旦那さんの給料やお金の使い道を把握しないのはなぜ?万が一のことを考えてしておきたいこととは?
旦那さんだけが仕事を持ち、家計を支えているという家庭では、食費や日用品代などの生活費以外は旦那さんが管理しているケースもあります。そういう家庭の場合、旦那さんが何にいくら使っているのかママは把握しづらくなり、ちょっと不安に感じることがあるかもしれません。ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。
『旦那の収支がわからない人はいますか? 収入や支出を知らない、教えてもらえない、聞かない……、そんな人はいませんか? うちの場合、支出も旦那が決定しているのが不安』
旦那さんにいくら収入があるのか知らされず、家計について会話を持つこともないというママは多いのでしょうか? 実際「うちもそうだ」という意見がママスタコミュニティに寄せられましたので、それらを参考に、一般的な家庭事情を探っていきましょう。
旦那さんの収支を把握していないママたち、それぞれの事情は?
生活拠点が違うから、細かく把握できない
『転職して単身赴任になってから、いくらもらっているか知らないし聞かない』
『うちも単身赴任になってからは知らない』
旦那さんと一緒に生活をしていれば、例え詳細に知らせてくれなくても、持ち物などを見ていれば、旦那さんが何を買ったのかなどがある程度、わかります。でも単身赴任などで生活の場が異なると、旦那さんの行動が見えなくなってしまいますね。生活費を入れてくれなくなったなど、大きな変化があればお金の使い道を聞きますが、毎月必要な額をきちんと送金してくれていると、あまり気にしないのかもしれません。
旦那さんが教えてくれない
『知らない。教えてくれないから』
『教えてもらえない。家のローンもその他の支払い全てがわからない』
旦那さんがお金のことを全く教えてくれない家庭もあるようです。こちらが聞かないからというならともかく、聞いても教えてくれないならば不安になってしまいますね。旦那さんが「自分が稼いだお金だから、生活に必要な分以外は何に使おうと勝手」と考えているのだとしたら、それはちょっと困りものです。
旦那さんの稼ぎやお金の使い道を知らなくても平気なママたち、それぞれの理由は?
特にお金に不自由していないから
『前の会社の手取り以上を入金してもらえているから、別にいいや』
『知らない。毎月決まった額をもらうのと、子どもの貯金が増えているから「今月もお疲れ様」と言うだけ』
『20年間何も知らないです。特に困ったことはないです。私の医療保険も入ってくれているし、子どもの学資保険と医療保険も全員分加入してくれている』
生活をしていく上で特に不自由がなければ、つい旦那さんに収支の詳細をたずねるきっかけを失いそうです。特に子どもの学費保険や、生命保険へも加入してくれているなど、きちんと将来設計ができているようならば、不安を覚えることもないかもしれません。お金のことをあれこれ旦那さんに問いただして、変に旦那さんが不機嫌になるようなことになってしまったら……。そう考えると何も聞かずにおくほうがが無難と考えるパターンもあるかもしれませんね。
旦那さんの家計管理を信用しているから
『家計管理をしているのは旦那だから気にならない』
『個人事業主で全部任せているので知りません。信頼しているし聞きもしないです』
例えば将来に向けて貯金や資産運用などをしっかり考えられる旦那さんで、これまでもお金のトラブルがないとすれば、旦那さんに家計管理のいっさいを任せてしまう、そんなママもいるでしょう。お金の管理は得意不得意がありますよね。旦那さんの方が得意であれば、いろいろな勉強をしたり情報を分析して上手に管理をしてくれるのではないでしょうか。
もしかしたら借金などがあるかも。夫婦で情報共有をしておこう
旦那さんの収支に関しては、特に不自由がなければそのまま旦那さんに家計管理を任せてしまうのも悪くはないのかもしれません。率先して家計管理をする旦那さんならば、お金の管理が得意なのかもしれませんね。一方でお金に無頓着な旦那さんがいるのも事実です。表面上、何も問題ないように見えても、実は貯金を使い込んでいた、借金や滞納をしていた、その事実を妻が知らないだけ、そんなケースもあります。ですから、やはり、なるべくなら家庭の収支については、夫婦ともに情報を共有できる環境が望ましいのではないでしょうか。
エンディングノートを使った家計に関する夫婦情報共有のすすめ
『知りません。教えてくれないし、通帳の場所もわかりません。旦那が突然死したら生活できないと思う』
例えママが家計の管理をしない場合でも、金融機関の口座の数や通帳の場所などは知っておくことをおすすめします。なぜなら旦那さんに万が一があったときに、対応に困る可能性があるからです。特にネット銀行の場合は通帳がなく、セキュリティーが厳しいため、IDやパスワード、またパスワードを盗まれにくくするために、IDとパスワードを入力後、再度認証が必要な2段階認証での管理がほとんどです。旦那さんが亡くなった後の口座管理などを考えると、今のうちから情報を共有してもらっておいた方がスムーズです。
筆者の場合はエンディングノート(自分が亡くなったときのことを考えて情報を書いておくノート)に情報を書き込んであります。1冊で金融機関や保険、クレジットカードなどお金に関する情報の管理ができるので、万が一があったときには遺族がこれを見ればスムーズに手続きができます。まだ若いし、なんだか縁起が悪いと思うかもしれませんが、「便利なノート」だと思って使うといいかもしれませんよ。
(編集部注:例えば銀行の場合、口座名義人が死亡すると、その旨を銀行に届け出て、相続の手続きを取ることになります。その際には、相続について記された遺言書、あるいは除籍・戸籍謄本や通帳、カードなどの提出が求められます。)
文・こもも 編集・blackcat
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