いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

「優しい味」と言われたら、具体的にどんな味を想像する?ママたちの建前と本音

pixta_33632719_M (1)

料理の味わいを表現する言葉はたくさんあることでしょう。甘い、辛い、苦い、甘酸っぱいなどと聞けば、思い出す味があるという人もいるかもしれません。他にもさまざまな形容詞がついて「まろやかな味」や「素朴な味」などと多彩な表現をされることもありますね。では、このような表現を聞いたことはあるでしょうか?

『「優しい味」って具体的にどんな味を想像する?』

ママスタコミュニティには「優しい味」とはどんな味かを質問するママがいました。どうやら自分の思い浮かべる味が世間一般のイメージと合っているのか確認したいようです。あなたならどんな味を想像しますか?

濃くはなく、薄味のイメージ

質問したママは「優しい味」と聞くとこう想像するそうです。

『薄味だけど出汁は効いてて、ほんのりあったかい味』

ママが真っ先に挙げたのは薄味という言葉でした。寄せられたコメントによると「優しい味」イコール薄い味、というイメージを持つ人は多いようです。塩気をあまり感じない、油っぽくないなど、あっさりした薄味は優しく感じるというコメントがありました。

『とりあえず薄いあっさり味。温度は関係ないかな』

『うまみが効いた薄味かなー』

『とにかく薄い味』

『味が薄くて塩分が少ない』

『とにかく薄味で、特に塩味はなくて、油分もないイメージ 』

美味しい出汁が効いている料理に使う

「優しい味」だと思うのは出汁が効いていることもポイントのひとつだそうです。なかにはお吸い物やすまし汁のお雑煮、七草がゆなど、具体的な料理の名前を挙げてくれたママも。美味しい出汁の味をほんのりと感じる和食が「優しい味」と感じるようですね。

『出汁の旨味が前面に出てる感じの味!』

『出汁が効いた味。お吸い物とか』

『お出汁の味のみ』

『出汁+素材の味かなー』

『出汁が素材の良さを引き立ててる感じかな? 濃い目じゃなく薄味。最近外食で頂いた、真鯛の碗ものがそんな感じだった』

味つけに頼らない、素材そのものの味をイメージする人も

薄味の料理にはあまりたくさんの味付けが加えられていないでしょう。「優しい味」には素材そのものの味わいが楽しめるイメージもあるようです。野菜の味や魚の味など、もともとの素材が持っている味を感じられることが優しさだという人もいました。

『ほぼ素材の味のみ』

『素材の味を生かしてるのが優しさに繋がってると思う』

『具材の味だけ』

『素材そのものの味』

『良い意味で使ってるときは、滋味深い味』

味がはっきりしないときに便利なほめ言葉

しかし誰かの料理を「優しい味」と評価するとき、必ずしも美味しいと感じているわけではないと言う声も。なかには味が物足りない、はっきりしない、ぼんやりしている、と感じたときに使っているママもいるようです。たとえ薄くて口に合わなくても「優しい味」というマイルドな表現を使えば、料理を出してくれた相手を傷つけずに済みますね。

『はっきりしない味、ぼやけた味、を優しく表現』

『よく言えば素材の味、悪く言えばうっすい味』

『ぼんやりしてて、甘いとか辛いとか他の表現がどれも該当しないときに使う』

『「薄っ! えっ? 何コレ味つけしてんの? 薄っ!」と思いながら「わ~優しい味ですねぇ~」』

『味が薄すぎて物足りないとき』

『ボケてる、薄くて不味い、好みではない=優しい味』

テレビ番組で料理の味を伝えるときに使われがち?

「優しい味」はテレビ番組でよく聞く言葉だと感じたママもいたよう。料理を食べた出演者が「優しい味ですね~」などと感想を言っているシーンが思い出されるそうです。

『テレビで一つ覚えのようにリポーターが言うよね』

『テレビの食レポでの「優しい味ですね~」は、イコール美味しくないんだなと解釈してるわ』

『芸能人の言う「優しい味」っていうのは、不味いをオブラートに包んだ言葉だと思ってる』

『薄い。テレビの食レポでこれ言ってたら美味しくないんだなと思っちゃう(笑)』

『テレビのコメント聞いてると、「優しい味」って言えば済むと思ってる人がいる。毎回笑っちゃう』

もちろんママたちがイメージするように出汁が効いている、素材の味がするという意味で使っていることもあるのでしょう。しかし「優しい」という表現はあくまでもイメージ。どのように美味しいかが具体的に伝わらないと、「本当に美味しいと思ってる?」とママたちをモヤモヤした気分にさせることもあるようです。

ママたちが「優しい味」と聞いて思い浮かべる味わいはさまざまでした。出汁や素材の美味しさを表現する言葉だと思う人もいれば、薄くて味を感じられないときに発する言葉だと思う人もいるようです。どちらにしても、ぜひ料理してくれた相手を思いやる表現として活用したいものですね。もし誰かの料理を本当に「優しい味」とほめたいときは、「出汁が効いていて優しい」「素材の旨味が感じられて優しい」などと、美味しさの具体的な表現をひと言付け加えると良いようですよ。

文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ

関連記事

義母が思わずうなった!家庭料理がワンランク美味しくなる秘訣
義両親を家に招くことが決まったら、せっかく来ていただくので精一杯のおもてなしがしたいですね。しかし、お料理は何を作ればよいのか、味付けが口に合うかどうか、料理の腕前をチェックされのではないかと気が...
お祝いごとでやってくる義母のおもてなしをどうする?簡単に作れる褒められメニュー!
卒業や入園入学、誕生日などで義母がお祝いに来てくれることになった時には、どんなおもてなしをすればいいか悩んでしまいますね。 子どもの初節句に七五三と、成長の節目ごとにホームパーティをしている...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
「優しい味」って具体的にどんな味を想像する?