結婚後、友だちから遊びに誘われなくなった旦那が「かわいそう」。それぞれの思いやりゆえに生まれてしまったお悩みとは
結婚して家庭を持つようになったり、子どもを授かったりすると、ライフスタイルがそれまでとはガラリと変わるものでしょう。独身のときには気ままに遊びに行けたけれど、結婚してからはそれができなくなった……ということもあるかもしれませんね。今回の投稿者さんは、結婚後に友だち付き合いが減ってしまった旦那さんの状況に懸念を抱いているようです。
『旦那の友だちは独身の人が多い。結婚するまではしょっちゅう友だちと遊んでいた旦那だけれど、結婚して子どもができたら遊ぶどころか全然誘われなくなったみたい。小さい子どもがいるのに休日に遊びまくっていたらムカつくけれど、友だちが旅行に行っているのを後から知って、誘われもしなかったことにショックを受けているんだろうなぁ……と思うと、たまに旦那のことがかわいそうになる。
旦那の友人も、私や子どものことを配慮して誘ったりしないんだろうけれどね。私も休日は家族で過ごしてほしいし今のままでいいんだけれど、かわいそうだと思ってしまうときがある』
旦那さんは、独身時代にはたくさんの友だちと頻繁に遊んでいたようですね。結婚後は誘われることすらなくなり、投稿者さんは旦那さんに対して「かわいそう」という気持ちさえ抱いていることを話してくれました。
結婚とはそういうもの。遊びに行けないのも仕方がない
『結婚したなら仕方ないよ。遊びたいなら独身を貫くしかない。女性だって結婚したら遊ばないし。子育てしているもんね』
『結婚するというのは、そういうことだと思う』
『それが結婚というものだよ（笑）。投稿者さんは優しいね』
『まわりの独身の友だちも、結婚したらみんなそうなるから。順番なだけ』
「旦那さんがあまり遊びに行かない、友だちにも誘われない」との投稿者さんの告白に対して、「結婚とはそういうもの」と真理を突いたようなコメントが寄せられました。独身時代の生活と結婚後の生活を同じように過ごそうというのが、そもそも難しい話なのかもしれませんね。特に子どもが誕生すると、生活は一変することでしょう。
子どもの成長につれて、友だちとの関係性も変化する
『子どもが成長することで、子どもがいる友だちも増えてくるよ。元の友だちも結婚して子どもができたら、また家族ぐるみで遊ぶこともできるようになってくるよ』
『子どもが大きくなってきて、また昔の友だちと遊び始めたよ。独身の人も多いけれど。おじさんばかりで年に2回は温泉旅行とか行ったり、月1で飲みに行ったり、学生みたいになっている』
子どもの年齢によって付き合う人が変わったり、お互いの子どもに手がかからなくなったらまた元のように遊ぶようになったり……など友だちとの関係性も少しずつ変化すると話してくれた方もいました。子どもの成長そのものはもちろんのこと、それによって得られる自身の環境の変化が楽しみになりそうな視点ですね。
旦那さんの友だちは、気が遣える人ばかり！
『相手に子どもがいても誘ってくる人も結構いるなかで、旦那さんの友だちは気を遣ってくれる人が多いんだと思う』
『旦那さんの友だちはいい人なんだよー。うちの旦那の友だちはお構いなしだ（笑）』
『そういう相手の家族にも気遣いできる友だちなら、お互いの子どもが大きくなったときにまた集まれるから大丈夫よ。男性でも女性でも、相手の状況は無視で「あの人は付き合いが悪い」なんて言い出す人は、年を取ったときに友だちは離れていって、「親戚で集まろう」と言い出す』
「旦那さんの友だちは、気遣いができる方ばかりですごい！」との声も聞こえてきました。お子さんがいる投稿者さんのご家庭のことを考えて、あえて遊びに誘わないようにしているというのは、なかなかできない気遣いですよね。相手のことを思いやれるような友だちとならば、たとえ多少の時を隔てたとしても、また仲良く遊べるタイミングがくるかもしれません。
当の旦那さんはどう考えている？話し合ってみては
『旦那さんに聞いてみたら？ 泊まりは無理でも、ちょっとした遠出とか夜に飲みに行くとかはさせてあげられるんじゃない？ そもそも旦那さんの意思で遊びに行ってないのかもしれないしね』
『投稿者さんがそう思うなら、旦那さんにちゃんと伝えて思いやればいいんじゃないかね』
『旦那とその話をすればいいよ』
「旦那さんがかわいそう」と考えている投稿者さんに対して、「旦那さんの気持ちを聞いてみては？」とのアドバイスが集まりました。ひょっとしたら旦那さんは「家族と一緒に過ごしたい」という気持ちから、すすんでお家にいるようにしているのかもしれません。「家族のためにいつも一緒にいてくれてありがとう」という切り口から、旦那さんの本心を探ってみてもいいかもしれませんね。
投稿者さんと旦那さん、そして旦那さんの友だち。今回のケースは、みんながお互いを気遣っているからこそ生まれてしまったお悩みかもしれません。一度ゆっくりと話し合って、よりよい休日の過ごし方を見つけられるといいですね。
文・motte 編集・荻野実紀子
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