＜義実家との同居＞【後編】仕事前の慌ただしい時間に「ぬか漬けを出して」と頼まれて思わずカチン
前回からの続き。お仕事に出かける直前という忙しいタイミングで、義母に「ぬか漬けを出してあげて」と頼まれた投稿者さん。そのひと言に腹を立てた投稿者さんは、ぬかがついたままのきゅうりを折って食卓に放り投げるという驚くべき行動に出ます。その破天荒ともいうべき行動に、ママたちからはひとつの素朴な疑問が持ち上がりました。
その行動力があるなら、同居を拒否することもできたのでは？
『ぬかがついたままのきゅうりを手で割って出すという暴挙ができるなら、なぜ最初から同居なしを選ばなかった……？』
『なぜ同居した……？ 断固反対すればよかったのに』
『きゅうりを手で割るという行動にうつすくらいなら、同居しなきゃいいのに。別居する気がないなら、そういうことはやっちゃいけないと思う』
ママスタコミュニティのママたちも思わず驚いてしまうような行動を起こした投稿者さん。ママたちからは「それだけの行動力と度胸があるならば、同居を断固拒否することもできたのでは？」と疑問の声があがりました。この主張は一見すると一理あるように見えますが、それに対してはこのような意見も。
『今になってこういうことを言っても意味がないのよ。戻れるものなら投稿者さんだって同居なんてしないと思うわ。そのときの状況でいろんな理由があって同居に至ったんじゃないの？ そして最初はお互いにいい人なんだよ』
投稿者さんが今回のようなアクションを起こしたのは、同居を続けていてストレスを抱え込んでしまったからという理由もあるのでしょう。理由があって同居を始めたものの、思っていたよりもイライラすることが多かったのかもしれませんね。「ぬか漬けを出して」と言われたことは、まさにきっかけのひとつに過ぎなかったのではないでしょうか。
義母に頼み返してみては？
投稿者さんのイライラする気持ちを受けて、ママたちからはストレスをため込みすぎないためのアドバイスが寄せられました。
『普通に「これから仕事に行くので時間がないから無理です」で断ればいいじゃん。義母はあなたが仕事に行くと知っていても、まだそのぐらいの時間はあると思ったんじゃない？』
『義母に「私は今から仕事で時間がないから、自分でやって」と言う』
『気持ちはわかるよ。でも今回のは「仕事へ行く時間なので、お義母さんよろしくお願いします」でよかったのでは？ まぁほかにもいろいろと積み重ねがあるんだよね』
まず挙げられたのは「義母にお願いしなおす」という意見でした。お願いされたことすべてを受け止めてこなすのではなくて、できないことは「無理です」と断ったり相手に上手に頼ることで、ストレスが必要以上にたまるのを抑えられるかもしれませんね。
むしろ義弟に頼んでみては？
『私も田舎で同居だけれど、言われるがままにやらなきゃいいんだよ。「ぬか漬けを出してやって」と言われたら「ここにあるから、食べたい分を自分で取って」と、義母じゃなくあえて義弟に言えばいい。図太くならないと潰されちゃうよ』
『「今から仕事だから、ごめんねー！ ここにあるから食べたい分だけ出して食べてー！」じゃダメ？』
『「あそこにあるよ。好きなだけどうぞ」と義弟に言えばいいじゃない。私は平気で断るけどね。「えー！ ムリムリー！ 時間ないの、私！ 仕事だから！」って』
「義母に頼みなおす」との意見が出るなか、「ぬか漬けが食べたいのは義弟なのだから、義弟にお願いしてしまえばいい」とのコメントも寄せられました。「好きなだけ食べてね！」とサラリと言うことで、嫌味にならずすんなりと受け入れられるかもしれませんね。
投稿者さんへの励ましの言葉も
同居を頑張る投稿者さんに対して温かいエールも集まりました。
『ぬか漬けの件だけではなんとも思わないけれど、普段からストレスがたまっているのかなと思った。同居を解消して、近くにアパートでも借りたほうがいいよ』
『義母がやればいいのに。私だったら絶対に出さない。「もう出なきゃならないんで、お義母さんお願いしま～す」と言ってさっさと家を出て、コンビニでコーヒーでも買って休憩。投稿者さん、普段から言いたいこととか我慢してない？ なんかそんな気がする』
『同居なんて、神経が図太くないとやってられないからね。無神経な人に神経使うのは本当に無駄だよ、投稿者さん！ 無神経には無神経で対応するのが得策』
投稿者さんを心配する声や励ますような声まで、いろいろなコメントが寄せられたようです。普段から我慢を強いられているのではないかと推測された投稿者さん。少しでもストレスが緩和されるといいですね。
ぬかがついたままのきゅうりを手で折って食卓に出すという、一見すると驚くような暴挙に出た投稿者さん。しかしその裏側には、きっとご本人にしかわからない同居の苦労や我慢があってのことなのでしょう。これからはストレスをため込まないためにも、できないことは断る、ほかの人にうまく頼るなどの方法をとってみてもいいかもしれませんね。それでもうまくいかない場合には、旦那さんと相談して同居解消に向けて動くのもひとつの手ではないでしょうか。いずれにしても投稿者さんがこれ以上イライラを抱え込んでしまうことがありませんように……。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・加藤みちか
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