冬にこそ摂取したいビタミンDが豊富!まいたけのおすすめレシピ
寒さが厳しくなると、ママとしては家族みんなの体調管理に努めたいですよね。世界気象機関(WMO)は2020年の冬はラニーニャ現象が強い勢力で発達する、という見通しを示しています。気象庁によるとラニーニャ現象が発生すると日本付近では、冬季は西高東低の気圧配置が強まり気温が低くなる傾向に。気温が下がると感染症が広がりやすくなる可能性があります。厳冬になりそうなことを踏まえ、免疫力アップのために摂取したい栄養素についてご紹介します。
免疫力アップが期待されるビタミンDを豊富に含む“まいたけ”
冬に積極的に摂取したい栄養素がビタミンDです。ビタミンDは筋肉維持や身体機能に大きく関わる重要な栄養素。また、免疫機能を調節する働きがあります。体内に侵入したウイルスや細菌などに必要な免疫機能を促進します。つまり、感染症の発症や悪化の予防にも効果が期待できるのがビタミンDなのです。
そもそもビタミンDは日光紫外線によって体内で生成されます。日照時間が短い冬は夏に比べてビタミンD不足になりやすいので、食事から摂取する必要があります。そんなビタミンDを多く含む食材として注目されているのがきのこ類です。中でも“まいたけ”は、しいたけやえのきなどほかのきのこ類に比べてもダントツのビタミンDの含有量です。100gあたり4.9μgものビタミンDが含まれているんですよ。
1日8.5μgのビタミンDを食事で摂取することで、冬の日照不足により欠乏するビタミンDを補うことができます。まいたけを日々の料理に取り入れることで、簡単に冬の免疫力アップに繋げたいですね。
スープならまいたけの栄養素を逃さず美味しく食べられる
冬においしく食べられるまいたけレシピをご紹介します。まずは簡単にできる「まいたけカップスープ」。市販のカップスープに規定量より1割程度減らしたお湯を入れて、かき混ぜて粉を溶かします。そこに、火を通したまいたけ60gを加えたら完成です! ビタミンDは油と一緒に摂取すると効果が高まる脂溶性ビタミンなので、仕上げにオリーブオイルやごま油を加えるのもおすすめ。
なお、まいたけはあらかじめ適当にちぎって蒸すか茹でて火を通し、容器に入れておけば1日~2日程度保存ができる便利な“ストックまいたけ”になります。すでに火を通しているので、使いたいときに冷蔵庫から取り出してささっと料理に使えますよ。
他には、「まいたけポタージュ」も寒い日におすすめしたい一品。
鍋にバター10gを入れて弱火にかけ、まいたけ60gを入れて炒めたら牛乳300gと一緒にミキサーにかけます。鍋に戻して再び弱火にかけ、コンソメ10gと適量の塩で味付け。器に盛って仕上げに適量のブラックペッパーをふりかけたら完成です。牛乳には脂肪分が、バターには油分が入っているため、ビタミンDの吸収率を上げることができますよ。
炊き込みご飯や天ぷらだけじゃない!ママたちのおすすめまいたけレシピは?
まいたけというと、炊き込みご飯や天ぷらを思い浮かべるママも多いでしょう。でも普段、まいたけを料理に取り入れていないとレシピを考えるのも難しいところ。ママスタコミュニティでもまいたけレシピに悩むママからこんな投稿がありました。
『大きめなまいたけが2パックある。なににする? 炊き込みご飯したいところだけど、天ぷら以外のおかずでおねがいします!』
実際にママたちからは
『味噌汁に入れる』
『人参を入れて炒めてまいたけのきんぴらにする』
『バターと一緒にアルミホイルに包んでトースターでホイル焼き。最後に醤油を垂らす。ご飯にも合うし、おつまみにもなる』
『塩と片栗粉まぶしてカリっと焼く』
といったアイデアが寄せられていました。スープに入れるだけでなく、炒めたり焼いたりとさまざまな調理方法で楽しめるまいたけ。ママたちのアイデアを見ていると、新しいメニューに挑戦してみたくなりますね。皆さんも冬の免疫力アップにまいたけを食卓に並べてみてはいかがでしょうか。
文・AKI 編集・横内みか イラスト・しっぽ
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