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【後編】元奥さんに月々16万円の養育費を払っている。減額して生活を楽にしたい……

元奥さんに月々16万円の養育費を払っている_後編
旦那さんが元奥さんに月16万円の養育費を払っていて、その負担だけで生活が苦しくなってしまっているというママさん。他のママたちから養育費は減額できるのではないか……とアドバイスがありました。とはいえ生活が苦しいのは、16万円という養育費のせいだけではないかもしれません。

なぜそれほど生活が苦しいの?

一般的に養育費は子どもの人数と支払う側と受け取る側の年収に応じて決まります。元奥さんの年収や子どもの年齢によっても違ってきますが、子ども2人に対して月16万円支払う場合には、支払う側の年収は最低でも650万円程度になります(給与所得者の場合)。離婚当時の年収が相当額だったとして、今はどうかというとママさんがコメントをしてくれました。

『年収は1000万ほどです』

これに対しママたちは……。

『それなら生活がなぜキツいの?』

『養育費は年間200万円弱でしょ? 旦那の年収が1000万円なら手取りで800万円弱くらい? 養育費引いても600万円くらいかな。これにママさんの収入がある。借金返済を毎月いくらしていて、住宅ローンを毎月いくら返しているかわからないけれど、どうにかなる額じゃない?』

旦那さんの年収が1000万円ほどあり、ママさんもパートで働いています。2人の収入から税金や養育費、住宅ローン、借金返済などを引いたとしても、ママさんが言うほど生活がきつくならないのでは? と考えるママもいます。ただ実際のところ旦那さんの借金が家計に重くのしかかっているようで……

『生活が苦しいのは、収入がそれなりに多くても借金まみれだからです。借金が住宅ローン以外に1000万以上あります』

旦那さんの借金の金額が1000万円以上あり、その返済がかなり生活を圧迫しているようです。月々の返済額はわかりませんが、もしかしたら無理がある金額なのかもしれません。他にも住宅ローンや自分たちの生活のためのお金も必要ですから、ママさんが養育費を少しでも減らしたいと思うのは仕方がないことと言えそうです。一方で元奥さんの気持ちを考えると、そう簡単な話ではないようです。

元奥さんは生活が苦しいことは関係ない話と思うかも

『元嫁と子どもからしたら、そんなの知らないという感じだよね。パートではなくて普通にフルタイムで働けばいいじゃない。それでも厳しいならマイホームを売って安い賃貸に引っ越すしかないんじゃない? 元嫁さんは関係ないよ』

『自分が前妻の立場で「新しい妻と子どもも出できてマイホームも建てた、養育費減額して!」と頼まれて「はい、わかりました」と言える?』

養育費をもらっている元奥さんの気持ちを考えると、養育費の減額は簡単に首を縦に振れることではないでしょう。旦那さんが再婚をして新しい家庭を持ったため、お金がかかるのは理解してくれるかもしれません。でもだからといって養育費減額となっては、元奥さんとお子さんの生活が困る可能性もあります。話はスムーズに進まないと考えた方がいいのかもしれませんね。
また借金や養育費の支払いがあるにも関わらず、住宅を購入したことも家計を厳しくしている原因の1つでしょう。ママたち旦那さんの無計画さを感じてしまうようで、このような厳しい意見もありました。

住宅ローンもネックになっている。養育費減額の前にお金の出入り全体を見直して

『養育の義務が発生してキツいのに、マイホームを建てるからじゃないかな?』

『生活苦しいのにマイホームを買ったり、ママさんはパートしかしていなかったり。減額の前にやることがあると思う』

元奥さんと養育費について取り決めをしたときと比べると、再婚をするなど旦那さんの状況が変わっています。そのため養育費の減額の申請をすれば減額になる可能性もありますが、その前にやれることもあるのではないでしょうか。ただ住宅の購入に関しては、ママさんはあまり前向きではなかったようです。

『私はマイホームを建てたくないと言いましたが、旦那の希望で建てました。なので私は嬉しくもなんともなく、ただ生活がきつくなっただけなんです。建てたくないと何度言っても怒られるし、俺が建てたいんだから文句言うな! といった感じでした』

住宅の購入はあくまで旦那さんの希望だったそうです。マイホームが欲しいという旦那さんの気持ちも分かりますが、旦那さんには養育費や借金の返済があるのだから優先することが違ったのかもしれませんね。

『借金の返済額を変えたり、家を手放すのが先でしょ。なんで前妻の子どもの環境を悪化させるわけ?』

養育費を減額する前にやれることがあると指摘するママもいます。例えば借金の月々の返済額を今よりも少なくすることもできるのではないでしょうか。もしそれでも生活が厳しいのであれば、家を手放すなど旦那さんとママさんには養育費減額の他にも選択肢がありそうです。養育費が減ることで、旦那さんの子どもの生活が危ぶまれるかもしれませんから、養育費の減額は本当に最終手段という考えもあるのでしょう。

『なぜ矛先が真っ先に養育費なのか? とありますが、借金返済は期間を伸ばせるところまで伸ばしたり、借り換えをしています。月々の負担はこれ以上減らせない状況です』

ママさんも月々の負担を減らすために、返済期間を伸ばして月々の返済額を減らしたようですが、それでも生活は改善されないのでしょう。これ以上できることはなく、致し方なく養育費の減額を考えている状況のようです。

ママさんも辛いと思う。でも旦那さんとしっかり話し合って!

『もう何のために働いて家族を続けているんだろうと思うよね。夫婦でよく話し合うしかない』

旦那さんが支払い元奥さんへの養育費や借金返済、そして住宅ローンの支払いなどで、家計が苦しいというママさん。特に養育費については、あくまで旦那さんと元奥さんとの取り決めではありますが、その分を自分の子どもに使って欲しいと思ってしまうこともあるのかもしれませんね。「今の家族はこっちなのに」と思うこともあるのではないでしょうか。
ただ養育費に関しては、旦那さんの環境も変化しているので減額にできるとママたちからはアドバイスがありました。必ず減額になるとは言えませんが、家庭裁判所に申請をするのもいいでしょう。

とはいえ家計が苦しいのは養育費だけが原因ではないこともわかっています。子どもが成長するとお金もかかってきます。今後お金のことをどうしていくのか、旦那さんとしっかり話し合って決めていく必要がありそうです。

参考:公益社団法人養育費相談支援センター「養育費のこと

文・川崎さちえ 編集・blackcat イラスト・森乃クコ

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