反抗期の娘が勝手すぎる。我が子なのに嫌いになりそう……
世の中にこんなに愛おしいものが存在したんだ! そう感じるほどかわいがってきた我が子が、ママにとって真逆の存在になってしまう時期もあるようです。思春期に多い、いわゆる”反抗期”は、その最たるものかもしれません。「成長過程のひとつ」と頭ではわかっていても、大好きだったはずの我が子を嫌いになってしまいそうなことも……。
ママスタコミュニティにも、反抗期の娘さんに悩むママからの投稿がありました。
いっしょに出かけた娘が、突然消えた!反抗期がつらすぎる
『中学3年生の娘とショッピングモールに行ったのですが、途中で気に入らないことがあったらしく急にいなくなりました。広い店内を探してもいない。車で行ったのでそのまま帰るわけにもいかず、途方にくれました。30分後に現れましたが、本人は「お腹が痛かったから、トイレにいた」と。でもそれは嘘だと思います。私への嫌がらせです。
娘の反抗期がきつく、ときに泣きそうになります。娘を嫌いに思うときもあります。でもやっぱり本当には嫌いになれない、ほうっておけない。娘になめられています』
いっしょに行った相手が、突然いなくなる。仮に友達に同じことをされたのであれば、もうその相手とは距離を置いてしまいたいくらいのひどい仕打ちではないでしょうか。
ただこの時期の子どもを育てるママにとっては、そう珍しいことでもないようです。投稿を読んだママたちからは、似たような体験談が集まりました。
『うちもあった。ショッピング中にだんだんイラついてきて、気づいたら消えていたから私は帰ったよ。すぐいなくなる。まじ勘弁』
『うちは去年の夏にあった。ふたりで映画に出かけたら、「足が痛い」って駄々こねて。「じゃあ、帰ろうか?」って言うとブスッとするから、私もイライラして最悪だったわ』
『わかる。私も娘の反抗期で悩んでる。出かけても、途中で必ず機嫌が悪くなる』
なかには「いっしょに出かけてさえくれない」というコメントもあったので、出かけてくれるだけまだいいのかもしれません。とはいってもこれといった出来事もないのに、急に不機嫌になられても……。ママとしてはたまったものではありませんよね。
勝手な行動を取るのは、親を「なめているから」?!
投稿者さんは「娘になめられている」と表現していましたが、こうした自分勝手な行動ができるのは親を信頼しているからでもありそうです。
『怒りの矛先が、ママになっているんですよね。うちの中学1年生娘も、なんでも私に八つ当たりするからよくわかる。「なめられているのかな」とか「甘やかしすぎたのかな」とか、すごく悩む。私も人間だから本気で頭に来るときもあるし、反抗期だからってなんでも”はいはい”って対応できないときもあるよね』
『そういう時期、自分にもありましたもんね。うちは今小学6年生だから、これからなんだろうけど。親って大変だよね。でも娘さんが素を出せる相手が投稿者さんなんだろうし、よい関係だなって思いました。甘いものでも食べて、リフレッシュしてくださいね!』
『娘さん、これだけ反抗してもお母さんは自分を見捨てない人だと信用してるんでしょうね。うちの親は幼稚園のころから手もつないでくれない、子どもがいなくても途方にくれるどころか気づかないまま買い物し続ける人でした。だからちょっとうらやましい』
おそらく娘さんはママを「なめている」のではなく、「甘えている」のでしょう。どっちにしてもママが頭に来ることに変わりはなさそうですが、「甘えているから」と思うことで少しは気持ちがラクになるかもしれません。
不機嫌の理由は自分でもわからない?今が親としての踏ん張りどころ
こうした反抗期を乗り越えたママたちからは、励ましのコメントが届きました。
『反抗期には私も悩んだし、どうしたらいいかわからなくなったよ。でもそれを過ぎたらコロッと変わって、こんな日が戻ってくるのがわかっていたらもっとあれこれできたのにって思った。当時の話を娘とすると、娘自身もどうしてイライラしているのか、自分の感情がわからなかったって。とにかくほうっておいてほしかった、と。
一番つらかったのが、娘が頑張っていたスポーツで優勝したとき。他の人といっぱい写真を撮っていたのに私とは1枚も撮ってくれず、嫌な顔をされたこと。つらすぎて、みんなの前だったけど泣いた。反抗期が終わってから「あのとき、ごめんね」って言ってくれたけど』
『うちは息子だけど、私にもあったよ。いっしょに出かけて機嫌が悪そうなときは、先に私から「◯◯に行ってくるから、そのへんブラブラしてて」って声かけてた。息子も自分がイライラしているのがわかるから、「はいはい」って別行動。落ち着いたころに合流する感じ。自分でもなんでイライラするのか、わからないんだよね。本人もつらかったと思う。
今は成人して家を出たけど、年に数回「お母さん、いっしょに飲みに行こう」とか誘ってくれる。めちゃうれしいよ!』
投稿者さんと同様に子どもの反抗期に悩むママたちも、勇気づけられたようです。
『素敵な話、ありがとう! 私も外で泣きながら帰ったりもする。子どもが「かわいくない」と思うことも。でもこんな経験談を聞くと、少し光が見える気がするな。今は下の子の反抗期もはじまって疲れる毎日だけど、数年後を想像して乗り越えます!』
『体験談、心にしみた。私も今、中学生の娘の反抗期に疲れ切ってて。でもいつか終わると思って、もう少しやさしくします』
もちろん当の投稿者さんも、少しだけ気持ちが落ち着いたよう。
『ひどい仕打ちをされたと思っていましたが、同じようなことをされた方もいて、うちだけじゃないんだなと。今の娘は自分の感情がコントロールできない感じなので、いなくなった30分という時間で気持ちを変換させたのかなと思えました。私もいつか「あのときの反抗期が、嘘みたい」と思える日が来るのかな』
反抗期真っ只中の子どもたちも”暗いトンネル”に入ったように感じているかもしれませんが、それを受け止めるママたちもまた似たような状況にありそうです。でも我が子を大切に思う親でなければ、きっとそんな感情も生まれないはず。いろいろな方法で上手にストレス解消しながら、”頭に来るけど、大切な我が子”とつきあっていってあげてほしいですね。
関連記事
※反抗期の娘が他人に失礼な態度を……!女の子の「気に入らないこと」は親も理解が難しい?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 娘の反抗期がつらい