【後編】旦那の前妻の子どもに奨学金を払うことに疑問……子どもたちに「自分で払って」は薄情?
前妻の子どもに奨学金を支払うことにモヤモヤする相談者さん。結婚前の話では「追々子どもたちに払ってもらう」と言っていた旦那さんですが、なかなか行動に移さないようです。
子どもではなく関係性を築けなかった親が悪いのでは?
相談者さんのモヤモヤを受け、このようなコメントが集まりました。
『そういう親子関係にしかなれなかったぐらい、子どもたちは親に大切にされた記憶ないんだろうね。だから、お金の面でぐらいは親らしいことしろよって感じに思っているのかも』
『前妻の子どもってことで負のフィルターをかけて見ちゃっている気がする。母親を亡くして父親が若い人と再婚したら多少なりとも息子さんたちは複雑だと思うのに、その上奨学金のことでそんな風に思われて不憫。子どもの学費を出すのは親の義務の範囲だと思う』
『私も大学に行ったけれど、当時親にお金を払ってもらっていて感謝していたかと言われたらそうでもないもんなぁ。親になった今、本当に感謝しかないと感じるけれど。自分と歳の変わらない後妻だって嫌だと思うよ。旦那さんの思うようにしてもらいなよ』
子どもが親に感謝して恩返しをしたいと思うのは、きっと「今までの親との子の関係性」によるはず。父子家庭で育った相談者さんはお父さんに感謝の気持ちを抱いていました。しかしそれは相談者さんがお父さんの日々頑張る姿を目にしており、父親からの愛情がしっかりと伝わっていたからではありませんか? しかしながらすべての父親がそうとは限りません。相談者さんが知らないような旦那さんと子どもたちとの今までの関係性だってきっとあったはず。それを「親不孝だ」と子どもだけを責めるのは公平性にかける発言なのではないでしょうか。
子どもたちが自分で奨学金を払ってもいいのでは?という声も
また、奨学金の返済についてもやはり家庭によって考えが違うようで、「奨学金は親が返すもの」と思うママさんもいれば「子どもが返すもの」と考えるママさんもいるようです。
『子どもたちが自分で払うのが基本。そもそも奨学金は子ども自身の借りたお金だよ。大体は親が保証人だけれど、子どもが返せない場合に代わって支払うのが保証人だよね。借りた当時にそういう意識がなかったとしても、本来そういうものだと教えるのが親じゃないかな。旦那さんはその辺どう考えていたの? 自分が払えるつもりでいたのかな。前妻さんの病気は仕方ないにしても、次男の高校の奨学金とか、一浪の予備校費とか』
『長男に関しては、4年で中退なら親が払う必要ないでしょ。立派な大人だし、自分のしたことの責任は自分でとらせるべき』
『学生のために奨学金があるのに、親が払うとはどれだけ人がいいのか、負い目を感じすぎなんだよね。子どもが怖いのかな』
「結婚してしまったのだから」と諦めるのではなく再度子どもや旦那さんに相談を
奨学金についてはいろいろな考えがあることを念頭に、もう1度家族みんなで相談をしてみると良いのではないでしょうか。
『疑問に思った時点で、旦那と連れ子とで話し合いすれば良かったのに』
『旦那さんと話し合いすれば? 一般的とか関係ないよ』
『まずさ出来ることをしようよ。一応親なんだからさ。趣味や嗜好品を買わない。毎日の食品を もやし・豆腐・ワカメ・納豆位でローテーションしてさ。500万は返済できるよ』
『相談者さんが私の娘なら結婚に全力で反対する。苦労ばかりするのが目に見えているから。せっかくお金を貯めても義理の息子たちに相続でお金持っていかれる。ご主人を養ったり、働きながら介護したりしないといけなくなる。自分の子どもを持つのも難しい。本当にその相手でいいの? 若いなら他にもっといい人がいると思うんだけどな』
子どもたちにも相談者さんたちの家庭が裕福ではないことを知ってもらい、「自分たちにかかったお金なのだから、自分たちで努力をして返してほしい」と伝えたり、「そのうえでできる努力はするつもり」だということを一緒に伝えるのも良いでしょう。
それでも話が伝わらなかったり、旦那さんや子どもたちが聞く耳をもってくれなかったら、結婚自体を再度考えることもできます。「結婚してしまったのだから我慢する」という気持ちも大切ですが「離婚する道もある」と考えると、きっと少し心が楽になることもあるはずですよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈
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