子どもに申し訳ないと罪悪感を抱えるシングルマザーに他のママから届いたメッセージとは
シングルマザーのママから、切ない投稿がありました。
『私は小さい子がいるのにシングルマザーで孤独。ママ友もいない。同じような人はいる? 夜にSNSを見ていると、幸せそうな家族や小さいうちからいろいろな所に連れて行って、たくさん遊ばせたり美味しいものを食べさせたりする明るいママがいる。そういう家族を見ると、横で寝ている我が子に対して「こんな母親でごめん、こんなママの所に生まれてかわいそう。ごめん」と思ってしまう……。「自分のせいで将来いじめられたらどうしよう」と夜寝るときになると考えて、罪悪感しかない。ただただ子どもに申し訳ない』
投稿者さんは今1人で子育てをしているようです。SNSで幸せそうな家族をみては自分たちと比較して、子どもに申し訳ない気持ちになってしまうそうですね。悩める投稿者さんに他のママたちは、どんな声をかけてくれたのでしょうか。
周りの人をうらやましいと思ってしまうことはあるよ
『全く一緒だったよ。今子どもは小学生。吹っ切れた部分もあるけれど、やっぱり周りを羨ましいと思ってしまうときはある。マイホーム建てましたとか、2人目できましたとか。子どもが赤ちゃんの頃はママ友がいたけれど、大きくなるにつれてみんなバラバラになったし』
投稿者さんは楽しそうに過ごしている家族を見ると、自分の子どもには同じようにしてあげられないと思い、申し訳ない気持ちになってしまっています。投稿者さんと同じように感じていたママからコメントが寄せられました。投稿者さんに限らず、他の人を羨ましいと思うことは誰しもあることではないでしょうか。
子どもはママのことが大好きだよ!
『でもお子さんは全身全力でお母さんのことが好きだからね』
『私もわかるよ、孤独感と罪悪感。でも子どもはお母さんが大好きなんだよね。どんなお母さんでも。申し訳ないと思ってる方が子どもはつらい』
投稿者さんは子どもに対して、自分のせいでいじめられたらどうしようと罪悪感があるようです。でも他のママたちからは、子どもは母親である投稿者さんのことが大好きに違いないというコメントが寄せられました。子どもは投稿者さんが大好きなのに、投稿者さんが「申し訳ない」と思っていたら、子どもの方がつらくなってしまうのではないでしょうか。
SNSを見ないようにしよう
『SNSはあまり見ない方がいいかも。内容は違っても、自分より良いと思える家庭に誰でも劣等感を感じることはあると思うから。ネットよりお子さんの可愛い寝顔を見たら癒されるんじゃないかな』
『SNSは見ない方がいいよ。幸せアピール多いしね』
SNSにある幸せそうな家族を見て、投稿者さんは自分と比較してしまっています。そして子どもに申し訳ない気持ちになる、という悪循環にとらわれていますね。ママたちからはSNSは見ない方がいいというアドバイスがありました。SNSに挙げられている内容は必ずしも真実とは限りませんよね。他人に見せたい部分だけを切り取って見せることができるからです。真実ではないかもしれないSNSを見るのではなく、可愛い子どもの寝顔を見ながら眠りについた方が投稿者さんも幸せなのではないでしょうか。
他人を気にすることなくいつも笑顔で子どもを愛してあげて!
『うちも母子家庭だけれど、いろいろ不安だし子どもにも申し訳ないと思うことがあるよ。でも子どもは愛情をかけた分、きちんと成長するし元気で楽しく成長してくれると思う。親が楽しくしていないと、子どもも安心できないと思うんだよね。だから気にやまずに、子どもの前では楽しく笑っていて欲しい』
『私自身が母子家庭で育ったけれど、一度も悲しかったり、他の家庭が羨ましかった記憶がないなぁ。母親がいてくれたらそれでよかったもん。質素な生活だったし、遊園地とかもほとんど行ったことはなかったけれど、幸せだったよ。子どもはそんなもんじゃない? 母親が自分のことが好きでいてくれているだけでいいんだよ』
『子どもはママと誰かを比べたりしないよ。まっすぐママを見ている。ママが「自分のことをいつも見ているか」「ママがどんな顔をして何を考えているか」を見ている。投稿者さんが周りの目を気にして子どもから目を離したら寂しがるよ』
投稿者さんには他のママたちから激励の言葉が届きました。投稿者さん自身がお子さんに寄り添ってあげることが、子どもにとって一番嬉しいことですよね。他の人と比べる必要は全くありませんから、投稿者さんなりのやり方で子どもに愛情を注いできましょう。
子どもにとっては投稿者さんの笑顔と愛情が1番大切。他と比べる必要はない
投稿者さんは他の家族と自分を比べてしまい、子どもに対して何もしてあげられないと感じているようです。子どもに申し訳ないと思っていますね。他のママたちからは「子どもはママのことが大好き」「いつも笑顔でいて」などあたたかいコメントが寄せられました。お子さんは投稿者さんと一緒にいるだけで幸せを感じているでしょう。投稿者さんが愛情を注いでくれたり、自分を守ってくれたりすることが嬉しいのではないでしょうか。
テーマパークに行ったり、食事に行ったりすることがあまりできないかもしれません。でも投稿者さんはお金であがなえる以上のものをお子さんにあげているのではないでしょうか。これからもお子さんに寄り添い、お子さんの声に耳を傾け、いつも笑顔で過ごしていってくださいね。
文・こもも 編集・しのむ
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