茶色のランドセルを選ぶ子はおしゃれさん！？ランドセルの色はたくさんあるのになぜ茶色を選んだの？
茶色のランドセルを選ぶことについて、あるママからこんなコメントがありました。
『茶系の色のランドセルを選ぶ子がいるけれど、どうやったらそんなにおしゃれな色を選ぶ子に育つの？ 小さいときからカラフルな洋服やおもちゃは、買わないようにしているのかな？ うちは園の年中だけれど、レースなどのフリフリがついたピンクか、パステル系の紫か青がいいと言っているよ……』
ランドセルの色がカラフルになっている中で、茶色を選ぶ子がおしゃれだと感じている投稿者さん。どうすればそんなおしゃれなセンスをもてるのかと疑問に思っているようです。そもそも茶色のランドセルを持っている子は、どうして茶色を選んだのでしょう。それを踏まえて、ママたちからのコメントを紹介していきます。
茶色のランドセルを選んだのは、実はママだった！
『何色がいいか本人もわからないから、私がブラウンを選んだよ』
『親の私がちょっと誘導する感じで決めたよ。こげ茶色や黒ならば、高学年になって大人っぽい格好になったときに、あまり浮いたりしないかなぁと思って』
『うちは長女と次女は赤系。三女が茶色。最初はやはりピンクや紫、水色がいいと言っていたけれど、「6年生まで使うからね～」と話して決めたよ』
茶色のランドセルを使っている子の場合、子どもが自分で決めたのではなく、親が決めたりうまく誘導したというコメントもありました。子ども自身がお気に入りの色やこだわりがない場合には親が決めるのかもしれません。他にも高学年になったときのことを考えて、落ち着いた色合いのランドセルにしようとうまく誘導したママもいます。
子どもが自分で選んだ。なぜ茶色にしたの？
お姉さんぽく見えるから
『うちの子は好きな色がピンク→紫→水色と変わって、ランドセルを選ぶときには「これがお姉さんぽい」とキャメルにしたよ』
『ピンク大好きな娘だけれど、茶色がいいと言ってランドセルは茶色にしたよ。内側がピンク系でピンクのハートの刺繍が入ってる。「小学生＝お姉さん！」と思っていたみたいだから、お姉さんぽいのにしたんだって』
幼稚園や保育園から小学校に進学すると、子ども自身も自分をお姉さんと思うようになるのでしょう。そのためずっとピンクや水色などの可愛らしい色の物を使っていても、小学校に入れば落ち着いていて、お姉さんが使うような色にしたいようです。
もともと女の子が選びそうな色合いが好きではないから
『娘が茶色。女の子というタイプの子ではなく、最初は黒がいいと言っていたけど茶色になった』
『うちは茶色。四年生の女の子。ピンクや赤を好まなかったな。はたまた水色も』
『うちは姉妹だけれど上の子は茶色。幼稚園のときから自分で服を選ぶのも、フリルがついたフリフリとかピンクを選ばない子だった。学校に行ってから買う絵の具セットや習字道具も、シンプルなものばかり。私がそういう服装が好きだからか？ スカートよりスキニーを好むような子』
もともとピンク系や水色、紫など女の子が好みそうな色が好きではないならば、ランドセルも他の色を選ぶことになるでしょう。もしかしたら消去法で茶色になったのかもしれませんね。
茶色のランドセルを選ぶのは親の考えが大きく関係しているのかも
今ではランドセルの色も豊富になって、どの色にしようかと子どもも親も悩むことが多いのかもしれません。そんな中であえて茶色を選ぶ子を投稿者さんはおしゃれだと感じています。ただ子ども自身が茶色を選んだのではなく、ママが選んだりうまく誘導した結果茶色になったケースもあるようです。一方で子ども自身がもともとピンク系や水色が好みではなかったり、お姉さんに憧れていることが茶色のランドセルにつながることもあるようですね。
筆者には現在高校生の子どもが2人います。上が男の子、下が女の子です。ランドセルの色は上の子が黒、下の子はチェリーピンクという赤よりのピンクの色でした。当時は男女で色がはっきり分かれていましたし、それほどカラフルな色のランドセルの子はいませんでした。それと比べると今はいろいろな色があってうらやましく思います。もし筆者の子どもがこれから小学生になるならば、落ち着いた色の茶色もいいなと思ってしまいますね。投稿者さんは茶色のランドセルを選ぶ子はどうしておしゃれなの？ と考えていますが、もしかしたら茶色のランドセルを見たり話を聞いたりした親の考えが強いのかもしれません。かといって親の好みを押しつけすぎず子どもが納得して買ってもらったランドセルを持って楽しく登校できるといいですよね。
文・こもも 編集・秋澄乃
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