職場の女子高生が、嫌味な発言!「主婦は子どもを理由に、仕事を休めていいですね」。ママたちはどう切り返す?
子どもは、発熱などでよく体調を崩すことがあります。働くママはわが子の看病のために、やむを得ず仕事を休まなくてはならないことがありますね。しかし、あるママは職場で働く女子高生から、こんなことを言われたようです。
『職場の女子高生に「主婦は、子どもを理由に休めていいですね」って言われた。さすがに10代相手に腹が立った』
働くママ本人に向かって、女子高生からの嫌味な発言。たしかに突然の欠勤は、職場に迷惑をかけてしまいます。が、予期できないわが子の体調不良。誰か(おそらく多くの場合ママ)が子どもの看病をすることになるでしょう。ママも仕事を休みたくて休むわけではありません。ですから、もしも自分が「子どもを理由に休めていいですね」と言われたら、投稿者さんのように苛立ったり、歯痒さを感じたりするママもいるかもしれません。思わずイラっとくる発言に、ママたちはどんな風に切り返すのでしょうか? かつては女子高生だったママも思わず唸ってしまうようなコメントも含め、ママスタコミュニティのさまざまな声をご紹介していきます。
目には目を、歯には歯を?ママたちの痛快な切り返し!
子どもの体調不良という致し方ない事情を理解せず、安直に働くママを責めるような発言をした女子高生。ママたちの胸にはふつふつと怒りが沸いて……。ガツンと、あるいは嫌味に切り返すママたちの反撃とは一体!?
『きっぱり、「自分だって受験とかで休むだろうよ!」と切り返す』
『「あなた、相手の事情も知らないで、心に浮かんだことをそのまま発言して許されるのは小学生までよ」と切り返したい』
『「あなたのお母さんも、あなたの看病のために嫌味を言われたことがあったかもね」って言いたい』
『「今言ったこと、自分が主婦になったときに思い出してみてね!」と言ってニヤリと笑う』
ママと女子高生の間に、火花が散っているのが見えてくるようです……(汗)。
「でも、若いってそんなものじゃない?」
今は主婦でも、ひと昔前は嫌味を言った相手と同じ女子高生だったママたち。その時代を振り返り、思うところもあるようです。
『若ければそんなものでしょ』
『「また休み? 本当に病気!?」って、私は自分が出産するまで思っていた。出産して初めて「子どもってこんなに風邪をひくんだ」って知ったよ』
『子どものために仕事を休むっていう感覚が分からないんだろうね』
『女子高生を相手にして、腹は立たないかな。自分が高校生のときに、子持ち主婦の苦労なんて知っていた? 私は知らなかったよ。「専業主婦なら子どもと遊んで、グータラできて最高じゃん」って思っていた。でもそれが、いかにシンドイことか! 今、身に染みている……』
『育児の大変さなんて、まるで分かっていなかった』
『私もそうだった。その立場になってみないと分からないことがあるよね。
私が、その女子高生の代わりに謝る! ごめんなさい』
ママたちの「大人の対応」がずらり
「主婦は、子どもを理由に休めていいですね」――たしかに、ママの癇にさわるひと言ですが、わが身の若かりし頃を思うと、真っ向から女子高生と対立する気にならないママもいそうですね。そんな本音も踏まえて、どのようにママたちは相手に向き合いたいと考えるのでしょうか?
素直に謝る
まずは女子高生と同じ土俵に立たず、急きょ仕事を休んでしまった事実について”素直に謝るのみ”という方法です。
『ムッとくるけど、「迷惑をかけてごめんなさい」って返す』
『まだ主婦の大変さが分からないんだから、ムキにならなくていいと思う。ただ「ごめんね」と謝る』
軽くかわす
女子高生の言葉を軽く流したり、冗談めいたひと言を返したりすることで、相手の発言を重く受け止めないという切り返しができると大人な感じがしませんか?
『育児をまだ経験していないんだから仕方ないよ。「そうなの。子どもがいると大変で~」と流しておけばいいよ』
『「高校生だって、試験だ模試だで休むじゃーん(笑)!」で終わりかな』
『「次の理由は、孫にしようかしら?」くらいで受け流す』
諭して、大らかに見守る
ケンカ腰にならずに、でも「主婦の事情も理解してほしい」と考えるママもいました。相手は若者ですから、経験を積んでいるママはどっしりと構えていればOKといった、これぞ大人な対応も寄せられていますよ。
『経験がないんだから、主婦がそう見えるのは仕方ないよ。「ごめんね」と謝って、「あなたのお母さんも、あなたが熱を出したとき、仕事を休んで看病していたんだよ」と教えたらいいと思う。(働くママはそうなんだよって伝えたらいいんじゃないかな?)』
『実際に「そうだね。あなたも主婦の立場になれば、きっと分かるよ」と言った経験があります』
『正直、腹が立つ。でもそこは年の功で笑顔でサラッと事実を伝え、やんわり諭せるような大人になりたいなと思う』
『急な休みで相手に迷惑をかけたのであれば、ある程度は仕方ないかな。子どもができれば、その女子高生も分かるよ! 大らかな気持ちで見守ったれ』
今回のトピック、自分が女子高生だった時代を振り返り、その幼さを懐かしく感じながら、自身がママになったことを実感させられる内容だったかもしれませんね。
「主婦は、子どもを理由に休めていいですね」
さてあなたなら、どんな風に切り返しますか?
文・福本 福子 編集・藤まゆ花 イラスト・なかやまねこ