<妊娠への嫉妬>2人目の妊娠を喜んでくれないママにイライラ!でも原因は私だった?【第2話まんが】
前回からの続き。2人目を妊娠したことをきっかけに、とても仲の良かったママ友に避けられるようになってしまいました。心が晴れない私が姉に相談してみたところ、意外な答えが……。「無意識にママ友を見下してない?」「え!?」
「確かに2人目ができたのは喜ばしいし、うれしいことだよ。だいたいは周りも祝福してくれるよ。でも中には複雑な気持ちを抱えている人もいるんじゃないかな?」姉の言葉が私に刺さりました。姉の話は続きます……。
「私はそのママ友の気持ちよくわかるなあ……」「……あ……!」私は姉の過去を思い出したのです。
姉は昔、2人目を流産していました。今は子どもが2人いて元気に過ごしている姉。でも実は昔、2人目になるはずだったお腹の赤ちゃんを流産しています。当時しばらくふさぎこみ落ち込んでいた姉を、家族みんなで支えていたのを思い出しました。ママ友も、なにか過去があり外には出さなくても、内部では傷ついていたのかもしれません。
姉は優しい笑顔で私に教えてくれます。「そのママ友が抱えている悩みとかはわからないけど……そっけない態度には何かしら理由があると思う」「……うん」素直に反省しました。「これからは相手の本当の気持ちも、察してあげてね」姉の言葉が心に刺さりました。
帰り道。1人になっても考えるのはママ友のことでした。私は舞い上がって自分のことしか考えていなかった。伝えるにしても言い方ややり方に配慮がなかったかもしれません。
「相手はもう私に会いたくないかもしれない……」寂しいけれど、きっとこの考えは正解でしょう。どんなに理由をつけようと事実は変えられません。「またいつか、仲良く過ごせたら……」都合のいい考え方ですが、願わずにはいられませんでした。
姉と話してみてよかったです。「おめでとう」と言ってくれたママたちのなかにも複雑な気持ちを抱えた人がいるかもしれない……それを気づかせてくれました。言葉だけではわからない、態度に隠れている複雑な気持ちについて考えさせられたのです。もう報告してしまったことは戻せません。かといっていきなり謝るのもちがうと思うのです。罪悪感を抱えながらも、相手のためにそっと距離をおこうと思います。一方、ママ友に隠された思いとは……?
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ