2020/01/21

高校受験目前なのに、友だちの家にお泊まりする約束をしてきた娘。どう対応すればいい？

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『中3の娘が正月が明けるなり友だちの家に泊まりに行くと言い出した！　今の時期にお泊まりなんてナシだよね？！』

高校受験を目前に控える中学3年生の娘さんから、「友だちの家に泊まりに行きたい」と言われた投稿者さん。お正月が明けたばかりの時期、受験目前の今、「なぜ？」と驚きを隠せずママスタコミュニティに投稿したようです。

高校受験目前の時期に友だちの家に泊まりに行くという娘に困惑

『娘が「友だちの家にお泊まりする約束をしてきた」というから怒ったんだけど、「相手のお母さんはOKと言ってくれているのにどうして？！」と逆ギレ。約束するウチの子も悪いんだけどさ……。受験前のこの時期にOKを出す？　ちなみに相手の親子との面識はナシ。ウチの子は公立受験だけど、お泊まりをしに行っている余裕なんてまったくないよ』

今回投稿者さんがママスタコミュニティにお悩みを投稿したのは、お正月が明けた1月4日。中学3年生といえば、高校受験目前でピリピリする時期ですよね。お住まいのエリアによっては月末には推薦入試などが始まるところもあります。公立の高校でも2月半ばに入試のところもあれば、3月半ばというところもあるでしょう。投稿者さんのお子さんがいつ受験日を迎えるのかはわかりませんが、ママスタコミュニティに集まったママたちの多くが、1月にお友だちの家にお泊まりすることには「NO」という姿勢で話をしていました。

息抜きも必要だけれど、時期を見極める必要がある

『この時期は、なしでしょ。遊ぶ約束すらしていないよ。みんな「受験が終わったら遊ぼう」って計画をたてている』

『なし！　合格したあとならともかく、この時期になんてのんきすぎる』

『うちの子どものところは、今月末が私立入試で今まさに追い込みの時期だから絶対なし。公立受験だとしてもなし。本人も周りの友だちもみんな、受験が終わってから遊ぶことを励みに頑張っているよ』

筆者にも、今まさに受験を控えた子どもがいるので、ママたちの声にはうなずくばかりです。楽しいことや面白そうなことなどがたくさんあるなかで、筆者の子どもも「受験が終わったらね」という合言葉を励みにしながら、毎日の塾通いや受験勉強を頑張っています。

1月のこの時期は、ラストスパートをかける時期と言っても過言ではありません。子どもたちは遊びたい気持ちを我慢し、受験勉強に励んでいます。ですから受験が終わってからでもいいのではと話してみるのはいかがでしょう。

「相手のママがOKを出しているのに」と不満を訴えかける娘に、どう答える？

相手のお友だちのママが、お泊まりを許可していることにさらに驚いていた投稿者さん。娘さんからの訴えかけに、ママはどのように答えればいいのでしょう。

『「受験が終わってからゆっくりとね」という』

『「受験が終わってからね！」でオワリ』

『「受かったらいいよー」以上』

ママたちからはいたってシンプルで、わかりやすい対応が寄せられました。投稿者さんがダメだと思うのであれば、「よそはよそ、うちはうち」ということをきちんと伝えるしかなさそうです。

1日ぐらいいのでは？という声も

『1日くらいならいいんじゃない？　1日勉強しないぐらいで落ちるの？』

『全然ありかな。いまさら1日どうこうしたぐらいでは変わらないよ。行きたきゃ行かせればいいじゃん！』

『怒られて逆ギレしているようなら、結局家にいても勉強はしないと思う。自分の家に泊めるのにOKを出すかどうかは人それぞれじゃない？　OKを出した相手の親の問題ではなくて、本人の自覚の問題だよね。友だちと一緒だとものすごく勉強できる子もいるだろうし』

勉強や体調管理など、考えることの多い時期ですが、1日ぐらいなら息抜きや気分転換としてありでは？　という声も寄せられました。大切なのは子ども自身が受験をどう捉えているのか、なのかもしれません。

相手の親御さんがOKを出す出さないは別として、お友だちの家に1日だけお泊まりに行くことが、どのようなメリットを生むのかお子さんに聞いてみてはいかがでしょう。楽しいだけではなく、きちんと勉強をする気があれば、お互いに励まし合い、高めあえる可能性もありますね。

可能であればお泊まりではなく、息抜き程度がベスト？

受験目前となる1月ごろでも、適度な息抜きや気分転換は大切です。子どもも適度に休むことで、また頑張れるというものではないでしょうか？　冬のこの時期は、体調を崩したり、風邪やインフルエンザなどの感染症の心配もあったりしますので、頭ごなしに禁止するのではなく、ママが心配していることをきちんとお子さんに話してあげるといいかもしれません。息抜き程度ならいいけれど、お泊まりは受験が終わったらね……と、落ち着いて持ちかけてみてはいかがでしょう。

ママが感情的になるとお子さんもヒートアップしてしまいかねません。できる限り冷静に、可能な部分はお子さんに譲る気持ちで、受験までの残りわずかな期間を親子で乗り切りましょう！

文・櫻宮ヨウ　編集・山内ウェンディ

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