子どもの通知表にダメだしばかりする義母。もう見せたくない!と思うけれど、それでもいいのかな?
子どもが学校に通っている場合、学期の終わりには通知表をもらってきます。それを家族で見るときには、子どもも親もちょっとドキドキしてしまうものですよね。そんな子どもの通知表は、家族だけではなくおじちゃんおばあちゃんにも見せることがあります。しかし見せたときの反応によっては、「今後は見せたくない」と思ってしまうことも……。
『義母がうちに来たときに、通知表を見せて? と言われ見せるのですが、毎回隅々まで見て悪いところを見つけて子どもに言ってきます。それが嫌になった上の子は見せたくないと言い、それから見せなくなりました。下の子はまだ低学年で素直に見せます。ぐちぐち言われるのが毎回とても嫌です。皆さんは義母に通知表を見せますか?』
今回の投稿者さんの義母は、子どもの通知表を見ると、成績に関して批判的なことばかり言うそうです。これではまるで頑張りを認められていないようで、ママも子どもも嫌な気持ちになってしまいますよね。子どもの気持ちを考えると、ママとしてはできるものなら義母に見せたくないところ。しかし「見せて」と言われると断れない部分も。ママスタコミュニティのママたちは、おばあちゃんに通知表を見せているのでしょうか。
おばあちゃんに通知表を見せる?見せない?
通知表を見せるママたち
『中学校と大学生だけれど普通に見せているよ。さすがに大学生はもう見せないけれど、高校卒業までは見せていたよ。写真を撮ってLINEで送っていた。文句を言われたことはないなぁ。毎回褒めてくれる』
『義母は元中学の教頭まで務めた人だけれど、一度もそんなことを言われたことはない。「元気に通うことが1番よ」と言ってくれる』
ママたちからのコメントを見ると、おばあちゃんに通知表を見せる場合には、褒められることが前提のようです。もしかしたらそういったおばあちゃんは、通知表を見ることで成績の良し悪しを含め、孫の頑張りを褒めたたえてあげたい気持ちがあるのかもしれませんね。仮に各教科の成績が悪くても、生活態度などどこかしらで褒めれそうなところはあるでしょう。そういった点を見つけて褒めてくれるおばあちゃんならば、通知表を見せても安心ですね。
通知表を見せないママ。その理由は?
『うちも見せてと義父に言われたけれど、見せたことはないよ。できない所の指摘ばかりして絶対褒めないのがわかっているから』
『見せるわけないじゃん。子どものプライバシーだよ?』
投稿者さんの義母と同じように、できないところをあれこれ言われてしまう場合もあるようですね。またいくらおばあちゃんからすれば「大切な孫」とはいえ、成績を見ることはデリケートな問題です。子どもの気持ちやプライバシーを考慮する観点から通知表を見せないこともあるようです。
成績表を見せない!どうやって断る?
子どもが見せたくないと言っていると伝える
『子どもが見せたくないと言っているからという理由で断っている』
『子ども本人が嫌がっているんだから、「子どもが嫌がるので本人の気持ちを尊重したいので控えさせてください」でいいじゃない』
あくまで子どもの意思であると伝え、断ってみてはいかがでしょうか。「子どもが見せないと言っている」という理由ならママも言いやすそうです。それにおばあちゃんからしても、「通知表の持ち主である孫本人が見せたくないと言っているならば仕方ない」と納得できるのではないでしょうか。
旦那さんからはっきり言ってもらう
『うちの義母も学校の教員をしていたから口うるさい。先生のコメントの書き方までグチグチと。それですっかり嫌になって、旦那にガツンと言ってもらった。そうしたら陰で私に何とか見せてもらおうと持ちかけてくるようになったけれど、別に困る成績じゃないですよと軽くスルーしている』
旦那さんからはっきりと「見せない」と言ってもらうのもひとつの手です。旦那さんにとっては実の親ですから、遠慮なく言ってもらうこともできそうですよね。しかし旦那さんから言われても諦めきれず、ママに「見せて欲しい」と言ってくる場合も。そんな場合には、「夫からダメだと言われています」など旦那さんの存在をうまく活用して断るのもいいでしょう。
義母の気持ちを汲んで子どもの成績表を見せるのであれば条件をつけよう
投稿者さんの義母のように、孫の成績が気になってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。通知表はどれだけ頑張っているのかを評価する方法のひとつですし、それを見て文句を言いながらも安心したい部分があるのかもしれません。しかし今後通知表を見せたことで投稿者さんたちが嫌な思いをしないために、なにかしらの策は必要でしょう。その策のひとつてして、通知表を見せるのに条件をつけてみてはいかがでしょうか。ダメ出しをしないのはもちろんのこと、必ずどこかいいところをひとつでも見つけ、褒めるようにしてもらうのです。もし義母が褒めるのが苦手な人であれば、投稿者さんが褒められるポイントを見つけて、話を振るのもいいでしょう。例えば体育の成績がいい場合には「○○は体育が得意だよね」と言ってみたり、係の仕事をしっかりすると書かれていれば「○○はこんな係をしていたんだね」と話題を作ってみたりと方法はさまざまです。もしかしたら誘導する投稿者さんにも、少し工夫が求められるのかもしれませんね。しかしこの方法ならば義母が褒めやすい道筋を作っていくのと同時に、ママが褒めて欲しいポイントもおさえらそうです。もし投稿者さんと同じように悩んでいるママたちがいたら、次の学期末はおばあちゃんにこのような交渉をし、「通知表のお披露目会」を乗り切ってみてはいかがでしょうか。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・なかやまねこ
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