今の自分を肯定できない……自己肯定感が高くなるママたちの考え方は？
就職・結婚・出産・子育て……と、さまざまな経験を経て今の自分が成り立っていると思います。若かりし頃は波乱万丈な人生を送っていたとしても今は穏やかな人生を送っている人もいるかもしれません。一方、順風満帆な人生を送ってきたのに今は苦境に立たされている人もいるかもしれません。どんな人生を送ろうともつねに前向きに人生を切りひらけるといいですよね。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。
『色々経験しての今のあなたはどんな人？ 私は疲れちゃって愛想笑いもしなくなりかなりダークになってしまった』
こちらの投稿者さんは子育てに疲れてしまったのでしょうか。今の自分を肯定的に受け止められないようです。この投稿にママたちから続々とコメントが寄せられましたのでご紹介します。
人は人、自分は自分。ありのままの自分を受け入れるようになったママたち
『ほどよく適当になった。「人は人」「自分は自分」が完全に染みついた』
『今の私は毒親からようやく抜け出せ始めている。ありのままの自分で生きることを大人になって初めて経験している』
『真面目に生きるのはやめた。 人の気持ちを考えすぎるのをやめた。自分を大事にしようと思った。ちょっとした嘘ならつけるようになってきた』
人は人、自分は自分と割り切れるようになったママたちの声です。誰しも過去に親の価値観に縛られたり、他人と自分を比較して羨んだりした経験があるのではないしょうか。とくに自分の価値観が確立していない若い頃は、人に左右されることも多いかもしれません。年齢を重ねていくうちにありのままの自分を受け入れられるようになり、ストレスも感じにくくなった方もいるようです。このコメントをくれたママたちは、いい大人の階段を上がっているように見えますね。
白黒つけずに考えられるようになったママたち
『いったん飲み込んで考えられるようになった』
『子どもが5人になったらいい意味で完璧主義じゃなくなったよ』
『細かいことを前より気にしなくなった』
『白黒つけずに、グレーにできるようになった』
こちらは白黒つけずに物事を受け入れることができるようになったママの声です。いい意味で完璧主義ではないママがこの局地に達するのではないでしょうか。世の中にはさまざまな矛盾がはらんでいたり、複雑な問題があったり、簡単に割り切れないことが多くありますよね。とくに子育ては白黒つかないことの連続ではないでしょうか。こちらのママたちは日々の子育てによりその事実に気がついて、他人や子どもにも寛大な気持ちで接することができるようになったのかもしれませんね。子育て上手なママはこの局地に達している人が多そうです。ぜひ見習いたいですね。
平凡が一番。角がとれ穏やかな人間になったママたち
『平凡が一番になった。友達には、人間（体型も笑）まるくなったと言われる』
『結局平凡が一番だよね。平地がいいわ』
『20代はほんとに波乱万丈だった。仕事でキツキツだったり、とんでもない恋愛したり。でも30歳になる直前に出会った夫と結婚して、子ども2人に恵まれて、なんだかんだ平和で幸せに暮らしている。今は平凡で穏やかな人間になっていると思う』
また角が取れて丸くなったと感じているママたちもいました。平凡な人生に幸せを感じているママは若い頃ハメを外したり、波乱万丈な人生を送ったりしていたのでしょうか。尖っていた人が結婚、出産を経て人の親になり、過去を振り返ると平凡が一番幸せという心境に行き着くのでしょうか。このまま平穏な日々が続くといいですよね。
自己肯定感が低くなったママもいる
『自己肯定感が低くてマイナス思考』
『更年期なのか、ちっぽけなことでイライラするようになった』
一方、自己評価が低いママもいました。更年期とも関係あるのかもしれませんが、それとは関係なく、子どもや旦那さんとの関係がよくなかったり、仕事がうまくいかないことなども関係しているのでしょうか。コメントだけでは原因を読みとれませんが、人生は山あり谷あり。つねに順風満帆だとは限りませんので、何かのきっかけでまた前向きになれるといいですよね。
その際、前述した「ありのままの自分を受け入れる」や「白黒つけずに物事を受け入れる」ママたちの思考法を参考にするといいのではないでしょうか。そうすれば他人のことは気にせずに、物事に寛容になれるかもしれません。今つらい状況であればその状況をそのまま受け入れる。そして自分を責めたりあれこれ考え込まないようにすると少し気持ちが変わっていくかもしれません。ぜひありのままの自分を肯定できるようママたちの声を参考にしてみてくださいね。
文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ
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