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「母は強し!」は本当ですか?ママたちが自分の強さを思い知ったエピソード集

「母は強し!」は本当ですか?ママたちが自分の強さを思い知ったエピソード集1
初めて妊娠や出産を経験したとき、自分の母をふくめ、世の母はみんな同じ経験をしてきたことに感心した人もいるのではないでしょうか。また子育てをしていくなかで、母となった自身の心や行動の変化に驚いたママもいるかもしれません。ママスタコミュニティに

『「母は強し!」と思った経験はありますか? 最近2児の母になりましたが、2人同時に風邪をひいたときの看病やオムツとトイレのお世話に明け暮れて疲れています』

と投稿がありました。投稿者さんは「母は強し!」と思わせる経験談で、自身を元気づけたいようです。ママスタコミュニティには、思わず唸ってしまう「母は強し」エピソードが集まりました。

毎日がトレーニング!?のタフな母たち

まずは文字どおりに「強い」母たちのエピソードです。

母は力持ち

『エレベーターのない団地に住んでいたとき、右手に子ども、左手に灯油缶もって5階まで階段で上ったこと(笑)』

『あわせて30キロの兄弟をおんぶと抱っこした。でも米5キロは重いと感じるから不思議』

日に日に大きくなる子どもを抱っこやおんぶし続けているママたちは、毎日トレーニングをしているようなものです。子どもとのお出かけは荷物も多くて移動するだけで大変ですよね。筆者の知人が「両手に寝てしまった兄弟を抱えたとき、買い物袋を口でくわえて運んだ。顎まで強くなっちゃったよ」と話してくれたのが今でも印象に残っています。

 子どもの病気、母はわが身を削って看病

『こどもが2日間高熱をだした。夜中も寝苦しそうで、飲み物を与え、アイス枕を交換。安心させようと朝までなでていたら結局一睡もできなかった。辛いけど、わが子のためならできてしまう自分に「母だなぁ」と客観的に思う』

『子どもが胃腸風邪やノロになったら、私は飲み物以外口にしなかったな。「食べなければうつっても嘔吐下痢しないから動ける」と思っていた』

子どもが病気になると「悪化させてはいけない」「自分はかかってはいけない」と気持ちが奮い立つ経験は、ママなら誰しもあるかもしれません。「子どもの調子が少しでも良くなるなら」と自分の身を削るような母の姿には頼もしさを感じますね。筆者は、わが子がインフルエンザなどの感染症にかかったときのママ友たちの気の張り方と、ママたちは軽症で乗り切る様子を目の当たりにすると、「病は気から」は本当かもと感じます。

母自身の病気や痛みは後回し

『子どもと自転車に乗っているときに信号無視の車にはねられた。ヘルメットをしていた子どもは運良くかすり傷程度だったけど、事故直後は子どもが無事かどうかに必死で、泣いている子どもをずっと抱えていた。そのうち体中痛くなってきて、救急車の音が聞こえてきて気絶した。私は頭を強く打って、左足が折れていたとあとでわかった。わが子のためなら「痛くても動けるんだ」って思った』

『家族で自動車事故にあったとき、妹と私はケガがなかったのに怖くて震えていた。父はオロオロしているだけだったけど、母はケガしながら救急車や警察、事故相手と対応。みんなで救急車で運ばれて、一番動いていた母だけが入院した』

事故などの危険な状況にさらされたとき、無意識に子どもを守るのは動物としての本能なのかもしれません。自分はどんなにひどいケガをしても、「子どもじゃなくてよかった」と心底思えるママたち、さすがです。子どもが思いもかけない状況に置かれたときの冷静さも母の強さの一つなのかもしれません。またお医者さんまでもが仰天してしまうエピソードを持つママもいました。

『お腹が痛かったけど、子どもが風邪をひいたから我慢して看病していた。子どもが回復したあと、自分で車運転して診察を受けたら胆石でそのまま入院。「ひとりで来た」と言ったら医者にビックリされました』

強くなったのは力だけではありません

メンタルが強くなっていく自分に、ときにびっくりすることもありますよね。

 小さなことは気にしない

『昔なら「どうしよう?」と悩んでいたことが「なんとかなるさ!」で消化できるようになった。実家が遠方だったから、私たち夫婦だけで子育てしてきてメンタルが強くなったようにも思う』

『どうでもいいようなこと気にならなくなった』

子育てをしていると、大なり小なり自分の力だけではどうにもならないことに直面することがありませんか? 親である限り、わが子が大人になっても心配や不安はつきません。「なるようにしかならないこともある」くらいの気持ちで構えていないと、母は身が持たないのかもしれませんね。

反抗期だってなんのその!

「母は強し!」は本当ですか?ママたちが自分の強さを思い知ったエピソード集2

『反抗期に耐えていること』

『反抗期の息子が手に持っていたタバコを奪い取り、火がついていたタバコを素手で握りつぶしたことある』

タバコを握りつぶしたお母さん、カッコよすぎです(笑)。小さくて可愛いだけだったわが子が成長し、親に立ち向かってくるとき、憂鬱になったり腹立たしく思ったり、母の気持ちは揺れ動くでしょう。しかしどんなときでもわが子を見捨てず、ひたすら向き合い耐えようとする様子に母としてのさらなる強さが試される気がします。

子どもに危害を加えるやつは許さない!

不審者には立ち向かう

『娘とおでかけしていたら、通りすがりに娘のスカートの中に手いれてきたおやじがいた。「おい!!」っていったら走って逃げたから、自分の自転車を投げて倒した。自分がやられたら怖くて動けなかったと思う』

『自分が痴漢にあったときは震えて逃げるのが精一杯だったのに、娘に痴漢した奴は捕まえた』

嫌いな虫にだって負けません

『ハチが大嫌いなんだけど、私と子どものまわりを飛んできたとき、とっさに子どもの身体をかばって追い払った。自分で「強くなったな」と思った』

『ゴキブリとか虫が大の苦手だけど、わが子のためなら泣きながらでも格闘する。退治せずに放っておいて、夜中寝てるときにわが子に危害加えられたらたまらないから』

ママたち、強すぎます! 自転車を投げ倒すなんてまさに「火事場の馬鹿力」かもしれません。不審男性も大嫌いな虫も臆せず退治する様子は、まるで子どもたちの専属ボディーガードのようです。

子どもの笑顔の裏にはママたちの強さがあった

どのエピソードも、自分のことよりわが子のことを優先するママたちの姿があり、子どもへの愛情の深さを感じました。意識して母として強くあろうとしているというよりも、子育てをしているうちに次第と強くなっていくのかもしれません。わが子を思い、母として得た強さは人としての魅力や成長、自信にもつながる気がします。今日も全国の母たちがどこかで頑張っていると思うと一人じゃない気がしてより強くなれそうですね。

文・rollingdell 編集・Natsu イラスト・カヲルーン

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