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【双子出産ダイアリー15】早産で産まれた双子。スタートした搾乳の日々。過酷な毎日はまるで……

34週の早産でで産まれた双子は2人とも約2キロ。

双子育児 搾乳の日々 1「体重が2.4キロを超えるまで」ということで入院となりました。NICUで会った2人はとても小さくたくさんの線に繋がれて眠っていました。一緒には退院できないけれど、産んだら母親にはやることがあります。そう、授乳の練習です。とはいえ小さい双子はまだ自分で飲める力は無いので、鼻からチューブでミルクを送っていました。そのため私は吸ってもらえないまま搾乳の日々に突入することになったのです。

その後、少し体重が増えても哺乳瓶からの授乳のみで、まだ直接授乳はできませんでした。吸う力が双子に無いのです。しかし双子ですからミルク代もバカにならないし、出る分は頑張ろう! そう思って搾乳を続けました。

双子育児 搾乳の日々 2

双子育児 搾乳の日々 3

双子が入院していたのは1ヶ月ほどでした。退院してからも搾乳の日々は結局生後2ヶ月くらいまで続きました。この頃のスケジュールは2人分のミルク用意→おっぱいの練習として、2人にミルクを飲ませてゲップさせる→搾乳→哺乳瓶と搾乳機洗浄消毒、という流れでした。授乳の回数が頻繁な新生児、休む間も無くやることがあり本当にしんどくて辛かったです。
永遠に思えた搾乳の日々ですが、ついに……!

搾乳の日々 4

直接母乳を飲んでくれるのはもちろん喜ばしかったのですが、搾乳と搾乳器を洗う手間が無くなったのが何よりも嬉しかったです。
手動で搾乳するのは、産後の弱った身体に意外と負担になります。搾乳する機会が多い人は早めに電動を買ってしまうのもいいかもしれません。手動の場合は私の握ったら離す、のコツも試してみてくださいね。

文、作画・春野さくら

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