大皿に盛った枝豆をほぼひとりで食べてしまった小1の甥っ子。自分の子が同じことをしたらどうする?
知り合いや親戚など人が集まる場合には、大皿に料理を盛り付けて出すこともあるでしょう。「みんなで食べて」という意味をこめての「大皿料理」のはずですが、あるママさんの甥っ子さんのふるまいはそれに反したものだったようです。
『枝豆を大皿で出したら、義妹の小学1年の息子が好きなだけ食べた。他の人のことを考えずに食べるのね。大皿の4分の3を1人で食べてびっくりした』
義妹の息子である甥っ子が、大皿に盛った枝豆を1人でたくさん食べてしまったそうです。それを見てママさんは「他の人も食べるのに……」と感じたのですね。ママスタコミュニティにこの出来事を投稿してくれたママさんに他のママたちからはどんな意見が寄せられたのでしょう。
枝豆は大皿では出さない
『何人いたのか知らないけれど、枝豆を大皿で出したことがないわ。わが家ならせめて3つくらいの皿に分けるよ』
『枝豆は小鉢でいくつか出すよ』
甥っ子さんが大皿に盛った枝豆をたくさん食べたことに、「他の人のことも考えて」と思っているママさん。そもそも枝豆は大皿ひと皿で出すのではなく、その場にいたみんなが手を出しやすいようにいくつかの皿に小分けにしてもよかったのかもしれませんね。
周りを気にかけない子どもに対してママたちはどう感じている?
『出した物を残されるより、食べてくれた方が私は嬉しい。どんどん食べてと思う』
『「好きだったんだ、もっと用意してあげればよかった」と私なら思う。ほほえましく思う』
『子どもでしょ? 美味しかったんじゃない? 別々に出して他の人の分まで勝手に食べたなら嫌だけれど、大皿で出して他の人のことを考えないとは子ども相手に思わないよ』
枝豆をたくさん食べてしまった甥っ子さんに対しては、「他の人のことも考えて」というよりも、「たくさん食べてくれて嬉しい」という気持ちを持つママのほうが多そうです。大皿で出すと遠慮をして手をつけてくれない場合もあり、なんだか悲しくなってしまうことがあります。でも気持ちいいほどよく食べてくれたなら、むしろ「もっと用意しておけばよかった」と後悔してしまうなんて意見も届きました。
自分の子が同じことをしたらどうする?
『卑しいと思われたくないから、自分の子だったら注意する。「食べたいのは自分だけじゃなく、他の人も同じかもしれないよ」と。他人にも配慮できる子になって欲しい』
『大皿に料理が出されたら、皆のことを考えて食べるようにわが子には言うわ。枝豆だろうが他の物だろうが、独占してほぼ食べちゃうのはよくないことを教えるかな。自分の家なら好きに食べてもかまわないけれど、身内とはいえ他人の家にお邪魔してるのにそれはちょっとな』
『枝豆だろうがなんだろうが、独占して食べるのはマナーとしてどうなの? そういうことは小さいうちから教えてあげないとわからないし、身に付かないと思っている』
これが自分の子どものこととなると、ママたちの意見も変わって来るようです。もし自分の子どもが大皿料理を1人で食べようとしていたら、「他の人のことも考えよう」と注意をするだろうといいます。大皿に盛られているということは、みんなで食べようねということ、周りの人への気遣いができるように親として教えたい思いが強くなるのかもしれませんね。
大人になってから困らないように、食事のマナーは子どものうちから教えよう
大皿に盛られた枝豆を1人でたくさん食べてしまった甥っ子さんに対して、ママさんはちょっと驚いてしまったようです。ママさんとしてはみんなで食べてほしいと思って出したのでしょうけれど、他の人のことを考えない甥っ子さんに疑問を感じてしまったのでしょう。一方で出された物をおいしそうにたくさん食べている姿を好ましく感じるママもいます。これは相手が子どもだからそう思うのであって、もし大人が同じことをしてしまうと、マナーをわきなえていないと思われてしまう可能性があります。子どもが大人になってから、他の人から驚かれたり陰口を言われたりしないように、大勢でテーブルを囲むときには、他の人への配慮をしながら、みんなでバランスよく取り分けるのだと教えていくのがよいでしょう。
文・こもも 編集・blackcat イラスト・Ponko