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子どもが選んだ高校に反対するパパ。進路相談で”父親”にアドバイスしてほしいことは?

子どもが選んだ高校に反対するパパ。進路相談で”父親”にアドバイスしてほしいことは?1
みなさんはお子さんの進路について相談にのるとき、パパとママでどのように役割分担していますか? パパとママ、子どもと3人で相談するご家庭もあれば、パパかママかどちらかが主に子どもと相談というご家庭もあるのではないでしょうか。

ママスタコミュニティに中学生のお子さんがいる投稿者さんから、

『子どもが選ぼうとしている高校があります。でもパパが反対しています。ずっと「行きたいところへ行っていい」といっていたのに、いざ選んだら「そんな高校に何しに行くんだ」とか、「そんな高校を受けるバカはいない」とかいって全否定。三者面談にも行かないクセに、自分の考えと違うと文句ばかりです。子どももパパにはもう相談したがりません。こんなパパはウチだけですか?』

と相談が寄せられました。

パパと子どもは話が合わない! 反対ばかりのパパにウンザリ!

子どもが選んだ高校に反対するパパ。進路相談で”父親”にアドバイスしてほしいことは?2

『うちもうるさいよ。パパが出た高校以外は認めない。息子が行きたい高校を決めたら「東大に入れない!」と断固反対』

『うちもテストの点数にまでうるさいよ。”父親は口うるさい母親をなだめる”くらいのスタンスでいてほしい』

『反対や文句ばっかりなのに、説明会も見学も面談も行かない。高校見学に行ったあとは、どんな学校だったか子どもがパパに報告してたけど。お金を出すんだから口を出してもいいけど、言い方だよね』

『男の人って、そんな感じだね。本当は心配しているんだろうけど、話がかみ合わないんだよね』

お子さんが選んだ進路を、真っ向から反対するパパがいるようです。少しは子どもの思いを聞いてから、反論してほしいと思ってしまいますよね。

パパにも意見があって当たり前!でも言い方は考えて?

『パパだって親なんだから、口を出す権利はあると思う。実際パパが稼いだお金で通うわけなんだから。ただ口の出し方だよね。もう少し子どもに寄り添ってほしいな』

『中学生くらいなら、本人だって将来を模索中だよね。うちは子どもが相談したとき、パパはアドバイスのつもりだったんだけど、命令口調になってしまった。子どもは「もう相談しない」っていってる』

『子どもが高校を選ぶときには、重要性とか方向性とかを親や先生がアドバイスしないとね。でも「自分の行きたいところに行け」とか「そんな高校に何しに行くんだ」とかには、”父親”らしい意見は感じられない。パパも意見を整理してほしいし、なにより夫婦で話し合いが必要なんじゃない?』

『たとえばママと子どもが「制服がかわいい」とかで高校を選んでいたら、”父親”の出番だよね。反対する理由によりけり』

いつも子どもと接しているのはママだとしても、子どもの将来に関わることはパパにも意見があって当たり前とのコメントもありました。しかし「パパの意見を聞くのは当然」と考えるママたちも、パパの言い方には「もっと子どもに寄り添って」と注文をつけたいようです。
ではママたちは、パパにどんな進路アドバイスをしてほしいと考えているのでしょうか。

社会人だからできる!大人社会に目を向けさせるアドバイスを

『高校を選ぶ理由にもよるけど、もし「今の学力ならこのへんかな?」みたいな選び方だったら、パパは「そんな高校」っていうよね。低いレベルに合わせるなっていうパパの言い分もわかる』

『子どもが選んだ高校に「そんな高校」って言いたくなるくらいのレベルなら、”父親”が尻叩いてでも反対する必要があると思う。「自信がない」とか「手抜きしてラクしたい」というのが受験の理由ならね。受験前の数ヶ月を必死になって勉強して入学してからも頑張るのか、社会人になってから一生苦労するのか……。「今、頑張ってできるだけレベルの高い高校へ!」って現実の世の中を知っている大人だから言えるし、子どもに必要なことだと思う』

高校卒業後に進学か就職か選ぶとき、はたまた就職活動や入社後の昇進・昇給には、学歴が関わってくる場合があるかもしれません。ママたちがパパに求めるのは、パパの社会経験をふまえて、「その高校を卒業した後に起きるかもしれないこと」を伝えてもらうことなのでしょう。

パパにも少し努力してほしいこと

中学生のお子さんが将来を考えるときには、その進路に関する知識や情報を得る方法など、さまざまなことで親や先生のアドバイスが必要になります。パパはいつも仕事で忙しいとしても、わが子の将来を左右する大事なときには、パパなりに「子どもに関わりたい」と考えているかもしれません。しかし子どもはいつまでも小さいままではなく、中学生ともなると未熟ながらも自立する心が育ってきています。パパが子どもの意見を頭ごなしに否定すれば、子どももパパの意見を否定するでしょう。パパが子どもにアドバイスをするためには、子どもの話を最後まで聞く忍耐力と、子どもに伝わるように話す工夫が必要かもしれませんね。
ママにも子どもとパパ両方の気持ちや伝えたいことをくみ取りフォローする姿勢があると、パパのアドバイスがより活きるのではないでしょうか。

文・間宮陽子 編集・藤まゆ花 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
高校の進路に口出す父親っている?