「子育てを楽しむ」という抽象的なアドバイスに納得できないママ。欲しいアドバイスをもらう方法は?
幼稚園の先生から子育てについてアドバイスをもらったというママから、投稿がありました。
『子育ては楽しんでやった方がいい、というアドバイス。すごく嫌いです。それができないから困っているし、そもそも子どものことで具体的なアドバイスが欲しくて相談したのに、「楽しんじゃえばいいんですよー、楽しまないと損ですよ」なんて。自分が子育てをしているときはどうだったんですかと。幼稚園の先生に相談して思った』
相談した相手の抽象的なアドバイスに、投稿者さんは納得ができない様子です。なぜ相手は抽象的なことを言うのでしょう。また納得できるアドバイスをもらうためにはどうすればいいのでしょうか。
その気持ちわかる!というママも
『具体的なアドバイスが欲しいときに、「楽しめ」と言われてもね。いや、そういうことじゃなくて……と思うよね』
『わかるー。「もう少ししたらもっと大変だよ」とかもいらないわー。こっちは今がしんどくて大変なんだよと思う』
投稿者さんと同じように、具体的なアドバイスがもらえずに納得できない気持ちになるママも少なくないようです。具体的にどうすればいいのかを教えてくれないと、相談したママも対処のしようがなくて困り果ててしまいますね。
相手が「子育てを楽しんで」という理由
相手は応援したい気持ちがある
『ちょっと一息ついて! と応援しようという意味だと思う』
「子育てを楽しんで」というのは、「もう少し楽に考えてみて」「ちょっと休んでみて」という応援の意味が込められているのかもしれません。気持ちに余裕があると子育ても楽しめるでしょうから、遠回しに「息抜きをして」と伝えていると考えることもできそうです。
子育ての大変さを忘れてしまっている
『出産の苦しみと同じ感じかも。忘れちゃわない? これから産むという人に「大丈夫、なんとかなるよ!」みたいな』
『新生児の頃は眠れず大変だったけれど、あの頃は可愛かったなぁと思うでしょ? 振り返って見てみるとそう思うだけ』
相談相手になった幼稚園の先生は、子育ても一段落をして子育ての大変さを忘れてしまったのでは? という意見がありました。過去を振り返ったときに楽しい思い出ばかりならば、子育てを楽しめると思っても仕方ないのかもしれません。
実際に子育てを楽しんでいた
『気の持ちようで全然変わるのも事実なんだけれどね。お金も手間も時間もかからずに、変えられることではあるんだよね。簡単とは思わないけれど。そう言う人は、「逃げられないなら、楽しんじゃえ~」と子育てしてきたから言っているんじゃないの?』
子育てを楽しめるかどうかは、その人の気持ち次第なのかもしれません。相談した相手は子育てをするならば楽しもうと考えて、実際に楽しんでいたのではないでしょうか。そのため自分の実体験を踏まえてのアドバイスだった可能性もあるでしょう。
「具体的にお願いします」と言ってみよう
『それができないから困っていると言えばいい。どうしたら楽しんで子育てできますか? と』
『その楽しむ方法とやらを具体的に言わない限り、アドバイスに当たらないよね。アドバイス受けて実行するかはこちらの問題だけれど、その言い方はただの精神論を語られただけに感じる』
「子育てを楽しむ」という抽象的な言い方ではなく、具体的なアドバイスが欲しいのであれば、それを相手に伝えてみるのも手です。「どうすれば楽しめますか? 具体的にお願いします」と言えば、相手も具体例を出しながら説明してくれるのではないでしょうか。
抽象的なアドバイスの解釈の仕方を変えてみよう
子育てのアドバイスを求めたときに具体的なアドバイスをもらうためには、「具体的にはどうすれば楽しめますか?」と自分から質問をする方法がひとつにはありそうです。
アドバイスをもらったときに、それをどう解釈するのかでも内容が違うことがあるかもしれません。楽しむためにはどうすればいい? と考えたとき、人によって”楽しみ方”は違っていいですよね。家事をひとつサボったり今日の晩ごはんはお弁当を買ったりするなど、家事や育児で少し手を抜いてもいいでしょう。ママ友など誰かに育児を助けてもらってもよさそうです。もし今後も抽象的なアドバイスがきたら、具体例を教えてもらったり解釈の仕方を変えてみたりすると、解決策が見つかるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・しのむ
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