2020/10/07

義両親から住宅ローンを代わりに払って欲しいと言われたママ。旦那さんは義母を心配するけれど払えない……どう対処したらいいの？

義母からのお願いごとについて、あるママからこんな投稿がありました。

『疎遠だった義両親から、住宅ローンを払ってくれないかと言われた。義両親は共に45歳。義母は元々病気がちで、義父は再婚で旦那とは血の繋がりはなし。その義父まで職を失ったらしい。4500万円を35年ローンで組んで、今は5年返済したところ。とりあえず2年間は払ってほしいとのこと。この2年間は何？　絶対ずっと払ってということだよね？　本音では「いまさら連絡してきて何で払わないといけないの？」と思っているけれど、旦那は義母が心配とのこと。でも今我が家もマイホーム建設中でもうすぐ受け渡し。そんな矢先に人のローンまで払うのは絶対無理。皆ならどうする？』

義両親から住宅ローンを代わりに払って欲しいと言われたママ。旦那さんは義母を心配するけれど払えない……どう対処したらいいの？1
義両親から住宅ローンを払って欲しいと言われた投稿者さん。でも複雑な関係だし疎遠だったし……投稿者さん自身もマイホームを建設中なので、家計を考えると難しいようですね。払えないと断りたくなるのも理解できる状況です。このような場合、他のママたちはどう対処するのでしょうか？

どうして親のローンを払わないといけないの？断固拒否する

『何で払わないといけないの？　払う必要ないよ！』

『払ってはダメ。旦那の気持ちとか考えてはダメ。払う義理なんて1つもない』

投稿者さんは義両親の住宅ローンを払いたくないと考えていますが、旦那さんの意向次第では代わりに払うことになるかもしれませんよね。旦那さんが義母を思う気持ちも理解できますが、やはり自分の家のことを考えてもらうなど、ローンを払わないようにするのが得策かもしれません。多少の援助ならまだしも住宅ローンの肩代わりとなれば……そう簡単には決められない問題でしょう。

ずっと払い続けることになるのでは？と心配の声

『払わない。投稿者さん夫婦が払い続けることになるか、払わなかったら破綻するのが見えている』

『1回払うと、これからもちょいちょい催促されるよ。我が家がそうなんだけれどね』

『今ちゃんと断らないと、この先いろいろなことで援助要請されますよ』

今回は住宅ローンを2年間だけ代わりに払って欲しいということですが、もしこの要求をのんでしまうと、この先が心配という声もあがっています。2年間の住宅ローンという話が、3年、4年と延びる可能性もありますし、他のことでお金を要求されるかもしれません。自分の家族を守りたいと思うのはママとして当然な感情でしょう。

義母を心配する旦那さんを説得する

『旦那を説得した方がいいよ。どう考えても無理なローンだし、身の丈にあった暮らしをしてもらうしかないって！』

『これから親子の付き合いをしていくなら、旦那とよく話し合う』

『絶対無理。小遣いからやれと言うと思う』

『旦那に「二重ローンを払うなら離婚だ！」と宣言する』

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旦那さんは義母のことを心配していて、住宅ローンを支払うことに否定的ではないようです。そんな旦那さんとは、まずはよく話し合いをする必要がありますね。そのときに自分の家のローンや子どもの教育費がどのくらいかなど、かかるお金のシミュレーションを見せしっかり伝えて理解してもらいましょう。自分の親もかけがえない存在ですが、もう旦那さん自身が支えるべき自分の家庭を築いていることを自覚してもらう必要がありそうです。もし旦那さんがどうしても義両親の住宅ローンを払うというのであれば、お小遣いの中から少し援助するように提案してもよさそうです。

義両親に賃貸をすすめてみる

『5年しか払ってないなら、もう売却して家を手放すようすすめる』

『なんで2年間？　今払えないなら2年後からも厳しいと思う。売るのがいい』

『家を売って賃貸に住めばすむ話』

仮に投稿者さんたちが2年間住宅ローンを払ったとしても、そこから先のローンを義両親が支払えないのでは？　との意見も寄せられています。住む家はマイホームでないといけないわけではないので、今の段階で家を売って、賃貸物件に住んでもらったほうがいいというアドバイスも。もしそうなったときには心配する旦那さんのために物件探しの相談にのるなど金銭面以外のサポートを提案してもいいかもしれませんね。

まずは旦那さんとしっかり話し合って、ローンを払えないことを納得してもらおう

心配する旦那さんの親を想う気持ちに配慮しつつ、現状の家計についてしっかりと話し合いをする必要がありそうです。そして今後は自分の家の住宅ローンだけではなく子どもの学費もかかります。それに自分たちの老後のお金も貯めていくことになるでしょう。きちんと数字で示せば現実的には住宅ローンの肩代わりが難しいと気づいてくれるかもしれません。頭ごなしに否定せず、現実的な数字の話をして旦那さんに納得してもらうことが大切なのではないでしょうか。

文・こもも　編集・秋澄乃　イラスト・善哉あん