【後編】「家をもらって」タダで一戸建てゲット!家賃なし!でも家を譲り受けた代償が……?
義両親から家を譲り受けたのですが、いつまでも我が物顔でこの家に入り浸って、困っています。せめてアポなし訪問だけでもやめてほしいと夫に言ったところ……。
夫の言葉に私は……。
私の語気が急に荒くなったので、夫がビクッとしながらこちらを見ます。
私「毎日毎日、あのふたりが来て、我が物顔で振る舞うのがストレスなの! もう全然、自分の家って感じがしない! これが続くようだったら、あなたひとりでここに住んでもらって、私と息子は出て行ってどこかのアパートで暮らすからね!?」
夫は肩を落とし「そんなのいやだよ……寂しいじゃん」とつぶやきます。 それから夫は私の話を、親身になって聞いてくれました。
夫「わかった、俺からちゃんと言ってみる……。でもアポなし訪問はやめさせることができても、いざ遊びに来たとき、自分の家みたいに振る舞うのは止められないかもしれない。長年過ごした家だから、身体が勝手に動いちゃうんだろうし」
私「そうだよね……そうしたら……」
私と夫は話し合い、今できる範囲でこの家の修繕・リフォームをしていこうということになりました。 まず雨漏りを修理し、風呂のカビは清掃業者を呼んで、プロの技でピカピカにしてもらいました。 それから義両親が引っ越しの際に、「あとで何とかするから、とりあえず置いておいて」と言って放置していった大きな荷物(スキー板や、お客様用の布団、旅行用のトランクなど)も本人たちにチェックしてもらい、いらないものは捨て、必要なものは新しいマンションに持って行ってもらいました。
今の私たちにできることは、金銭的にここまでです。 でも将来的にはお金を貯めて、夫と私の力でフルリフォームするか、家そのものを建て替えられたらいいなと思っています。 家賃がかからなくなったので、そのぶん一生懸命貯金して、夢を叶えるために頑張ります!
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・いちと 編集・荻野実紀子