亡くなった母親を忘れられず立ち直れないママ……「泣いていいんだよ」「悲しいのは当たり前」など他のママたちからはあたたかい言葉が
お母さんを亡くしたママからこんな投稿がありました。
『去年母を亡くしました。悲しくて未だに立ち直れない。普通に生活をしてはいます。仕事もしています。でも毎日忘れることはなく、毎日会いたいと思っています。病気かな? と思ったりします。よく泣いています。いつかこのような気持ちは薄れていきますか?』
昨年お母さんが亡くなりずっと忘れることができない投稿者さん。深い悲しみや寂しさを抱えているようです。こんな投稿者さんに他のママたちはどんな言葉をかけてくれたのでしょうか。
悲しいのは当たり前。泣いてもいいんだよ
『私も父を亡くしたときそんな感じだった。会いたかったし、泣いていた。変な話、綺麗な青空を見ても泣いていた』
『別に泣いてもいいよ。だって忘れることはできないし、悲しいことには変わりないんだから』
『泣いてもいいんです。気持ちが薄れても、お母さんとの思い出はずっと残りますよ! いつか笑って家族とお母さんの話ができますよ!』
『立ち直れなくて当然ですよ。(立ち直れた方が悪いという訳ではありません)だってたった1人の大切なお母様なんですから。たくさん泣いていいですよ』
大切な母親を亡くした投稿者さんに、他のママたちはあたたかい言葉をかけてくれました。悲しい気持ちや寂しい思いがあるのは当たり前なので泣くのは自然なことですよね。
悲しみは慣れていくもの。亡くなった人を忘れる必要はない
『悲しい気持ちは薄れないよ。泣き続けていたら、会いたいけど会えない悲しさに慣れていくよ。だってどんなに頑張ってももう会えないもんね』
『無理に忘れる必要はないと思います。大好きなお母様のことをずっと覚えておいて下さい』
大切な人を失った悲しみが消えたり、薄れたりすることはないとの意見もあります。でも悲しみに慣れていくことはあるので、亡くなった大切な人を無理に忘れる必要はないのかもしれませんね。
だんだん心が落ち着いてくるから大丈夫
『至って普通のことだと思いますよ。悲しくても寂しくても、生きるためにご飯を食べ仕事もこなして毎日を送るのです。そのうちお母さんを思い出す日の間隔が空くようになると思うけれど、忘れたわけではない。投稿者さんの日々の生活に潤いが出て忙しさが増すと、そっちに意識が向くので。私もそうでした』
『私は母を11年前に、父を9年前に亡くしました。2人とも急死でいきなりいなくなってしまったし、私は一人っ子なので、特に父が亡くなったときはしばらく引きずりました。でも今は穏やかだよ。ただたまに思い出して、無性に寂しくなることがあるよ』
『私は17歳で母を亡くしたよ。大人になってからも完全に癒えたとは言えないかな。今でも命日近くになると不安定になる。でも少しずつそれに向き合えるようになる。母の年齢に近づくにつれて、亡くなっていった母の気持ちに寄り添えるようになってきたよ。完全に癒えることはないけれど、少しずつ落ち着いてくるからね。大丈夫だよ』
大切な人を亡くすと心にぽっかりと穴があいたように感じて悲しみが癒えるまでには時間がかかるようです。でも少しずつ悲しみや寂しさが落ち着いてくるとのコメントがありました。投稿者さんはお母さんを亡くしてまだそれほど時間が経っていませんが、いずれ気持ちも落ち着くかもしれませんね。
大切な人を亡くしたママたちはどうやって悲しみを乗り越えてきたの?
忙しい日々を送ってあえて思い出さないようにして乗り切った
『3年前に母が病死。子育て中だったこともあり、日常の慌ただしさに忙殺されて当時はやり過ごしてきた。それでもふとしたときに母がいたら……と思い出す』
『私は思い出さないようにしている。冷たいようだけれど、思い出すと悲しすぎるから』
『1年前に母が亡くなったけれど、未だにちゃんと思い出すと辛い。考えないようにしている。じゃないと前を向けない』
亡くなった人のことをあえて思い出さないようにして、悲しみを乗り越えてきたママもいます。思い出すとあまりにも寂しいので、何も手につかなくなるのかもしれませんね。またあるママは子育て中で毎日慌ただしく過ごしたからこそ悲しい時期を乗り切れたようです。
時間が心を癒してくれた
『時間薬と言いますね。寂しい気持ちはずっと残ると思いますが、それに慣れていくしかないのかなと思っています』
『どんなに寂しくても苦しくても、時間薬の効果は偉大』
悲しみや寂しさは時間の経過と共に薄れていくこともありますよね。コメントにもあるように悲しみが消え去ることはありませんが、「時間薬」が悲しみを徐々に癒してくれるのかもしれません。
いつまでも悲しんでいたら親も嫌だろうなと考えた
『自分のときは、いつまでも泣いていたら親も悲しむだろうなと思って立ち直った』
悲しくてもいつまでも泣いてばかりで何も手につかない状態では、亡くなった人も悲しむだろうと考えたママもいます。亡くなった人も「悲しいな。寂しいな」と思い続けるより、前向きに生きて欲しいと願っているのではないでしょうか。
悲しみや寂しさが消えないのは当たり前のこと。でもこれからの人生は明るく前向きに生きよう
『寂しいけど、私はもう泣きません。私が死んだら天国で母と再会をして、2人で乾杯してたくさんおしゃべりするんだー! だからたくさん笑って、たくさん働いて、たくさん楽しい思い出を作って、土産話にする! 母とまたワインを飲みながら笑い合うために、私は残りの人生頑張ります』
大切な人を亡くしてしまうと、悲しみのあまり泣き続け立ち直れなくなることもあるのでしょう。投稿者さんもお母さんを亡くしてしまい、気持ちの整理がつかない状態のようです。でも他のママたちからは、悲しいのは当たり前だから泣いてもいいし、時間の経過とともに悲しみは癒えるから大丈夫というあたたかいコメントが寄せられました。
亡くなった大切な人とは会って話をすることはできませんが、心の中にはずっといてくれますよね。存在が支えになることや残された人が前向きに生きるために背中を押してくれることもあるでしょう。亡くなった人のためにも今を楽しく生きることも大切なのではないでしょうか。投稿者さんのお母さんも、投稿者さんが自分の人生を大切に生きることを願っているかもしれませんよ。それに応えるためにもこれからの人生を前向きに楽しく生きていけるといいですね。
文・こもも 編集・秋澄乃
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