2020/12/27

中高生の娘さんとはどんな関係？ほっこり仲良し母娘もいれば「憎たらしくて仕方ない」と苦悩するママも

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可愛らしかった赤ちゃんも、年数が経つにつれどんどん成長していくもの。10代半ばともなれば背格好もママとあまり変わらなくなるかもしれませんね。高校生の娘を持つあるママは、どうやら成長した娘さんとの関係があまり上手くいっていないようです。ママスタコミュニティに親子関係をたずねる質問を寄せてくれました。

『中高生の娘をお持ちのみなさん。娘さんとはどんな関係ですか？』

質問したママは、今や大きくなった娘の態度に悩み「憎たらしくて仕方ない」とまで感じているようです。大人になってから中高生時代を思い返すと、世の中の理不尽にストレスをおぼえ親の言葉に反発するなど、楽しいことばかりではなかったかもしれませんね。娘が中高生になったママたち、娘さんとの現在の関係をどう感じていますか？

一緒に過ごすことも多くて仲良しです

まずは中高生の娘と仲良しだと語るママたちの声です。親子の仲を取り持ってくれているのは「共通の趣味」や「会話の多さ」なのだそう。リビングで一緒に過ごす時間が多く、日常的にスキンシップの機会もあるなど、娘さんとの心の距離が近い様子がうかがえます。

『仲いいよ。一緒に買い物や美術館などによく行く。読書好きでたくさん本を読むせいか、言葉のチョイスが絶妙で話していて面白い。LINEでずっと掛け合い漫才みたいに会話してる』

『うちは2人いていろいろ話す方だと思う。高2の長女は正論で痛いところをついてきたりすることもある。中2次女は気を遣ってくれる。どちらかといえば仲はいいかな』

『今年高校を卒業した娘。昔からだけど学校での出来事を逐一報告してくれて、自分の趣味も私に半強制的に押し付ける（笑）。甘えん坊で抱きついてくる』

『うちの高1の娘、反抗期もそんなに酷くなかったし、親と出かけるのも嫌がらないし、家にいるときは基本的にリビングにいるようなタイプで仲はいいよ』

『仲良しです。可愛くて可愛くて仕方がない。大人っぽくて頼りがいがあるときもあれば、ゴロゴロしてて眠たくなってきたらくっつきに来てウトウトしている子どもっぽいところもあるのが可愛い。すごく明るくておしゃべりなので話が楽しい』

娘の扱い方が分からない……悩むママたちも

一方で娘の扱いにほとほと困り果てているというママも。質問したママは、娘の態度の悪さに耐えかね「高校卒業したら出て行ってほしい」とつぶやいていました。同じように娘の暴言や反発に追い詰められているというママも少なくないようです。

『中1だけど、本当に何考えてるかわからない。取り扱いに困惑するから仲良しではない。常にイライラしてるし、暴言もすごい』

『中3なのに全然勉強しないし、注意すると言い訳ばっかりだから私がだんだんイライラしてきてる』

『勉強のこと、物の管理ができないこと、本当にそれが悩み。小さい頃は溺愛してたのに、私が毎日怒ってばかりでしんどい。大切なのに嫌いになってきた』

『中学のかなり激しい反抗期から高校になって落ち着いて話してくれたりするけど、私の方が反抗期の恐怖からなのか引きずってる。一歩引いたとこから見ちゃう』

顔を合わせるたびに衝突し、お互いにいっそうの憎悪をつのらせる……。離れた方がいいと思えば、娘には進学や就職を機に家を出てもらおうという判断にもなるのかもしれませんね。

『中3は憎たらしい。ほしいものを買ってほしいときだけ可愛らしくなる。早く出て行ってほしい。性格が合わない。可愛くない。けんかばかりする』

『義姉のところは中3くらいからおとなしかった姪と激突するようになって、高2だけど「本当に早く出て行ってほしい」って言ってる』

大変だった時期を過ぎていい関係に

ただママと娘の関係は、ずっと同じというわけではないでしょう。今でこそ関係は良好だけれど昔は大変だったと、子どもの成長にともなう変化を見守っているママたちもいました。

『寝てるか泣いてるかばっかで、乳幼児時代はご機嫌で起きてる姿を見たことがないくらい大変だったけど、だんだん落ち着いてきた。今はいい子になってくれたし部活も勉強も順調で嬉しい。手がかかる子ほど可愛いって本当だなって思う』

『今15歳だけど、最近はやっと家族に対しても相手の状況や気持ちを考えて行動できるようになってきた感じ。だからベタベタではないけど、関係性は良好。でも、自立してくれるのは楽しみ』

今は扱いに悩むような娘さんもこれからさまざまな経験をして、親への態度を省みる日が来るかもしれません。ママ自身も中高生だった頃には、ギスギスした尖った気持ちやどうにもならないイライラを抱くことはあったでしょう。当時の自分が親にしてほしかったこと、言ってほしかったことを参考にしながら接してみてはいかがでしょうか。娘さんがいずれ自立して家を離れることで関係性が変わっていくこともあるでしょう。いずれ通り過ぎる時期だと思いながら、ぜひそっと成長を見守ってあげてくださいね。

文・井伊テレ子　編集・山内ウェンディ　イラスト・めい