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夫の育児休業取得がとてもありがたかった話【後編】

第2子である息子の出産後に、1ヶ月の育休を取得した夫! 育休も後半戦に差し掛かり、夫と娘が風邪をひいていたある夜のこと。息子の様子がどうもおかしくて、微熱もあり顔色も悪く、なかなか寝つきません。

翌日娘共々病院に連れて行くと、息子は風邪ではないとの診断。大きな病院へと行くように言われてしまいます。上部尿路感染症と診断され、総合病院へ即入院となってしまいました。

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さて妻から見た夫の育休取得はというと「取ってくれてよかった〜!!」でした。

息子の入院期間をひとりでこなさなければならなかったら、私は心身をもっと弱らせていたことでしょう。
息子の入院で、夫に「低月齢期をみっちり経験してほしかった」という当初の願いは半分の時間くらいしか叶いませんでしたが、まとまった時間を娘のワンオペ育児で過ごしたことで”ひとりでやる育児の大変さ”は少しはわかってくれたかなぁと思います。

わが家に起こったようなことはそう多くはないと思うのですが、それでも、世のお父さんたちにも積極的に育休を取ってほしいと思うのです。また、もっと取りやすい社会になることを願っています。

……さらに余談ですが、夫の復帰後には、短い期間でまたもトラブルが続き突発的な休みが頻発しました。(娘のやけど、娘・私・息子のインフルエンザなど。)見かねた上司からは夫は2回目の育休取得を勧められたりもしたようです。

『ママの出産後8週間以内の期間内に、パパが育児休業を取得した場合には、特別な事情がなくても、再度、パパが育児休業を取得できます。(厚生労働省リーフレット「両親で育児休業を取得しましょう!」より ※2020年1月時点の情報です)』

わが家では2回目は取得しませんでしたが、こういった制度もあるのだ、ということがもっと広まればいいなぁと思います。

文、イラスト・きたがわなつみ

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