痛みに弱くても出産はできる?ママに備わる強靭なハートとは
私は敏感な体質なのか、排卵痛や生理痛以外にもあらゆる面で痛みを感じやすい、いわゆる痛みに弱い人です。だから出産の痛みに負けてしまうのではないかという不安がずっとありました。でも子どもの頃から憧れていたのは「子だくさんのお母さん」。最初の子が男の子だったら「学(ガク)」という名前をつけたいね、と旦那さんと将来の話によく花を咲かせていました。
子だくさんの母に憧れていた私でしたが、実際にさまざまな痛みや苦しみを経験するなかで、どんどん意欲は低下していき……「5人は無理だ」という結論に至りました。
自分の口から出てきた言葉に自分でびっくりしました。つわりから出産までの期間、痛いこと、辛いこと、怖いことの連続で、痛みを感じなかった日は多分ありません。だけど本当に不思議なんです。母は強しと言うけれど、陣痛と出産を超えたママのハートは強靭。
なにより生まれたばかりの娘との対面は私たち夫婦に想像以上の幸せを運んできてくれました。2人目を考えられるようになったのも、娘が生まれてきてくれたからこそです。この経験をもう一度できるのなら、痛みなんて二の次になりそうです。
もともと痛みに弱かった私でもそうなのですから。これから出産を控えてる方や、妊娠が怖くて迷ってる方に、少しでも安心してもらえたら嬉しいです。
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