでしたが、返事はなかなか戻ってきません。 2日後に返事がありましたが、清々しいほど帰省する気はないんだと伝わってくる文面に怒りを覚えました。 返事を送ってもAさんはまたしばらく返してこない可能性が高いと思い、思い切って電話しました。
「この際言わせてもらいますけど」と、私の発言にイラついたAさんは決心したように話し始めます。
「お義姉さん、本当はご自分も帰省したくないんじゃありませんか? だから帰らない私のことが気になるんじゃないですか。それって嫉妬ですよ」
予想外の発言に否定できない自分もいて、返す言葉が見つかりません。 私は「わ、わかった。もういいわよ」そう言って、慌てて電話を切りました。
たしかに自分だけ割に合わないような気持ちがあったのは事実です。 私は帰省が億劫だと感じても、義実家への礼儀や勤めもあると思い、お盆や正月は必ず帰省していました。それなのに、Aさんはまったく帰らないのに誰に咎められることもない。その様子に不平等感を感じていたのかもしれません。
皮肉にもAさんの言動を通して、自分の心の内に気づくこととなってしまいました。
義弟家族は近しい親族といっても違う家庭です。夫の言う通り、考え方はそれぞれだし、これ以上干渉するのはやめようと思いました。 Aさんの意見を聞いて、義実家に関しては「ときには自分の思いを優先することがあってもいいのかな」という気持ちがよぎりましたが、私は礼儀は忘れないでいたいし、義両親や夫、子どもたちの気持ちを考えると、帰省は可能な限りし続けたいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ちょもす 編集・横内みか