男は雨が降っても「洗濯物を取り込んで」と言わないと取り込まない!?家事を手伝わない旦那さんへの効果的な対処法
「男性というものは」とひとくくりにしてはいけないことは分かりつつも、身近な男性たちが同じような行動をすると、思わず「やっぱり男性ってこうだよね」と思ってしまいますよね。例えば実父のダメな所と旦那さんのダメなところが一緒だったら「男ってこんなところがダメだよね」と思ってしまうように。
ママスタコミュニティに立ち寄ったあるママさんの旦那さんは雨が降っても洗濯物を取り込んでくれないそう。これは男全般のあるあるなのか、それともこの旦那さんに限ってのことなのか……気になります。
『男っていちいち「雨が降ったら洗濯物を取り込んでね」って言わなきゃダメなの? 大人なのだからそれくらい気付いて欲しいよね。そこまで旦那を育てないといけないの? みんなのご主人はどう? うちは言わないとしない。イライラする』
みんなの旦那さんは、雨が降ったら洗濯物を取り込んでくれる?
みなさんの旦那さんは、雨が降ったら洗濯物を取り込んでくれますか?
言わなくても自ら取り込んでくれる
『うちは何も言わないけど、ちゃんとやってくれるよ。逆に、「雨が降って来たよ~」って電話してくれることもあるからありがたい』
『旦那は取り込んでくれるよ。雨雲情報とかこまめに見ているタイプ』
もちろんのことではありますが、男性でも洗濯物を取り込んでくれる人は必ずいるようです。ママさんが雨に気が付かないと思って連絡をしてくれる、心優しい旦那さんもいるようですよ。
こちらから声をかけないと取り込んでくれない
『あれこれ言わなきゃ何にもしないよ。義母は何をしつけてくれたんだか』
『取り込まないね。知ったこっちゃないんだろね』
ただママスタコミュニティで目立ったのは、相談してくれたママさんと同じように「旦那さんは何もしてくれない」という声。たとえ雨が降っていて洗濯物が濡れてしまうことに気が付いたとしても、「自分の仕事ではない」と考えているのでしょうか。または洗濯物が干してあること自体気が付かない旦那さんもいるようですよ。
そもそも雨が降っていることに気が付かない!
『雨が降っているのに気付いたら入れてくれるけど、雨に気付かないことが多い』
『雨が降っていることすら気が付かないよ。もう最悪』
家の中にいると、テレビを見たり自分の好きなことをしたりしてリラックスしている分、外の音には意識が向かないのかもしれませんね。
説明されたこと、言われたこと以外しないという旦那さんも
また「言わないと取り込んでくれない」と答えてくれたママさんの旦那さんは「雨が降ったら洗濯物を取り込んで」といっても、本当に「取り込む」動作しかしてくれない旦那さんが多いようです。
『うちなんか「取り込んだ後は、部屋の中の物干し場にかけておいてね」まで言わないと、まだ乾いていない洗濯物を部屋に投げ入れたままよ。なので家事を頼むことを諦めた』
『「取り込む」についてはようやく分かってくれるようになったけれど、問題はその後だよ。ハンガーをつけたまま床に放り込むだけ。あれもイラつく。乾いているのならまだしも、湿っぽいのに重ねて放り込んだままとか』
取り込んだ洗濯物が多少濡れていてもお構いなし。そのまま廊下にポイっと置いて、干すことも畳むこともしてくれないのだとか……。主婦目線で見ると「あり得ない」ことですが、いったいなぜ旦那さんはこんなことをしてしまうのでしょうか。また洗濯物を洗い直さないとといけない手間となるのに、なぜ雨が降っても取り込んでくれないのでしょうか?
積極的に動いてもらうには、旦那さんにも家事に意識を向けさせることが大切
旦那さんが家事を積極的にするには、意識を持たせることが重要だとアドバイスがありました。
『うちは言わなくてもやってくれる。取り込んで畳むまでやってくれるし。独身の頃からやっていたからだと思っている』
『そこに意識が向けば、何も言わなくてもやってくれるだろう』
『「洗濯物」との接点が薄いからでしょ。旦那の中で洗濯物の存在感ナシに近いんじゃない?』
『旦那は家事に対して主体的じゃないからだよ』
『主婦より洗濯の意識が低いからね』
旦那さんはそもそも「誰かが洗濯物をしてくれている」ということ自体忘れてしまっている可能性があります。いつの間にか自分の服が綺麗に畳まれてタンスにしまわれている。旦那さんにとってはそれが日常なのです。また「洗濯物を取り込んで」と言われて床に置いてしまうのは、洗濯物に関する一連の流れが分かっていないためだと推測できます。
つまり「雨だ、洗濯物を取り込もう」と自発的に行動できる旦那さんは、ひとり暮らし経験があったり、実家で手伝いをしていた経験があったりと、家事の仕組みや一連の流れを理解しているのではないでしょうか。
「家事」を意識させるにはどうしたらいいの?
『家事するときに口に出してアピールしながらやるといいよ! 「雨だー! 洗濯物を入れないと濡れちゃうー! 臭くなるから濡らしちゃダメなのよねー」とか。2年生の息子もそれを聞いて「雨が降ると、大変だー」って言いに来てくれるようになったから』
日ごろから「雨で濡れたら洗濯物が臭くなる、2度手間だ」などとママさんが口にすることで、それを耳にした旦那さんに洗濯など家事について意識するきっかけになるのかもしれません。また旦那さんにまずは自分の洗濯物を洗濯機に入れて回すところからこなしてもらったりするのもいいでしょう。そうすれば旦那さんも「洗濯物を取り込んで」に含まれた「洗濯物を取り込んで、部屋に干すあるいは畳むかして、最後はタンスにしまっておいて」という意味を察してくれるようになるかもしれません。言われたとおりのことしかできなかったり、何かひとつしかできないのは一連の流れが分からないから。「雨→取り込む→干すあるいは畳む」と一連の流れを教えてあげれば、きっと今以上に家事に積極的になってくれるはずですよ。
文・物江窓香 編集・blackcat イラスト・カヲルーン