アパートでご近所迷惑になるのが心配……。5歳の子が奇声をあげるのはよくあること?
初めての子育ては分からないことだらけですよね。どうしたらママの言うことを聞いてくれるのか、どういう育児をするのが子どものためになるのか……などママさんたちは日々さまざまなことを考えているのではないでしょうか。あるママさんは子どもたちがあげる“奇声”に悩んでいると相談しています。
『5歳と3歳。家の中で喧嘩して2人して奇声をあげるのが辛い……。私たちはアパートの1階に住んでいます。
上の階の方(家族持ち)はもちろん、ご近所の方々には前々からご迷惑をおかけしてしまうことをお伝えしており、コミュニケーションをとることを意識し、クレームが入ったことは今のところありません。かといって許されているとも思っていません。子どもたちが物の取り合いをして大きい奇声をあげてしまうときが1日に何度もあり、親としてもう耳が限界で辛く、基本的に耳栓をして耳をこれ以上痛めないようにしていますが(私は聴覚が過敏な方です)、それよりご近所迷惑ではないかと本当に心配しています。
子どもたちには何度も何度も注意していますが、私が言ったことを思い出す前にカッとなって奇声をあげます。5歳の男の子で奇声あげるのは良くあることですか? 大きくなって落ち着くのを待つしかないのでしょうか。引越しも考えてしまいますが、その前に何か方法はあるでしょうか』
ママがいくら注意をしても1日に何度も大きな声を出してしまう5歳と3歳のお子さんたち。近所迷惑ではないか、どのように注意をすればいいのか、などと悩んでいるようです。
アパートならば大声は響くのでは
ママさんが住んでいるのはアパートで、同じ建物には他にも複数の家族が住んでいるそうです。親が耳栓をするほど大きな声を発するのであれば、その声はおそらく他の住人にも届いているのではと考えた人が多いよう。きっとご近所さんたちも子どもたちの声をうるさいと感じていると思う、という声が相次ぎました。
『アパートなら生活音が周りに全部筒抜けだと思う。子どものキーキー声は、周りも窓を閉めていても結構響くよ』
『あなたが耳栓するレベルって、ご近所さんは相当我慢していると思う』
『窓を閉めていても大きな声や物音は聞こえてくるよ。普通の声とかテレビだとかは全く聞こえてこなくて、いるのかいないのかわからないレベルでも』
『ご近所さんは迷惑だろうな。防音がしっかりしていると言ってもしょせんはアパートでしょ』
子どもの高い声は思った以上に響くのだそう。たとえ一軒家だとしても構造や窓の開閉状態によってはご近所に丸聞こえのこともあるようです。もしアパートで壁を共有しているような場合は、同じ建物なのでなおさら声が響いてしまうかもしれませんね。
5歳の奇声はよくあること?
ママさんは子どもの大きな騒ぎ声をどうすればいいかと悩んでいました。特に5歳の男の子が「カッとなって奇声をあげる」点が気になるようです。ママたちからは5歳にもなって奇声を発する子はあまり想像できないというコメントも寄せられました。
『ごめん、失礼だけど5歳で奇声ってちょっと相談とかしたほうがいいんじゃない?』
『5歳で奇声、言ったことを毎回忘れている、っていうのはいろいろ疑ったほうがいいよ』
『反抗期、性格なのか? 発達障害なのか?』
他の子どもよりも大声を出したり奇声をあげたりすることが多いと聞いて、なにか重大な原因があるのではないかと想像したママさんもいたようです。もしかしたらお子さんは発達障害の可能性もあるのでは? というコメントもありました。この推測に対してママさんは思い当たる節があるそうです。
『じつは私が発達障害かもしれないんです。息子を見ていて「もしかして息子は発達障害?」と思って調べていたら「遺伝する」と出てきました。もしやと思い私のことをwebで診断チェックしてみたら「発達障害の可能性が高いので受診するべき」と出ました……。息子は幼稚園ではそれなりにうまくやっているみたいなので、息子に関しては考えすぎかなとも思ったのですが……小学校に上がったときどうなるか心配なのでやはり息子も受診するべきですよね』
発達障害の人のなかには「不快と感じる音を聞き流せない」という症状もあるよう。相談したママさんも聴覚が敏感であると自覚していて、自分は発達障害ではないかと思うようになったそうです。もちろんweb上の診断チェックだけでは確実なことは言えませんが、もしお子さんも同じように困る可能性があるなら受診させた方が良いという結論を出したようですね。
悩みを抱え込まずに相談や受診を
『ちなみに実家の母は、私の耳が敏感なことには理解がありません。子どもが大きい声を出すたびに私が「耳が痛いよ」と言ってしまったり耳をかばうリアクションをしてしまうのをみて母は「子どもはそんなもんなのにいちいち注意しても分かるわけがないでしょ! あなたはこの子のお母さんなのにそんな嫌そうに耳塞ぐことをして、子どもが可哀想!」と言いました。ちゃんと病院で私のことを診察してもらって、子どものことは発達支援センターなどで相談しようと思います』
またママさんは、母親が自分の聴覚の過敏さに対して理解がないことで辛い思いをしているようです。周りの理解を得るためにも、ママさんと子どもがどういった困難を抱えているのかきちんと相談したいとのことでした。
専門の相談機関やお医者さんなどにアドバイスを受けながら育児をすることで、ママさんの気持ちが助かることもあるはず。なぜご近所に迷惑をかけてしまうほどの奇声を発するのかという悩みも軽減されるかもしれません。相談や受診は子どものためであると同時に、ひとりでストレスを抱えてしまうママさんのためにもなることでしょう。子どもの成長をサポートできるような対応につなげられるといいですね。
文・物江窓香 編集・井伊テレ子
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