歯医者が怖くて行けないママに、エールが続々。「治療は早めが肝心。頑張って!」
定期的に検診に行ったりフッ素を塗布してもらったりと、わが子の虫歯予防に熱心なママは少なくなさそうです。一方でママ自身はどうでしょう? 毎日の子育てに忙しく、気づけば何年も歯医者に行っていない人もいるのでは? 「特に不調がないから」「ときどき痛むような気もするけれど、ガマンできるから」などなど。歯医者に行かない理由はさまざまでしょうが、もしかすると一番多いのは「怖いから」かも……?
行くのが怖くてガマンしていたら、どんどんひどい状態に……
「歯医者に行くと痛い治療をされてしまう」という先入観を持つママもいそうです。ママスタコミュニティに投稿をくれたのも、そんなママのひとりでした。
『1本の虫歯がひどくなり過ぎて、半分欠けてなくなった状態になっています。早く歯医者に行けばよかったんだけど、治療が怖くて渋っていたらこうなってしまって……。あまりにひどいので、行くのが恥ずかしい。こんな私に勇気をください』
この呼びかけに応援コメントが続々! なかには投稿者さん以上に行き渋っていたママたちからの経験談もありました。
『私も同じように奥歯が虫歯。明らかに欠けていたんだけど、ついに痛みがひどくなってきたから思い切って行ってきた。結果、状態が悪く大きな病院で抜歯することに。子どもたちがまだ小さいのを理由に行けていなかったんだけど、行ってよかったと本当に思う。投稿者さんも、ぜひ勇気を出して行ってほしい!』
『私も歯医者に10年以上行ってなくて歯ぐきがぶよぶよ。歯石も黒ずむくらいひどかった。ついに歯ぐきがはれてしまい、痛みが限界になったから通院したよ。恥ずかしかったけど、やさしい歯医者さんで怒られもあきれられもしなかった。「頑張りましょう」って励ましてくれたよ。頑張って!』
『私もだよ。年末に歯がないの気がついて、勇気を出して歯医者に行った。子どものことばかり気にしていて、気づけば自分の歯はボロボロに(涙)。根っこしかなくて「もう無理」って言われたけど、なんとか上に作ってもらった。そのとき「他にも8本の虫歯がある」と言われてしまい、今も通っている。投稿者さんも一緒に頑張ろう!』
よくそこまでガマンしていたと感心(?)するほどの報告ばかり。いつも何かと子どもを優先して自分のことは後回しにしてしまいがちなママたちだからこそ、と思えば納得もできそうです。
行くこと以上に怖いのが悪化。治療には時間もお金もかかる
寄せられたコメントに多かったのは、「今行かないと、もっとひどくなる」という意見。
『歯が全部なくなってから行くよりも、今行くほうがよいよ。今すぐにでも歯医者に電話してね。頑張って!』
『その程度ならけっこういると思うから、大丈夫。何も恥ずかしくないよ。歯の治療は遅くなるほど悪くなるだけだから、今すぐ予約しな! 私はボロボロになった』
『妊娠してから歯が痛くなり歯医者に行ったら、小さなものも含めて12本の虫歯が! 今まで虫歯がなかったから、余裕をかまして行っていなかったんだよね。2年前に歯石取りに行って以来だった。痛くなくても虫歯がたくさんあることにびっくり。昨日ちょうど全部の治療が終わったよ。通うのが面倒だったし、治療費もたくさんかかった。早く行くべきだよ。歯は大事だよ』
放置しすぎて大変な目にあった人もいるようです。
『うちのダンナも抜いてそのまま、放置しっぱなしだった。「歯抜けのオヤジだと、子どもが恥ずかしいって思うやろ!」ってうるさく言って、今は歯を入れたんだけど。ただ、まずは抜いたところをキレイにするのに時間がかかり2年弱通ったよ』
『知り合いが虫歯を放置してたら脳のほうまで細菌がいっちゃって、大手術になったよ。そうならないうちに早めに行ったほうがいい。虫歯が治ったら、定期検診に行くことも忘れずに』
歯医者に行くのは怖い。でも放置するともっと怖い目にあうかも……。なかなか歯医者に行く勇気の出ないママは、これを肝に銘じたほうがよさそうです。
投稿者さんの不安を和らげる、ママたちからのメッセージ。はたして結果は……!?
イマドキの歯医者さんは怖くない?
投稿者さんが行きたくない理由のひとつは、「怖い」。これに対して背中を押してくれるようなコメントもありました。
『私も歯医者が怖くて、虫歯を20年以上放ったらかし。口内が気持ち悪くなってきたのでおそるおそる歯医者に行ったけど、やさしく治療してくれた。今はもっと早く行けばよかったと、後悔しているくらいだよ』
『私も10年間くらい定期的に痛くなっていて、欠けた歯も2本。怖かったし、「なんでもっと早く来なかったの!」と怒られるんじゃないかと思ってよけいに行けなくなってた。でも勇気を出して行ったら、思ったよりもずっとスムーズだった。今の歯医者さんはやさしくて、治療もそんなに痛くない。投稿者さん、大丈夫だよ』
『私も15年放置したけど、勇気を出して歯医者に行ったよ。全部キレイに治してもらった。今は昔と違って、虫歯の治療も痛くないのね』
久しぶりに訪れた人ほど、昔に比べ今の治療は痛みが少ないことに驚くようです。技術の進歩などもあるのかもしれませんね。
”治療する側”からも励ましの声が
そして投稿者さんが行きたくない理由のもうひとつが、「虫歯がひどくて恥ずかしい」。こちらに対しても「歯医者さんなら見慣れている」などの温かいコメントがありました。なかには”治療する側”からの声も。
『歯科助手をしています。どんな患者さまにも同じように接します。お早く起こしください』
『大丈夫! 歯医者は口内状態がすごい人ほど燃えます。よっしゃ、やったるでぇ!って感じ』
こうしたコメントの数々に勇気をもらった投稿者さん。
『みなさん、コメントありがとう。勇気を出して行ってきました。結果的に抜歯するしかないそうです。インプラントか部分入れ歯、ブリッジの3択です。インプラントは40万円ほどかかるらしい。もっと早く行けばよかった……』
ともあれ一歩踏み出せたことは、大きな前進です! 歯の不調は放置せず、気づいたらすぐに歯医者へ。今後にもつながる教訓を得られたのではないでしょうか?
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko
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