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”食事に困っている子のため”だけではなかった!子ども食堂を利用した体験談

子ども食堂、聞いたことはありますか? 私は先日、保育園の先生に紹介されて、息子(3歳)と一緒にはじめて子ども食堂を利用しました。

子ども食堂とは、地域住民をはじめとする民間の人が、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するものです。家庭で食事をすることが難しい親子に食事を提供するとともに、地域コミュニティの中での子どもの居場所を提供する役割を担っています。

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子ども食堂といえば、私の中では「食事に何らかの事情で困っている子どもたちのサポートの場」というイメージがありました。息子はまだ幼くて1人で食事に出かけるということもないし、大人である私はもっと無縁と思っていましたが、先生からお誘いを受けたときに初めて、大人も利用して食事ができることを知りました。

私が利用した子ども食堂の流れは……。

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この日の子ども食堂はイベント日で、地域の集会所を使って”おもちつき大会”を開催していたのでいつもよりもお客さんは多かったようです。お雑煮やおもち、あたたかいそうめん、フランクフルトに焼き鳥、わたあめなどもありました。
※普段は、定食のようなメニューが提供されているようです。

しかも食べ終わったらすぐ食堂から出なければならないということはなく、食後も子どもを遊ばせながら、居合わせたママさんなどとお茶を飲みつつゆっくりお話をして過ごすことができました。
親子連れだけではなく、友だち同士や、すぐそばの学校から部活の練習を終えて昼食をとりに寄ったなどの子どもだけのお客さんもいました。子ども食堂の営業時間内であれば出入りは自由。子ども同士で楽しそうにワイワイと食事をして、その後は友だちや食堂のスタッフ、ボランティアさんなどと遊び、自分のタイミングで帰るといった様子でした。

私が利用した子ども食堂は、私が持っていたイメージよりもずっと明るく楽しいもので、地域の交流の場となっていました。我が家は普段、母子二人きりで食事をとっているので、ときには子ども食堂へ行って、地域の方々と交流しながら食事をするのもいいなと思いました!

子ども食堂は、地域や食堂ごとに営業日や時間、料金、取り組みが違います。子ども食堂のサイトやSNSでは食堂の様子や、その日のメニューのお知らせをしているところもあります。興味のある方はぜひ調べてみてください!

文、イラスト・Ponko

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