「コロナ×こどもアンケート」が国立成育医療研究センターにより実施中!親子で声をあげてみませんか?
2020年5月も、外出自粛が求められる日々が続いていますね。これからも外出自粛が続くと思うと、子どもたちの成長に影響するのでは……と親としては心配になるのではないでしょうか。
国立成育医療研究センター社会医学研究部の研究グループが、17歳以下の子どもがいる保護者と、7~17歳の子どもを対象に、新型コロナ流行期における子どもたちの健康と生活状況調査「コロナ×こどもアンケート」を実施しています。
新型コロナウイルスに関するアンケートについては他に全国民を対象としたものがいくつか展開されていますが、この「コロナ×こどもアンケート」は子どもたちの健康と生活を対象としたものです。緊急事態宣言より前から臨時休校となり、大人よりも我慢を続けてくれている子どもたち。今の状況に対して、親子で声をあげてみませんか?
「コロナ×こどもアンケート」で子どもの心身の健康を調査
今回の調査を行うのは、国立成育医療研究センター社会医学研究部の研究グループです。調査の目的は新型コロナウイルス感染症の流行期における子どもと保護者のストレスや不安、生活環境の変化を把握し、環境などの変化にともなう心身の健康状態の現状を明らかにし、問題の早期発見や予防・対策に役立てることです。
「コロナ×こどもアンケート」は、17歳以下の子どもを持つ親だけではなく7歳から17歳の子ども自身も調査に回答する形式になっています。子ども自身に調査する理由は、子どもたちが感じていることや子どもを取り巻く問題点・改善点を汲みとり、社会に発信していくため。調査に参加することを通して、子どもを含めた参加者自身が自分や家族の心身の問題を早期発見することに繋がることも期待されています。
「コロナ×こどもアンケート」の実施期間は2020年5月13日まで
子どもたちの健康と生活状況調査「コロナ×こどもアンケート」の第1回の実施期間は2020年4月30日(木)から2020年5月13日(水)の2週間となっています。今のところは1ヶ月ごとに追加の調査が予定されているとのことです。
【コロナ×こどもアンケート】 ※第1回アンケートの受付は終了しています。
アンケートへの参加にあたっては、親子のどちらも個人情報を入力する必要はありません。調査に参加したことで個人が特定されることもなく、謝礼もありません。
調査の結果は統計結果としてまとめられて一般向けにホームページで公開されるほか、学会で発表されることもあるとのことです。
新型コロナウイルスによって変化した生活が子どもたちや親自身にどのような影響を及ぼしているのか、調査によって明らかにされることもあるでしょう。国の機関に知ってもらうことは、今後の生活を明るくしてくれる一助となるのではないでしょうか。ぜひ親子で子どもたちの健康と生活状況調査「コロナ×こどもアンケート」に参加してくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ