新1年生の学用品がキャラクターものだと、お友だちにからかわれないか心配……シンプルなものを用意しなおしたほうがいい?
新生活が始まるときは、楽しみや期待で胸がいっぱいになりますよね。しかし新しい生活へのドキドキやワクワク感より、不安や心配が上回ってしまうこともあるようです。今回ママスタコミュニティに相談を投稿してくれたのは、新1年生になる息子さんをもつママさんでした。さて、どのようなお悩みなのでしょうか?
『新1年生になる息子がおり、いろんな学用品を準備しています。筆箱は本人の希望でキャラクターもののパカッと開くタイプを用意しました。あとからほかの方にきいたら、「1年生は無地のものを持っている子どもが多く、キャラクターものはダサいとからかわれたりすることがある」と。歯磨き用のコップは幼稚園のときに使っていた電車柄のものしかないため購入を考えていますが、何も描いていないものやシンプルなものなどのがいいのでしょうか?
小学校にはさまざまな子どもがいるので、持ち物が親の手作りだったりキャラクターものだったりすると、ほかの園出身の子どもたちにからかわれたりバカにされたりするみたいです。息子の幼稚園は少人数のクラスでみんな仲良し、持ち物をからかったりするような子もまったくいなかったため怖くなっています』
新生活に向けて必要なものを、お子さんの好きなキャラクターのものでそろえたようですね。しかしそろえた後から「キャラクターものはからかわれる可能性がある」と聞かされて、心配になってきてしまった様子です。「シンプルなものを買いなおしたほうがいいでしょうか?」と質問する投稿者さんに対して、ママスタコミュニティのみなさんからは「買いなおしする必要はない」との声が聞こえてきました。
学校から特に指定がないならば、好きなものを使っていい
『学校から何も言われていない? うちの学校は、無地のパカッと開く筆箱でと言われているよ。あと余計な飛び出すパーツなどがないもの。筆記用具もキャラクターがなく、無地のもの』
『指定がないならそのままでいいのでは? 指定がないということはキャラクターがたくさんかもしれないし、逆に無地の子のほうが何か言われる可能性もあるでしょ? とりあえず入学して様子を見てみたら?』
最近は学校側から使用する文房具を指定されることもありますが、投稿者さんのお子さんが通う学校では特に指定がないとのことです。これを受けてママスタコミュニティのみなさんからは「指定されていないのならば、好きなキャラクターのものを使用してもいい」との声が聞こえてきました。
子どもが好きなものを使うのがいちばんいい
『本人が気に入っているものを用意するのがいちばんいいよ。学校でキャラものは禁止されていないんでしょ? 何か言われて、お子さんが「これを持ってくのがヤダ」と言ってからでもいいんじゃない? うちの学校では「手作りが変」と言った子は、先生に注意されていたよ』
『学校でキャラクター禁止されてないんだよね? だったらそのまま持たせて、もし子どもが「無地がいい」と言ってきたらそのときに買い直したらいいよ』
『子どもが「これがいい!」と言えばそれでいい』
「いちばん大切なのは、子どもが気に入っているものかどうか」と考える方もいました。慣れない新生活の中で、気に入っている学用品を使えればそれだけで学校へのモチベーションもあがりそうですね。お子さんが気に入っているキャラクターは、新生活への不安を払拭してくれるパワーがあるかもしれません。
ほかの人の言葉に翻弄されない!親の心構えが重要
『意地悪なことを言われる子もいれば、言われない子もいる。言われて嫌になったら買いかえればいいだけ。たった一度「嫌だ」と思うことすらさせたくないの? 親に「嫌だったなー」と言える関係を作ることが大事なのでは? そんなに不安がるお母さんを見たら、つらいことも言えなくなるよ。子どもは些細なことに敏感だし、親を悲しませたくないからね。投稿者さんも、どーんと構えて、つらいときに一緒に笑ってくれる親がよくない? 一緒に不安になるような親だと子どもはただただ不安になるよー』
『好きなのを持たせてあげなよ。私はまわりの目を気にし過ぎている投稿者さんのほうがまずいと思う。そりゃ自分の子がからかわれたりしたら、いじめられたらと思うと心配になる気持ちもわかるけどさ……。それはそうなったときに買いかえるか、考えればいいじゃん。子どもに「それだとダサいと言われるよ?」とか言うの?』
『もし何か言われたら、「人の持ちものをからかうような人間とは仲良くしなくていい」と言い切ればいいよ。「くだらない思考の人とは関わるな」と教えるいい機会と捉えて、子どもが楽しく登校できる持ちものをそろえたらいいさ』
お子さんがからかわれることを気にする投稿者さんに対して寄せられたのは、「心配すぎるのもよくない」との声。「子どもがからかわれないように予防するよりも、嫌な思いをしたときにできる親子の関係性を作るほうが大切」、「からかわれたら、付き合い方を教えるチャンス」など、親としての心構えに対するアドバイスが集まりました。
「我が子に嫌な思いをしてほしくない」と考えるのは、子どもを持つ親の気持ちとしては不思議なものではありません。先々のことを考えて行動をすることも大切ですが、お子さんが嫌な思いをしたときに親としてどのように接するかも重要なポイントになりそうですね。
文・motte 編集・荻野実紀子
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