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母乳は出たけど、あえて完全母乳育児にしなかったママたち。その理由は?

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ママスタBBSにこんな投稿が寄せられました。

『母乳が出るけど、あえて母乳とミルク両方をあげていた人、なぜですか?』

投稿者さんは母乳が出るママなら、赤ちゃんに母乳のみ与えるほうが手間がないのでは? と考えたのでしょう。そうすればミルク代もかからないし哺乳瓶も必要ありませんよね。しかし実際には母乳が出ていてもあえて母乳とミルクの両方を与えているママや、ミルクのみ与えているママたちもいます。その理由はなんでしょうか? 今回、さまざまな意見が集まりましたのでご紹介いたします!

授乳方法の定義について

母乳だけを与える授乳方法を「母乳育児」「完全母乳育児(略して完母)」と呼ぶことがあるようです。母乳+ミルクの組み合わせの場合は「混合」、ミルクだけを与える場合を「完全ミルク(略して完ミ)」と呼ぶこともあるようですね。しかし実際にはどれくらい母乳を飲んでいれば「母乳育児」で、ミルクの割合がどれくらいであれば「混合」なのかあるいは「完ミ」なのかについては、特に明確な基準はないようです。それらの言葉を使う人によって定義が異なることを、まずはママたちが理解しておくことが重要かもしれません。

あえて母乳だけにしなかったママたちの理由は?

まずは母乳は出るけれど、あえて母乳だけにしなかったママたちの意見からご紹介します。なかでも一番多かった意見がこちらです。

ママ以外の人でもお世話できるように

『ママが体調悪くなったり何かあったときのために混合にしていた』

『保育園に預けることを考えて混合』

『上の子の卒業式や入学式は赤ちゃんを連れていけないから』

『1人目は完母で育てたが、ミルクを受け付けず私以外お世話できなくなったから』

『病気や仕事のときにミルクを飲まなくて大変だったから、2人目3人目は最初から混合』

『完母じゃちょっとパパに預けて買い物とか、できないじゃん』

完全に母乳だけを与えるとなると、基本的には授乳のたびにママが赤ちゃんのそばにいることが必要になります。子育て中のママは寝不足になりがちですが、母乳だけではなくミルクも飲める場合は、パパにバトンタッチして休みたいときに休むことができますね。またパパに赤ちゃんを預けて買い物にいったり、保育園に預けたりする予定があれば、ミルク慣れをしておくのもひとつの選択なのかもしれません。

少しでもママの負担を軽くしたい!

『1人目の子は混合だったけど、おっぱいへの執着がすごかったからストレスを感じていた。2人目は完ミ。夜もよく寝るし、ストレスなく穏やかな気持ちでお母さんできている』

『2人目はあえて混合。寝る前にミルクあげると、夜中起きずにぐっすり寝てくれる』

『飲んだ量が目に見えて分かるしミルクの方がよく寝るから』

『ミルクは飲む量はっきりわかってて楽です』

母乳の場合は赤ちゃんがどれだけの量を飲めているかわかりませんよね。その点哺乳瓶での授乳は飲んでいる量が把握できるのでママも安心できますよね。それだけでママのストレスは軽減できるのかもしれません。また睡眠不足が続くとママは些細なことでイライラしてしまうことも増えるでしょう。ミルクを与えることで赤ちゃんがぐっすり眠ってくれるのであれば、ミルクを与えたいというママの気持ちもわかります。穏やかな気持ちで赤ちゃんに接することが、赤ちゃんにとってもママにとってもメリットになりますよね!

飲めなかった、飲ませられなかったから

『早産だし双子だったため、うまく母乳が飲めなかった』

『花粉症だし頭痛持ちで薬を飲まなければならなかったので』

実は筆者も2歳半になる双子のママ。小さく生まれてきたためうまくおっぱいから飲めず、しばらくは搾乳をした母乳を与えながらミルクと混合にしていました。しかし搾乳自体、なかなか負担が大きいもの。直接母乳が吸えるようになってからも乳首が切れてしまったりと苦痛が続いたため、思い切って生後4か月で完ミに変更することに。すると授乳のストレスから解放されて一気にラクになりました! その分子どもに優しく接することができるようになり、私個人としては完ミにして本当によかったと思っています。

身近な人には言いにくいけれど……ママたちの本音

あまり大きな声では言えないけれど、こっそりと本音を打ち明けてくれたママもいました。

『ラクだから』

『もともと母乳育児にこだわっていなかったから』

『断乳卒乳を見据えて。他の人がスキンシップだのなんだの言ってもやっぱり歩けて話せる月齢の子がおっぱいおっぱい言って服ぺろんとして吸ってるのは私には気持ち悪くて無理。もちろん他のママに何か言うつもりはないけどね』

『おっぱいを吸われるのが気持ち悪くてだめ』

ママの個人的な感覚やこだわりが理由である場合、身近にいる知人やママ友にはなかなか言いにくいものかもしれません。

震災を経験した方の意見もありました

一方で、震災後、物資の供給がいきわたらずにミルクが買えなかったというママもいました。当時子どもが生後5か月だった完母のママが、ミルク育児だった妹の赤ちゃんにも授乳してあげていたそうです。非常事態を考えたら、母乳が出るのであれば母乳にしておいたほうがよいと考えるママもいました。しかしなかには震災によるストレスで母乳が止まってしまったママも。せっかく手に入ったミルクも母乳で育ってきた赤ちゃんには受け入れられず、ミルクを拒否することもあったようです。ご自身の経験から「ミルクも飲めたほうがよいのでは?」という意見もありました。2019年3月には液体ミルクの販売がスタート。さまざまな経験をしてきたからこそ、母乳だけではなくミルクも飲めるようにというママたちの思いがあるのですね。

子育てに“当たり前”はない

子育てするうえで欠かせない授乳についてのお悩み。今回はママたちが完全母乳にしないたくさんの理由が見えてきました。2019年3月厚生労働省が12年ぶりに内容を変更して発表した「授乳・離乳の支援ガイド」でも授乳支援におけるありかたとして、

『母乳だけにこだわらず、必要に応じて育児用ミルクを使う等、適切な支援を行うことが必要である。母子の健康等の理由から育児用ミルクを選択する場合は、その決定を尊重するとともに母親の心の状態等に十分に配慮し、母親に安心感を与えるような支援が必要である』

と述べられています。完母にできるなら完母にするのが当たり前と考える方もなかにはいるかもしれませんが、それもあくまで個人の選択。実際に子育てをするママが納得できる形であれば、どのような授乳スタイルでもよいのではないでしょうか。どんな授乳方法を選んだとしても“子どものためを思った授乳方法”であることは間違いないのですから。

文・吉岡可奈 編集・一ノ瀬奈津

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参考トピ (by ママスタジアム
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