2020/05/01

【後編】旦那からの11年に渡るモラハラの結果別居に踏み切ります！でもちょっと気がかりなことも……

イラスト化5-2
旦那さんからのモラハラに11年もの間我慢してきた投稿者さん。子どもにも旦那さんが辛くあたるようになったので家を出る決心をしました。投稿者さんを応援するママたちの声がある一方で、投稿者さんに対してちょっと厳しい意見が出てきました。

投稿者さんにも悪いところがある？

『子どもが母親に告げ口をしているのは、母親のご機嫌とり、顔色をうかがっているということもある。この話だけだと微妙だな』

『普段から投稿者さんが、子どもに父親の悪口を吹き込んでいるのかも』

『卑怯かな？　可哀想かな？　という気持ちがある時点で、投稿者さんにもやましい点があるんだろうね』

これに対しては投稿者さんはこんなコメントをしてくれました。

『子供に父親の悪口は絶対に言わないようにしようと決めています』

投稿者さんが旦那さんの悪口を言っているからでは？　との意見もありますが、投稿者さんはそのようなことはしないようにしていたそうです。やはり旦那さんのモラハラ行為や子どもへの虐待とも思える行為が子どもたちに恐怖を与えるなど大きく影響していることがわかります。

投稿者さんが受けたモラハラの実態とは

ママたちも気にしているが、旦那さんのモラハラの具体的な内容です。暴力があったのではないか？　と心配するママもいるのですが、投稿者さんも思い切って旦那さんにされたことを告白してくれています。

『暴力はないですが、壁に穴が開いたり棚の扉が壊れたり皿が割れたりはある。物に当たる人。
・乳児期の昼夜逆転で子どもと昼寝中。「ぐうたらババア。ずっと寝ていて楽チンでいいですね」と言われた。
・切迫早産で自宅安静中に「大げさ。普通に飯を食えるんだから動けるだろ」と言われた。
・子どもの夜泣きに対して、「うるさい！　明日仕事なんだよ！」と言われた。
不機嫌のスイッチが入るとネチネチと絡み始めます。言い返すと物に当たるか怒鳴ってくるか。「文句があるなら同じだけ稼いでくれるなら、いつでも代わってやるよ」「仕事がストレスだから八つ当たりするのは仕方ない」と言います』

旦那さん過去の言動を書いてくれた投稿者さん。この告白を読んで他のママたちもコメントをくれました。中には「私も同じだよ」という切ない内容もありました。旦那さんのモラハラに苦しむママは少なくないのかもしれません。

投稿者さんと似た経験があるママからは……

『私と似ています。私は元旦那が仕事に行っている隙に、実家に帰りました。離婚したとき2歳と4歳だった子どもも、13歳15歳になりました。2人とも男の子だけれど、優しいし何でも手伝ってくれます。多分離婚しなかったらこういう風には育ってなかったと思います。投稿者さんの選択は間違ってないと思います。ただ養育費はきちんと決めた方がいいので、家庭裁判所での調停をお薦めします。1日でも早く落ち着いた生活ができるといいですね』

『うちと同じ。私は旦那にも言い返すけれど、それでも思い通りにならなければエスカレートしたり、都合が悪くなると他の問題に置き換えていた。いかに私が悪いか、長々と人を傷つけることばかり言われるだけ。意味がないので、離れる予定です。モラハラ夫は、自分が1番大切で、子どものことも自分の思い通りにならなければ怒りをぶつけたり、平気で傷つける言葉を放ちます。子どもがどう思うかなんてどうでも良くて、自分の思い通りになれば、その後言ったことなんか平気で忘れます。投稿者さん、がんばれ！』

自分と似た境遇のママからの励ましのコメントに投稿者さんも少し安心したのかもしれません。前向きに考えられるようになったようです。

子どものためにも踏ん切りをつけて頑張っていきます！

『今まで人に相談できずネットの情報と自分の感覚だけだったので、普通が何かわからず、旦那が正しくて自分が間違っているんじゃないのかと悩んできました。不機嫌スイッチさえ入らなければ、優しくて家事も手伝ってくれる絵に書いたようなイクメンパパだと思います。でも毎日毎日朝から晩までスイッチを入れないように顔色見てピリピリしている子どもたちのために、振り切って頑張ります。ありがとうございました』

投稿者さんは旦那さんからずっとモラハラを受けてきたせいか自分が間違っているのではないかと悩んでいました。だからこそ旦那さんを置いて出ていくのは旦那さんが可哀想かなと思ったのかもしれませんね。普段は優しいパパとありますが、いったん不機嫌になると手に負えません。お子さんたちも旦那さんを不機嫌にさせないようにとすごく気を遣っていますよね。お子さんたちがもっとのびのびと生活できるように、投稿者さんも大きな一歩を踏み出すとのことです。他のママたちも投稿者さんとお子さんたちが幸せに生活できることを願っていますよ。

文・こもも　編集・秋澄乃　イラスト・んぎまむ