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買う?買わない?我が子が選ぶ“ダサい”洋服。上手な誘導法はある?

買う?買わない?我が子が選ぶ“ダサい”洋服。上手な誘導法はある?
子どもがママの選んだ洋服をそのまま着てくれるのは、幼いうちだけかもしれません。毎日同じ色ばかり、特定のキャラクターが付いたものしか着ないなど極端な好みもあるようですが、「こんなテイストが好き」という傾向が成長とともになんとなく出てくるようです。
そんな子どもの好みと、ママの好みが大きく違ったとしたらどうでしょう? 「絶対にこれがほしい!」と子どもが選んだ洋服に対し、「ダサい!」と思ってしまうママ。妥協して、“ダサい”洋服を購入してあげますか?

好みは尊重してあげたいけれど……“ダサい”洋服は買いたくない

小学1年生の娘さんの洋服選びに悩むママからの投稿が、ママスタコミュニティにありました。

『パステルカラー好きな娘が選ぶのは、いつも派手な服。「えっ、ダサッ……」と思ってしまう上、値段も微妙に高い。好みを尊重してあげたい気持ちもありますが、自分が苦手なテイストの洋服を買ってあげるのってちょっとつらい。みなさんは、どうしていますか?』

子どもとママの好みが一致するとは限らないのが、めんどうなところです。とはいえ実質お財布を握っているのは、ママ。寄せられたコメントでは「買わない」という声が優勢でした。

『絶対に買わない。ダサい洋服を、家の中に置きたくない』

『「変だよ」と言う。意見が合わないと買わない』

『買わない。子どもには「自分で稼げるようになったら、好きな洋服を着なさい。将来稼げるようになるためには、まずお勉強を頑張りなさい」って言う。あと、最初に予算を指定している』

かなり強い意志で「買わない!」と断言しているところが、こちらのママたちの共通点。ファッションにこだわりのある、おしゃれなママが多いのかもしれません。

子どもと親の感覚は違う。今の“好き”を肯定してあげたい

買う?買わない?我が子が選ぶ“ダサい”洋服。上手な誘導法はある?2
少数派でしたが、「買ってあげる」というコメントもありました。

『買うよ。自分が子どものころに親から同じことを言われて、買ってもらえなくて悲しかったから。親世代とは感覚が違うんだよ』

『親が“ダサい”と思うデザインが、子どものあいだで流行ってたりもするからね』

『小さいうちは「買わない」で通用しても、中学生くらいになれば無理かも。値段がすごく高いなら買わない理由になるだろうけどね。でも、母親の価値観の押しつけはよくないと思う』

『うちはよっぽど奇抜なデザインじゃない限り、買ってあげている。「本当にそれで大丈夫?」って言いたくなるけどね。私は小さいころから、流行とはほど遠い母親好みの洋服しか買ってもらえなかった。娘には自分で洋服を選んで、あえてときには失敗するという経験もしてほしい』

自分自身の経験から「買ってあげたい」と考えるママもいました。また、投稿主の娘さんが選ぶというパステルカラーの洋服を肯定するコメントも。

『パステルカラーなんて、小さいうちしか着れないんだからよいじゃん。逆に大人みたいなシックな洋服を着ている子って、なんかかわいそうに思えちゃう』

『子ども服ってダサいからかわいい、みたいなところがない? うちは小学生の長男もまだキャラクターものを着たがるけど、買ってあげるよ。だって今しか着られないもの』

妙に大人びたファッションよりも、いかにも子どもらしい洋服のほうが好感が持てる。たしかにそういう考え方もありますね。

「ダサい」「変」のワードを使わずに、どうやって誘導する?

こんな意見もあります。

「値段関係なく、私が“ダサい”と感じたら買わないな。小学3年生なんだけど、なんか微妙に趣味が悪くてさ(笑)。ふてくされたりするけれど、ダサいものは「ダサい! 恥ずかしい!」と遠慮なく言い放つ。ただ“着るのは学校に行くときだけ”という約束で、私が折れて妥協するときもあるよ』

「買わない」というママたちの中には「買わない。はっきり“ダサい”って言う」という声も多くありましたが、この言い方が気になるというコメントも。

『まさに我が家と同じ悩みだわ。小学2年生娘が英字ロゴ入りの洋服や、肩がテローンとしたデザインの洋服を崇拝している(笑)。今は「もう少し大きくなったらね」ってごまかしているけど、「ダサい」「変だよ」っていう言葉を飲み込むのに必死だよ。それだけは言っちゃいけないなって思っているから』

『人が好きなものを否定しちゃいけない。子どもにもそうなってほしくないからね。だから「ダサい」とは言わずに、さりげなく違うものに誘導したりする。それでもどうしてもあきらめないなら、私が折れることもある』

他の洋服をすすめたり手持ちの服とのバランスを考えるよう誘導する

子どもの好みは否定せず、なんとか別の洋服に興味がいくよう誘導するため必死に頑張っているママたちも。

『自分の中で“まだなんとか許容できるかな?”という洋服を持ってきて、それがいかに素晴らしいかを力説して納得させる。今は小学4年生だからなんとかなっているけど、そろそろ無理かな』

『そのショップの中で別なものを持ってきて、「お母さんはこっちが好き」ってやんわり言ってみる。今小学2年生だから、そこまで奇抜なのは着ていないけどね。安価なTシャツくらいなら、好きなのを買ってあげるんだけど』

『子どもって、たまにとんでもないものを選ぶよね(笑)。「今持っている洋服と合わせにくそうだけどな~」とかは言う。高かったら「高いから買わない」って言う。いつも否定してばかりいるのも気の毒なので、値段が安ければたまには買う』

子どもの好みvsママの好み。子どもが自分で働くようになるまで、長く続くバトルになるかもしれません。「ここまではOK」「これはNG」と、早めに家庭なりのルールを作っておくとよさそうですね。

文・鈴木麻子 編集・横内みか イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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