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<慰謝料の意味>【後編】旦那の不倫相手から振り込まれた「慰謝料」。これで“おわり”って思える?

旦那に不倫がバレてお金も子どもも全部失った_前編

前回の続き。

慰謝料が振り込まれてもスッキリせず、旦那さんとの再構築にも乗り気になれない投稿者のママ。不倫による精神的苦痛のために支払われた慰謝料でしたが……。

『お金入ったって喜べない。お金返すから元に戻してよって思うよ……』

お金なんていらなかった……できれば不倫問題が起こる前に戻りたい……そう思ってしまうのです。

実際に不倫で慰謝料を払った人が……!どういう気持ちで払うの……?

すると実際に過去に不倫をして、相手の奥さんに慰謝料を支払ったというママたちからのコメントがありました。

『した側。私もばれて200万即納した。はじめの1か月は相手への思いもあったし反省もしたけど、2か月くらいから普通の生活で、お金で解決できてよかったと。3か月経ったら、バレたことに対してバカな男だったと思ったりしたかな。あとは、相手の家庭は離婚しないでって思ってた。あっちがうまくいかないとまた害がきても困るから。した側ってだいたいこんなもんじゃないかな』

『私は向こうの家庭が可哀想だと思ったから、恵んであげたと思ってる。3人子どもがいて離婚できないだろうし、旦那には頼ることもできないだろうから、せめてお金をあげた。向こうは取った、勝ったとか思ってるだろうけど、好きなように思って、前向いて生活してるから何とでも思えばいい』

『私も払った。でもそれは彼のため。私が何も言わず、反省した振りして払ったら、奥さん少しはおさまるでしょう。彼は離婚したいわけではなかったし、今、笑っててくれるならそれでいい。愛し方も守り方も人それぞれ』

考え方は人それぞれですが、一様に「慰謝料を支払う」ことで気持ちの区切りがついて前を向いて生活をしていくようですね。不倫を「した」側が慰謝料を支払うことでつく“一区切り”は、もしかしたら支払われた側はなかなかつけることができない現実があるのかもしれません。

慰謝料が支払われても、許せない……。不倫を「された」妻の苦しみ

『うちも最近振り込まれた。減額とか言ってくるかと思ってたけどすんなり振り込まれた。なんか1年近く苦しんできたのにあっけない感じでスッキリなんかしないし、向こうは払ったらもうスッキリした気持ちになるのかと思ったらモヤモヤ』

『何したって晴れないでしょ。すっきりしたい、忘れたいって思うなら許すしかないんだよ。慰謝料もらったってその通帳の金額を見るたびに思い出すでしょ』

『そうそう、スッキリなんてしない。こっちがお金なくてせびったみたいになっちゃう。「全額払えるんだ、なんだもっと苦しめよ」って思うもん。お金なんて全然要らないんだけど、慰謝料しかないもんね』

慰謝料を貰ったとしても、スッキリすることがないのは決して投稿者のママだけではないようです。

『そうなんだよ。お金ないんだろうなって思われてそうで、またむかついてた。旦那の年収はだいたいわかってるだろうから。請求してからすぐに一括で払われてまた悔しかったんだよね。何されても悔しいしムカつくんだよね』

請求してからすぐに一括で支払われたという250万円の慰謝料。その潔さを受けた投稿者のママは、さらに悔しい思いを抱えてしまいます。こんなにすぐに払えるなら、もっと高額を請求するべきだった……? けれど決して「お金」が欲しいわけではないのです。自分が受けた「苦しみ」を少しでも相手にも味わって欲しいだけ。お金なんていらない、できるものならば不倫をされる前に戻りたい投稿者のママは、それができないから「慰謝料」という形で終わらせただけなのです。

「おわり」を意味する「慰謝料」。でも受け取った側からすれば「はじまり」だった……

『慰謝料を取ったら、次はもう相手を責められないって自分でもわかってて。お金を貰っても何にも気持ちは変わらない。バカ旦那ともこれから向き合っていかないといけない』

慰謝料を受け取ってしまった以上、形の上では問題は解決です。不倫をした側も「慰謝料」を支払うことで気持ちに区切りをつけ、不倫を終わりにすることでしょう。しかし投稿者のママは、形式的には「おわり」を意味する慰謝料を手にしたことで、終わりの見えない苦しみと、夫婦関係の再構築が「はじまる」のです。

『慰謝料もらえれば全てなかったことに……なんてなるわけないよね。心が一回死んでしまってるんだから』

すべてなかったことにはならないのに、過ぎたこととして生活していかなくてはいけないのが、「裏切られた」側の切ないところです。最後に投稿者のママはこう締めくくります。

『まだ辛い気持ちから抜けることはできないけど、子どものために前を向こうと思います。旦那への制裁はしないかなと。もう慰謝料のことで精魂尽き果ててしまったので、少し休みます。ありがとうございました』

不倫相手からどんなに莫大な慰謝料を貰っても、旦那にどんなにひどい制裁を加えても、不倫を「された」側がそれを乗り越えられる日はくるのでしょうか。

『許さなくて良いよ。てか一生許すな。別に離婚せずとも自分が許せないなら許す必要なし。気にしない、ウジウジしない方が潔いって褒める人多いけど、何で自分が不倫されて無理しなきゃならないの。許さなくて良いし、なんなら一生恨んでも全然構わないと思う。時間が解決して……くれなかったら未解決でもオッケーだよ。自分の意思の通り生きて!』

大切な人から受けた裏切りによる傷跡は深く残り、それが癒えるまでの期間は人それぞれと言えるでしょう。「不倫」への考え方はそれぞれでしょうが、不倫によって「深く傷つく人がいる」は共通なのかもしれませんね。投稿者のママの傷が癒えるのは、これからの旦那さんの行動次第……ということです。どうか「夫婦」としての道を選んだ以上、ともに乗り越えてほしいと願います。

文・渡辺多絵 編集・しらたまよ イラスト・んぎまむ

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