魚料理を子どもに食べさせたい!子どもが食べやすい魚介メニューとは?
子どもにはバランスよくさまざまな食材を食べさせたいと思うママは多いはず。しかし魚料理は「骨や皮があって食べにくい」「においを嫌がる」などの理由から、苦手なお子さんもいるかもしれません。ママスタコミュニティにも魚より肉派! のお子さんをもつママから投稿がありました。
『3歳と2歳の女の子がいます。2人とも食べることが大好きですが、お肉にくらべると魚料理を食べません。また魚料理は私が骨を取るのが面倒なこともあり、週1回くらいしか作れていません。みなさんのお子さんが好きな魚料理ありますか?』
魚は体にいいと耳にしたことがある方もいるかもしれません。実際はどうなのでしょうか。水産庁の資料によると、
『近年、魚の脂に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸) といった体内で合成される量が非常に少ない機能性成分が、胎児や子どもの脳の発育に重要な役割を果たすことが分かってきました』
と書かれています。栄養素は申し分なくしかもおいしい魚。ぜひ子どもには食べてほしいですよね。ママたちからは子どもたちむけに工夫された魚メニューが寄せられました。
骨が危ない、骨取りが面倒……。骨対策を工夫する!
骨が取ってある魚、骨がない魚を使う
『鯖やホッケは骨抜きのものを使っています』
『骨とり鮭、売っているよ。おすすめです』
スーパーなどで骨がとってある切り身を購入し、料理に使うママもいるようです。筆者も生協などで「骨抜きのサバやアジ」を購入して焼き魚にすることがあります。みりん干しなど味がついているものもあり、子どもたちには食べやすいうえに、親も骨取りの手間がなくてラクで助かっています。また骨がない状態で売られていることが多い「切り身のカジキ」をすすめる声もありました。
『骨が気になるならカジキはどう? 塩コショウだけでもいいし味噌漬けにもできる』
『メカジキはどうですか? 小麦粉→卵→パン粉で衣をつけてオリーブオイルで焼いてタルタルで食べるのが好きです! 衣にバジルや粉チーズを混ぜてもおいしい』
カジキは淡泊な味なので、和風でも洋風でもさまざまなアレンジができそうですね。
刺身用の魚を調理する
『マグロの漬け』
『チキン南蛮を鶏肉の代わりに刺身用のサーモンのサクで作ったら子どもたちに好評だったよ。骨もないし食べやすかったみたい』
たしかに刺身用の魚は骨がありません。まだ子どもが小さくて生の魚をあたえるのに抵抗があるなら、刺身用の魚を加熱調理してもいいですね。少し値段が張ることもありそうですが骨の心配がないのは安心です。
煮たり揚げたり、骨を食べられる状態にする
『鯖の味噌煮は圧力鍋で作るから骨までホロホロで、おいしく食べてくれます』
『圧力鍋で作るサンマの甘露煮やトマト煮は、骨ごと食べられるから骨をとる手間がはぶけてオススメだよ』
『唐揚げにすると小骨くらいは気にせず食べられるよ』
『骨も太い骨じゃなければ、よく揚げると骨ごと食べられて、子どもたち好きだよ』
煮たり揚げたり調理方法を工夫して、骨ごと魚を食べてもらうというアイデアもありました。圧力鍋を使うと簡単に骨をやわらかくできるようですね。骨にもカルシウムなどの栄養素がありますから、栄養を余すことなく丸ごと食べられるのはいいですね。ただし魚の種類によって骨の大きさなども違いますし、骨を食べるときにはやはり注意が必要です。
骨ごと食べられるちりめんじゃこやしらすを活用する
『じゃこと小松菜とチーズのおにぎり』
『しらすのピザトースト』
しらすやじゃこは適度な塩味がついて売られているものも多く、そのまま食べることもできるので便利食材のひとつですよね。もちろん骨の心配もありません。筆者も冷凍庫に常備しています。チャーハンやオムレツに入れたり、パスタや野菜のお浸しにかけたりもします。新鮮なものが手に入ったときは子どものおやつにすることもありますよ(笑)。
クリーム煮やカレー味、味付けを子ども好みに
『鮭のクリーム煮』
『西京焼き、味噌煮など子どもは基本甘い味付けが好き』
『鮭のマヨネーズホイル焼き。基本はただのホイル焼きだけど、上にマヨネーズ多めにかけて焼く! マヨネーズが好きならきっと食べられます』
『サバカレー。ツナでもOK』
調理の味付けを子ども好みにすると、魚料理もとっつきやすくなるかもしれません。カレーなどのスパイスを効かせると、魚のにおいが苦手なお子さんでも食べやすそうですね。ママたちが教えてくれたメニューはどれもご飯との相性もよさそうです。
番外編:魚にこだわらず魚介全般でメニューを考えてみる
『魚料理になるかわからないけど生春巻き。スモークサーモンやエビ入れる』
『はんぺんのバター醤油焼き』
『おでんのさつま揚げ』
魚(切り身)に限らず、魚介類という枠でメニューを考えると選択肢は広がりそうです。イカ・タコといった軟体動物、貝類などにも良質な栄養があります。練り物などの加工食品なども子どもには食べやすいですよね。
おいしくて体にもいい魚料理に日頃から親しみを。魚屋さんを頼るのもひとつ。
子どもが魚好きだというママからはこんな投稿もありました。
『釣り堀で自分で釣ったのを塩焼きしてもらったのを食べてはまっていました』
『旦那が釣りするから、お刺身、竜田揚げ、塩焼きが好きかな』
『お魚はなんでも好きだよ。うちは肉料理も魚料理も毎日出すから好きなんだと思う』
魚が嫌がるお子さんは、魚を食べ慣れていないというのも苦手な理由にあるのかもしれませんね。また魚を触るのが苦手、調理後のにおいが気になるなど、魚の調理に抵抗を感じているママもいるかもしれません。骨取り商品などの便利な魚食材を使うほか、魚屋さんを頼ってみるのも一つです。筆者の子どもたちも魚より肉派、私も魚料理のレパートリーが少ないため、どうしても肉料理が多くなりがちです。魚屋さんに下処理をお願いしたり、店頭で新鮮な魚を見かけたら、思い切ってどう調理すると美味しいかを聞いたりしています。たまに魚屋さんに子どもを連れて行き、丸ごとの魚を見せて「どれを食べてみたい?」と選ばせることもあります。子どもたちは「目が怖いね! ツルツルだね」なんて言いながらも興味深そうに見ています。
今回紹介したママたちの魚メニューへの工夫も参考にしながら、お子さんに魚の美味しさも伝えられたらいいですね。
文・rollingdell 編集・Natsu
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