イヤイヤ期に入った2歳の娘。イライラしっぱなしのママができることは?
子育て中は子どもに対してイライラしたり、ときには激しく怒ってしまったりすることもあるでしょう。子どもがいつも親の言うことを聞いてくれるとは限りませんから、ときにママたちが子どもに厳しくなってしまうのは仕方ないのかもしれませんね。あるママさんも子どもにイライラしてしまうことがあるようで、ママたちの意見交換の場であるママスタコミュニティにこんな投稿をしてくれています。
『2歳の女の子がいます。ご飯を食べるのが遅く、エプロンをしていても服を汚す。挙げ句の果てには全然食べない。やめてと言ったことをしたり、触らないでと言ったものを触る。ちゃんと歩いてと言ってもフラフラ歩く。言葉はたくさん出ても、会話にならないことも多い。トイレにもついてくる。一度イヤイヤになるとすごく泣く。母親を叩く。怒鳴ったらさらにヒートアップ。怒らなければいいのだけれど、つい怒ってしまう。もうとにかく娘の全てがイライラする。一時保育に預けられればいいんだけどいっぱい。誰にも預けられないし、もう嫌だ。毎日怒鳴ったり小突いたり、机とか叩いたり物を投げたりして泣かせてばかりいる』
2歳の女の子がいるママさんは、娘さんの言動にとてもイライラしてしまうそうです。少しお子さんと離れる時間をもとうと思って一時保育などの利用も検討していますが、空きがない状況です。毎日イライラがつのるばかりで、怒鳴ったりものを投げたりしてしまい、結果的にお子さんを泣かせてばかりとのことです。このことからママさんに相当ストレスがかかっていることがわかりますね。他のママたちからはママさんの気持ちを理解する声が届いています。
どんなに言っても泣きわめいてやめてくれない。その泣き声がまた辛い。
『私も辛い。やめてと思うことばかりする。取り上げたりやめさせたら泣きわめく。その泣き声が辛い。だからため息ばかりついている』
『うちは3歳になったけれど、ちっともおさまる気配がない。やめてと言ってもやめないし、触るなと言っても触るし。食べないから片付ければ「食べたかったー」と大騒ぎするし、片付けてと言っても片付けない。走るなと言っても走るし。全部逆のことをする。やって欲しいことはやらない、やめてほしいことをやる。もう疲れた』
ママさんと同じように、子どもの言動にイライラしているママたちからの声です。子どもにいくら注意しても直る気配がないようで、心労がうかがえます。子どもがまだ小さいと、ママたちの言うことをいっそう聞かないケースも少なくないようです。
子どもにイライラしてしまうママさんができることは?
子どもに共感しながら接してみる
『今3歳半の女の子だけれど、全く同じだよ。可愛いときもあるけれど、やはりすごくイライラする。でも2歳の頃よりは話せばわかってくれることが増えてきて、少しだけれど楽になった気はするよ。こっちが怒ると向こうも意地になるみたいだから、とにかく共感したり女友達みたいな感じで接している』
ママさんは娘さんが言うことを聞かないと机を叩いたり、怒鳴ったりしてしまいますが、対応の仕方を変えてみてはどうでしょうか。ママさんが怒ると娘さんも意地になって、余計にわがままになってしまうのかもしれませんから、ママさんが娘さんに歩み寄ってみるのもよさそうです。例えばご飯を食べないときでも、「お腹が空いていなかったんだね」「後で食べようか」などと声をかけてあげれば、娘さんも泣いたりわめいたりすることがないかもしれませんね。
娘さんと一緒に外出し、ふたりで気分転換
『あるあるだね。お疲れ様だよ。お散歩がてら、お買い物に行くだけでも違うと思う』
もしずっと娘さんと家の中にこもっているのであれば、気分転換のために外に出てみるのもいいでしょう。外出をすれば環境が変わりますから、娘さんもイヤイヤをしないで素直に言うことを聞いてくれるようになるかもしれません。ママさん自身、外に出ることで気分をリフレッシュできるのではないでしょうか。
旦那さんや実母に子どもを預けて1人の時間をもつ
『2歳だもの。旦那さんに預けて1人で過ごしては?』
『自我が出てきたのは成長した証拠。一生懸命育てているのね。でもずっと一緒だと息が詰まるよね。旦那さんに預けて、ちょっとお茶するのも無理?』
『旦那には預けられないの? 実母とか。息抜きするとだいぶ違うよ!』
お子さんと2人きりで過ごしているために、ママさんもかなり息が詰まりそうになっているのでしょう。旦那さんが休みのときにお子さんを見てもらう、遠くない場所に住んでいるなら実母にお願いするなど、ママさんが1人になれる時間を作る努力をしてみてください。1人でゆっくりカフェに行ったり買い物をしたりと、お子さんと離れる時間は必要です。
イヤイヤばかりになるこの「魔の2歳児」期が実はとてもママにも子どもにも大切な時期
子どもが2歳になるころは「魔の2歳児」と言われるほど、周囲の大人の言うことを聞かなくなります。どんなことに対しても「いや」と言うために、「イヤイヤ期」とも呼ばれるほどですが、これは自分の意思や行動の理由を表現し始めるからです。「いや」とばかり言って泣き叫んでばかりいる子どもを目の前にすると、イライラしてしまう気持ちはわかります。でもそんなときこそたくさん褒めてあげ、「○○のことが大好きだよ。大事に思っているよ」と伝えていくことが大切になります。泣きわめいても、どんなにひどいことを言っても、自分はママに無条件で愛されていると感じることで、子どもの自己肯定感が高まっていくからです。一方で食事のマナーやお友だちとの関係など内容を決めてきちんと叱ることも必要です。叱られることで「自分は悪いことをしている」と感じられるようになり、「これはだめなことだ」と理解していきます。褒めると叱るのバランスが大切ということですね。
自我が芽生えるからこその「イヤイヤ」は成長の証。親としては悩ましい時期とも言えそうですが、褒めてのばし、叱ってしつける。お子さんとの信頼関係を上手に気づいていけたらいいですね。
文・こもも 編集・blackcat イラスト・Ponko
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