ピザをピッツァ、やかんをケトル……ママたちが「気取った名前のモノ」と聞いて思い浮かぶのは?
ある日突然ママスタコミュニティに「ショコラバナーヌ」とつぶやいたママがいました。チョコレートをショコラ、バナナをバナーヌと呼ぶフランス語風の言い方……。どことなくおしゃれで上品、日常使いのお菓子とはひと味違う雰囲気で「気取っている」と感じるようです。というわけでお題はこちら。
『気取った名前のモノ!』
ママたちには何が思い浮かんだのでしょうか? 早速集まったコメントを見てみましょう!
身近な食べ物をちょっと気取って言ってみると……
『ピッツァ。ピザでいいやん』
『ポークジンジャー。ブタの生姜焼きでいいわ』
『コンフィチュール。英語かフランス語かの違いあるにしても、ジャムでいいじゃん』
『ビシソワーズ。じゃがいもスープでいいじゃん。何気取ってんだか』
『ビュッフェ。そんな洒落た名前じゃ食べた気にならない』
『ビスク。スープで良い』
『プリンア・ラ・モード。ア・ラ・モードって……』
ママたちはピザをピッツァ、ジャムをコンフィチュールなどと言われると「気取っている」雰囲気を感じるのだそう。口にすると自分はオシャレですと主張しているような、くすぐったい気持ちになるのかもしれませんね。他にもドルチェ、ジェラート、アーティチョーク、バーニャカウダ、アンチョビ、デキャンタ……。日常の家庭の食卓ではあまり使わないというような耳慣れない言い方には気取った感じがするようです。
日常使いのアレやコレも言い方次第
『ミュール。それ、サンダルやろが!』
『フラワーベース。花瓶でいいじゃん』
『ケトル。やかんでしょ』
『ピーラー。皮むき器』
『ステーショナリー。文房具』
『ピローケース。枕カバーと言って』
『クロップドパンツ。七分丈ズボン』
『ランドリー。洗濯場でいいよ』
『パウダールーム。お便所ですわよ』
ママたちからは身近にある日用品や洋服、部屋の呼び方なども挙げられました。他にもトップスやアウター、スタイ、パントリーなどなど……。今でこそ意味は分かるものの最初は分からなくて戸惑ったママもいるよう。自分が子どもの頃はこういう名前で呼んでいなかった、などと思うのかもしれません。元々広まっていた呼び方をあえて変えて言うことに「気取っている」と感じるようですね。
ビジネスシーンで飛び交う言葉も気取りがち!?
仕事をしているママは、職場で飛び交うカタカナのビジネス用語に戸惑うこともあるようです。お願いだから分かるように日本語で言って! とツッコミを入れたくなるような会話もあるようですね。「気取っている」と聞いてマンション広告や通信販売のチラシにあるような文章を思い出した人もいました。
『カタカナビジネス用語の全般。レジュメって言ったり、エビテンスとか言ったり。フランス語と英語を織り交ぜて使ってるあなたは何人?』
『エビデンス、コンプライアンス。職場で上司がよく使ってるけど、無理せんでいいのに……って笑っちゃう。普通に根拠とか法令遵守と言ってほしい』
『全〇〇邸、堂々の完成。新築マンションのポエム(広告文)に、ありがちな表現』
『磨き抜かれた感性であつらえた逸品』
『「アウターに響きません」。外から分からないこと』
あるママが発した「ショコラバナーヌ」という言葉をきっかけに、ママスタコミュニティにはママたちが「気取っている」と感じる言葉がたくさん集まりました。その多くは、以前はこうは呼んでいなかったと思うような外国語由来の言葉のようです。ちょっとおしゃれを気取りたい気分の日は「今日のドルチェはプリンア・ラ・モードよ」とか「ランドリーからピローケース取ってきて」などと言ってみるのもいいかもしれませんね。ただしあまりに耳慣れないカタカナ言葉を多用しすぎて、周りの人に意味が分からないとツッコまれないようにお気をつけくださいね!
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ
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