いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

休校中から続く、子どもの昼夜逆転。ゲームやスマホの見すぎによる”デジタル時差ボケ”かも

pixta_54389947_M

長く続いた休校で、子どものスマホ・ゲーム・テレビ視聴の時間が増えた家庭も少なくないでしょう。朝はなかなか起きることができない、夜はなかなか眠くならない……。子どもが昼夜逆転してしまっているとしたら、原因はデジタルデバイスの使いすぎかもしれません。

先日、小学生の”デジタル時差ボケ”に関する、あるアンケート結果が公表されました。

もしかしてママも?”デジタル時差ボケ”チェックテスト

調査を行ったのはメガネブランド「Zoff」を運営する「株式会社インターメスティック」。デジタルデバイス(スマホやタブレット、パソコンやテレビなどの画像・映像を視聴できる機器)が発するブルーライトが及ぼす、身体への悪影響を調べるために実施されました。

デジタルデバイスが発する「ブルーライト」という言葉については、見聞きしたことのあるママも少なくないでしょう。太陽光にも含まれている、本来は人間にとって欠かせない光です。「睡眠ホルモン」と言われるメラトニンの分泌を抑制することで、人間の体内時計をコントロールしているのだとか。
ただ近年は24時間ずっと何らかの光に触れられる機会が増えたことで、夜中でもブルーライトを浴び続け、メラトニン分泌のバランスを崩してしまうことが心配されているそうです。
つまりデジタルデバイスを使いすぎるとブルーライトの影響によって、睡眠リズムが崩れ身体が昼夜逆転状態におちいる”デジタル時差ボケ”になる可能性が!?

まずは眼科専門医・林田康隆先生(「医療法人社団康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾」理事長)が監修したこちらのシートをチェックしてみましょう。
main
全国の20~40代の働く男女500名がチェックを行ったところ、51.6%が6個以上の項目に当てはまる”デジタル時差ボケ”だったそう。とくにパソコンやスマホを使うことで、肩や首の凝りを感じている人は「ひんぱんに」「ときどき」を合わせると、73.6%という高割合だったとか。心当たりのあるママもいるのではないでしょうか?

小学生の5人にひとりが”デジタル時差ボケ”の可能性あり

同じ調査を全国の小学生を持つママパパ500名にも行っています。スマホを持っている小学生と持っていない小学生を比較した結果が、こちらです。
sub13スマホを持っている子どもは、20.8%が該当項目6個以上の”デジタル時差ボケ”という結果でした。一方スマホをで持っていない子どものうち該当項目6個以上だったのは8.1%と、2倍以上の差がついています。

休校によってオンライン学習がはじまるなど、よりデジタルデバイスで目を使うことが増えた子どももいるでしょう。勉強以外にもゲームやスマホなどで、何時間も画面を見続けている子もいるかもしれませんね。休校のために子どもがデジタルデバイスを使用する時間が増えたかどうかを尋ねたところ、このような結果になりました。
sub16「やや増えた」も含めると、72.8%が「子どものテレビ視聴時間が増えた」と回答。ゲームは57.8%、スマホは41.0%が「増えた(やや増えた)」となっています。子どもの目への弊害、さらにブルーライトによる悪影響が心配ですね。

林田先生が教えるデジタル時差ボケを事前に防ぐためのポイントは、4つでした。

1.寝るときくらいは、アナログに

就寝時の部屋の電気は、真っ暗に。就寝中にスマホを充電するなら、ベッドから離れたところで。目覚まし時計代わりにスマホを使うことも控えて。

2.適度な運動を意識

健康維持に大切なのが、適度な運動をすることです。日常生活にウォーキングや階段利用などを取り入れよう。

3.ブルーライトカット対策を

スマホやパソコンの使用時間が長い人(1日4時間以上)は、ブルーライトカット対策をしましょう。カットシートを貼る、対策メガネをかけるのもおすすめです。

4.目によい成分を持つ栄養素を、積極的にとる

「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンが多く含まれているのは、マッシュルームやナッツ類、シリアル、卵、サーモンなどの魚介類です。フルーツや野菜ではポリフェノール豊富なブドウ、アントシアニン豊富なクランベリー、ビタミン豊富なイチゴ、リコピン豊富なトマトなどがあります。

子どもはもちろん、大人も気をつけたいポイントばかりですね。デジタルライフは便利な一方、いつかその代償を払わなくてはならなくなる可能性もあるでしょう。早いうちから意識して、できるだけ自己管理に努めたいですね。

【インターメスティック「Zoff」によるブルーライトに関する調査 概要】
<ビジネスマン(有職男女)におけるブルーライトによる悪影響と対策について>
日時:2020年05月12日~13日
性別:男女
年齢:20~40代のビジネスマン(会社員(正社員、契約・派遣社員)、経営者・役員、公務員)
地域:全国
その他:性年代均等割付
サンプル数:500ss
<小学生におけるブルーライトによる悪影響と対策について>
日時:2020年05月12日~13日
性別:男女
年齢:小学生の子を持つ20~40代の父親・母親
地域:全国
その他:子の学齢×性別ごとに均等割付
サンプル数:500ss

文・鈴木麻子 編集・しのむ

関連記事

子どもにスマホや動画を見せるときの注意点を発達心理学の専門家に聞く
子どもにスマホで動画を見せることも珍しくなってきた現代の子育て環境。公共空間で子どもが騒いでどうしようもないときや家事などで目が離せないときなどには、サッとスマホを与えたり動画を見せたりするママは...
どんなに起こしてもなかなか起きない子ども。ママたちが実践する、子どもが確実に起きる方法は?【朝ごふんコラム】
小学生のお子さんがいるママは、子どもが学校に遅れないように、毎朝起こしてあげている方も多いかもしれません。でも、どんなに起こしてもなかなか起きない子どもにイライラしているママもいるのでは……? マ...
周りの反応を気にしてメガネをかけたくない子どもへおくる絵本『メガネをかけたら』 #ママの悩みに寄り添う絵本
スマートフォンやタブレットが普及している昨今、親としては子どもの視力が気になりませんか? 文部科学省が行った平成29年度の学校保健統計調査において、裸眼視力が1.0未満の子どもは、幼稚園...