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<大丈夫は嘘>【後編】いじめが原因で転校を促すことは「逃げ」ですか……?

入学当初から嫌がらせを受けている娘。本人は今の学校にこのまま通うつもりでいます。いじめられている娘が学校を辞めて、いじめている張本人たちが楽しそうに過ごすなんてそんなの間違ってる! 負けたくない! 娘が帰宅したらもう一度しっかりと話しをしようと思っていると……。
保健の先生から電話がかかってきました。

保健の先生:「今日、娘さんが転んでケガをしてしまって……。手当をしているので、心配であれば病院に行ってみて下さい」
ママ:「ありがとうございます……」
保健の先生:「それで……少し気になっていたんですけど……」
ママ:「はい」
【後編】いじめが原因で不登校気味の娘。1
電話を切ったあと、私はしばらく考えました。そして―――――

【後編】いじめが原因で不登校気味の娘。2

【後編】いじめが原因で不登校気味の娘3
せきを切ったように娘が泣き出しました。真面目で我慢強い娘は「学校」は行かなくてはならない場所だと、頑張らなければならない場所だと思っていたのでしょう。
つらいなら無理して行かなくてもいい。とことん逃げればいい。命があれば、いくらだってやり直しはきくんだから……。

あれから娘と何校か学校説明会に出向き、娘の気に入る学校を見つけました。高校のタイミングで転校をし、今では楽しそうに学校生活を送っています。
ときには逃げないで立ち向かうことも必要ですが、人生には逃げて自分を守ることも必要なときがあります。どうか一人でも多くの「子どもたちの笑顔」が守られる世界でありますように、心から願っています――。

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・松本うち

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