話し合いで自分の意見を言わないのはなぜ？みんなの意見を引き出すために必要なのは「否定しない進行役」
人付き合いをしているなかで、ときに他人と考え方が違うことに気づくシーンが出てくることもあるでしょう。ママスタコミュニティに他人との考え方の違いに戸惑っているママがいました。
『自分の意見を言わない人、イライラするわ』
投稿者さんは話し合いの場で自分の意見を言わない人にイライラしてしまうようです。投稿者さんは話し合いの場では自分の意見を主張するのでしょう。他のママたちは自分の意見を言うのでしょうか。またどんな人にイライラを感じてしまうのかも、教えてもらいましょう。
何事も言わないとわからないよ！
『投稿者さんに同意。言えないとか、遠慮とか、言っても無駄とか、言えない気持ちわかれとか。他人同士、言わなきゃわかりません。学校で習わなかったの？ 言わない、いや言えない弱さを美化しないで』
話し合いの場で何も意見を言わない人に対して、イライラしてしまうのは投稿者さんだけではないようです。自分の考えや気持ちは、言葉にしないと相手には伝わらない！ という鋭い指摘がありました。
ママたちはこういう人にイライラしている
『否定だけしておいて、代替案の1つも出せない人はムカつく』
『意見を言う場では黙り、裏ではそのことに文句ばかり言う人はムカつく。意見を言えないなら、ずっと黙っていてほしい。大人なんだから』
誰かの意見を否定したいこともあるかもしれません。ただし否定したからには否定した考え方の代わりになる意見を出してほしい、とのコメントがありました。意見を出して欲しいときには出さず、話し合いなどが終わった後になっていろいろと言ってくる人に納得できない、というママもいました。
なぜ自分の意見を言わないのか？
面倒だしトラブルを起こしたくないから
『私は言わないよ。面倒だから。言われたことや決まったことはきちんとやるけれど、それ以外は口を出さない』
『わざわざ波風を立てることもないから、余程のことでなければ意見は言わない。決まったことに従うだけ。意見を求められれば無難な回答はする』
自分の意見を言わないのは、トラブルを避けるためでもあるようです。例えば自分が意見を言ったことで、新しい議題ができて話し合いの時間が伸びてしまうかもしれません。あるいは参加者の誰かが責められるようなことが起きる可能性もゼロではないでしょう。意見を言うことによって起こるかもしれないトラブルを避けるために、意見を言わないママもいるようです。
意見をいうと周りの人に何か言われそうだから
『お前が言うなボケ！ みたいな人がいると怖いから、察して何も言わない』
『あの人なんかが意見して何なの！？ クスクスみたいな人がいるから。隣同士目を合わせてクスクスとか』
意見を言ったとしても批判的なことを言われたり、場合によっては笑われてしまうこともあるようです。そういった嫌な経験があると、今後は意見を言いたくなくなってしまいますよね。
自分が意見しても……と考えてしまうから
『自分なんかが意見してもという場合で、何も言えない人なの。言える立場じゃないしと謙虚な人。言わない人の気持ちを考えられる？』
『何か言うと、かえってトンチンカンなことを言ってしまいそう。いろいろ考え過ぎて何も言えない』
自分が意見を言ってもいいのだろうか、と考えてしまい何も言えなくなってしまう人もいるかもしれません。何か言おうとしても考えがまとまらず、筋の通った話ができないのでは、と思うケースも少なくないようです。
会議や集会はまとめ役が肝心。平等に意見を聞ける人を選んで
『仕切っている人が威圧的だったり、発言したことに反対意見ばかり出す人がいると、自分の意見を言いづらくなるよね。まとめ役が全員からまんべんなく意見が拾えるような人だと、話し合いが上手くいくと思う。そのときのまとめ役がどんな人かで、発言しやすい雰囲気は違ってくると思うよ』
複数の人が集まる場では、自分の意見を言い出しにくい人もいるのかもしれません。「どうせ聞き入れてくれない」「間違ったことを言ったらどうしよう」などと考えてしまうのでしょう。そのような場合には、司会をする人やまとめる人がうまくフォローできると、話し合いはスムーズに進行しそうです。
否定的なことは言わず、みんなの意見を上手に取りまとめることができる人を進行係にするなど、話し合いでの役割分担を工夫すると活発な議論が交わされる有意義な時間になるのではないでしょうか。
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